速攻系を少々(美浦)

 こんにちは、川上です。本日は休みだったはずが、受けそびれていた健康診断を受けなければならず、品川へ…。そこからつかの間、会社に立ち寄ってのパッチパチ。ではいきましょう!

 さて、先週の美浦トレセンで記者や厩舎スタッフさんなどからヒッキリナシに祝福を受けていたのは、エポカドーロで皐月賞制覇を果たしたヒダカBの番頭、Tさん。栗東の所属馬とはいえ、クラシックでの快走は、会員さんの喜びはもちろん、クラブの宣伝効果としても非常に大きいはず。「いや~良かったですね。あとは、これでYさんからの変な取材がこなければ…!」と満面の笑み。Nスポーツの崖っぷち男こと、Yさんのコラムへの登場回数は美浦内でも屈指の存在。ワタクシも何度か爆弾を食らっていますが、Tさんが被害に遭わないことを願うばかりです…!(笑い)

 というわけで、本日はそのTさんも楽しみにしている一頭から紹介しましょう。新種牡馬ジャスタウェイの産駒、ジェミーウェイ(牝、父ジャスタウェイ、母プレシャスジェムズ)が週末21日に伊藤圭厩舎に入厩しています。お母さんのプレシャスジェムズは同厩舎所属で11年クイーン賞(2着)、12年TCK女王盃(3着)、同マリーンC(3着)と交流重賞でも活躍。そこに新種牡馬の父が入って、どんな走りを見せてくれますか。そうそう、先日取材してきたNF空港でも上がったのが「ジャスタウェイ産駒は芝だけではなく、ダートもこなせそうな走りをする」という話。この馬も現状で460キロ前後と馬体もしっかりしたタイプで、芝、ダートを問わず活躍できそう。Tさんいわく“速攻系”としても期待できそうです。

 続いて、手塚厩舎へ。先週の紙面POG特集でも取り上げたラッキーライラックの半弟ライル(牡、父ディープインパクト、母ライラックアンドレース)も当然注目されますが、楽しみな馬は他にもたくさん。本日の流れで、速めのクチを取り上げましょう。

 フィリアーノ(牡、父ルーラーシップ、母パシフィックギャル)は同厩舎で新馬VからアルテミスS、フラワーCでも2着と早くから活躍したパシフィックギャルの初子ですね。「初子の割に背も出てきているし、これはなかなかいいと思う。早めにデビューできると思います」とトレーナーです。フェルシュテルケン(牡、父ダノンシャンティ、母レインボークォーツ)も最初の東京からのデビューを目指す一頭。「(同じ父の)スマートオーディンに似ている。仕上がりも早いし、なかなかいいですよ」と手塚師のトーンも高いです。それから、マキ(牡、父Pioneer of the Nile、母Life Well Lived)もワールドワイドな血統で要注目の一頭。「馬格があって、いい馬。速い時期から走れそう。芝、ダートどちらもこなせそうですね」とマルチな感じ。こちらも早めから楽しみなタイプであります。初陣の予定などは、追って取材していきます。

 本日は“速攻系”を中心に、このあたりで失礼します。ではではまた!

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