今年も銀河系軍団(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も金曜日はいつものように梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、今週は阪神競馬場勤務からの栗東入り。同じような日程で、先日は「次郎系」ラーメンに四苦八苦したS社のSクンと一緒にドライブしながら行こかという話になったんです。で、その道中に先週できたばかりで、西日本最大級のサービスエリアと呼ばれる宝塚北SAに寄ることに…。

 市街地から、どんどん人里離れた地域の奥の方へ上がっていくと、暗くなった先に明るい光が見えてきます。宝塚北インター、できたばかりとあって大混雑です。しかし、本当に綺麗で、とにかくデカい! 何より驚いたのはトイレの豪華さ。ワタクシたちが入れない女子トイレが豪華だって話は聞いていたんですが、男子トイレもすごかった。まずは広いし、小用の便器の上にそれぞれ手を洗うゾーンが設けられている。さらに、水道から引き抜くタイプのシャワーもあるから、簡単にシャンプーなんてできてしまう(ちなみに電源もあるから、ドライヤーも差し込めます)。こりゃ、贅沢です。

 しかし、感動もここまで。お目当てだったフードコートは全く入り切れずに、入り口から館外に出るほどの大行列。仕事が終わった後の午後7時過ぎだというのに、です。泣く泣く断念して、高速で栗東へ向かおうかと思っていると、何と真横に併設する宝塚北インターはETC専用だったりする。そう、ワタクシの車はETC未搭載車。再び一般道で下山し、新たに山道をのんびりと走った末、ようやく別の高速入り口から乗ったのです。

 栗東に到着し、二人で到着直後に一杯やったのが午後9時前。意外な長旅になりました。やはり、情報化社会。話題のスポットをなめてはいけません。ということで、そろそろ本題へ。まずは、明日の競馬から。阪神では9Rでアザレア賞が行われます。このブログを休んでいる間、皐月賞出走馬の鞍上が続々と決まりましたね。すみれSを勝った池江厩舎のキタノコマンドール(牡、父ディープインパクト)はMデムーロJ、ホープフルS勝ちのタイムフライヤー(牡、父ハーツクライ)は内田J、安田翔厩舎に転厩したケイティクレバー(牡、父ハービンジャー)は浜中Jと新たにコンビを組みます。

 その中でダービーを目指す組にとって大事なのがアザレア賞。ここの勝ち馬、昨年まで3年連続で青葉賞を勝っているんですよね。まずは友道厩舎のスーパーフェザー(牡、父ディープインパクト)からいきましょうか。前走のあすなろ賞は後方からの伸び脚が目立ちましたが2着。「馬に緩さが残っていて、追走に余裕がないけど、最後はよく追い込んでいた。成長曲線が緩やかな馬ですが、能力は高いと思います」と大江助手。距離延長で成長度の遅さを補えれば、待望の2勝目を手にできると思いますが…。

 角居厩舎のパンコミード(牡、父キングカメハメハ)は前走のアルメリア賞でハイペースの先行策から、直線で外へよれてしまいました。「若さが出ましたね。鞍上は道中から怪しかったということでした」と角居調教師。ラブリーデイの全弟という血統馬だけに、ダービー路線に乗っていけるか。そして、池江厩舎のヴェルテアシャフト(牡、父ディープインパクト)。こちらは前走で大敗しましたが、「距離(延長が敗因)という止まり方ではなかったから」という池江調教師の見立てから、再びこの距離へ。真価の問われる2戦目です。

 さて、その池江厩舎の2歳馬情報を少しだけ。昨年はそのラインアップから「銀河系集団」とネーミングした記憶がありますが、今年はそれを超えてきたといえる強烈な布陣なんです。

 ディープインパクト産駒はサトノソロモン(牡、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)に、POGではおなじみのサトノルークス(牡、父ディープインパクト、母リッスン)。全兄にシルバーステイトを持つキーファーズがオーナーのシルヴァースカヤの16(牡、父ディープインパクト)シャンパンドーロの16(牡、父ディープインパクト)もいれば、ダノックスSがオーナーのサミターの16(牡、父ディープインパクト)もいる。全部で10頭います。

 この中でサトノソロモンはセレクト当歳セールで2億8000万円がついた1頭。お母さんは仏G1を勝っています。現在で530キロあるそうです。「見た目は迫力があって、アラジンみたい。距離はもちそう」とのこと。こちらはゴールデンウィーク明けにノーザンファームしがらきへの移動が予定されていて、8月か9月のデビューを予定しているとのこと。あと、サミターの16は母が愛米G1勝ち馬で、セレクト1歳セールで2億5000万円の値段がつきました。4月下旬にもノーザンファームしがらきに移動予定とのこと。「500キロ前後ぐらい。素軽くて、切れそうです」と順調にいけば7、8月のデビューも視野に入っています。

 ということで、ダラダラと書き続けていきそうなので、2歳世代だけで5頭いるFrankel産駒の話などは次回以降に回します。いや~、すごいわ。で、ネット限定「厳選馬」ですが、阪神9Rの4スーパーフェザーを。こちらはセレクト1歳セールで2億6000万円だったかな。ダービー路線に乗ってほしいと思う1頭です。続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

阪神6R・5ティーブラッサム(同じ舞台の2走前で展開を考えると中身の濃い競馬。減量起用でしぶとさ増す)

阪神11R・10プレスティージオ(実績が示す通りの阪神巧者。ここ目標に仕上がりもいい)

中山9R・10レイエスプランドル(出遅れながらもまくり、突き放した前走が強い競馬。500万でも通用の器)

中山11R・6テオドール(血統からマイルへの距離短縮は合いそう。未知の魅力にかける)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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