母子2代(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も梅田、会社からのパッチパチです。実は昨日も書いたように、北のシズカ記者から寄せられた情報を「貯金」しておる状態なんですが、どうにも本日の更新分で処理しきれそうにない。ということで、久々になりますが、明日も日曜日更新をさせていただきます。北海道スペシャル、ですね。

 さて、昨日は珍しく金曜日に三宮(神戸の繁華街)でいつものBARへ。静岡県で単身赴任をしている先輩が帰ってきたため、呼び出されたのです。まぁ、20人も入らない店内はなかなかの盛り上がり。なじみのバーテン君が実はワタクシがお店で軽くしゃべっていた馬の馬券を買っていたことが判明し、競馬の予想柱の見方を教えるなど、珍しく飲み屋の席で競馬の話なんかして…。

 とはいえ、翌日も朝から仕事ってことは忘れちゃいません。最終電車に何とか乗り込みました。しかし、です。車内で熱心に携帯ニュースを見すぎてしまいまして、気がつけば自分が降りる予定の駅、甲子園口という駅を乗り過ごしていたことに気づくワケです。最終電車で乗り過ごす=タクシー利用、という悪循環。駅のロータリーでは結構タクシーが来るまで待たされ、家までの道を指示する時の虚しさは何とも表現できないもの。自宅前に到着後は、ドライバーさんが「兄ちゃん、一駅乗り過ごしたな」とニヤリ。見事に傷口に塩を塗ってくれるモノです。

 ということで、今宵も三宮に繰り出す予定で、もう思い出したくもないので、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日は阪神5Rで新馬が行われますね。なかなか、各馬の調教時計は優秀で、地味に好カードっていう感じです。ただ、血統的に注目という点では佐々木厩舎のショウリュウイクゾ(牡、父オルフェーヴル、母ショウリュウムーン)でしょうかね。お母さんは今回と同じ舞台でアパパネに先着したチューリップ賞など重賞3勝馬。その中で京都牝馬Sで手綱を執っていた浜中Jとのコンビで初陣を迎えます。「フットワークのすごくいい馬ですよ。お母さんには乗り難しい面があったけど、調教でそういう面は感じませんでした。長く、いい脚を使えそうですね。期待しています」とかなり手応えを感じているようでした。どんなレースをするのか注目ですね。

 で、函館5Rも結構、動きのいいメンバーが集まった印象です。武豊×武幸厩舎のコンビで注目を集めそうなのがファイアーボーラー(牡、父メイショウボーラー、母ユメノハコブネ)。こちらは武豊Jが栗東での調教で感触を確認しています。「いい動きだったね。楽しみ。前向きな気性でスピードもありそうでした」と手応えをつかんでいるようです。

 このレース、当ブログで何度か触れてきたナンヨーイザヨイ(牡、父エイシンフラッシュ、母シャルルヴォア)もデビューします。「初戦から動けるタイプだと思うし、どんな競馬をしてくれるか。楽しみです」と松永幹調教師は口にします。松永幹厩舎では半兄にヤマニンボワラクテを持つヤマニンマヒア(牡、父ディープインパクト、母ヤマニンカルフール)も帰ってきています。こちらは昨日も触れた中京開幕週の芝マイル、武豊Jでのデビューを予定しています。父にディープを迎えたことで、兄のボワラクテよりはスラッとした体つきのようです。

 ということで、ここからはPOG情報。まずは矢作厩舎からいきましょうか。今週の栗東に2頭の2歳馬が入ってきました。木曜日には半姉にアンヴァルを持つベルヴォワ(牝、父ディープインパクト、母アルーリングボイス)、そして今日はウラノメトリア(牡、父ルーラーシップ、母ミクロコスモス)です。どちらも母系は筋が通った一族ですね。さらに、来週には函館にTashazaraの16(牡、父Malibu Moon)ケイツーテソーロ(牡、父ハーツクライ、母カサブランカスマイル)が入ってくるようですね。さらに、ホウオウライジンと同じように調整を進めているメテオスウォーム(牡、父ロードカナロア、母プリモスター)は現在、中京1週目の芝1400メートルがデビュー戦の第一候補になっているとのこと。ここに起用の場合は武豊Jが手綱を執るようです。この距離からの起用となりますが、「折り合いに問題ないタイプ」と融通は利きそうな感じでした。

 続いては安田隆厩舎ですね。こちらは来週の阪神芝1800メートルにサンサルドス(牡、父オルフェーヴル、母ヴィヤダーナ)が出走を予定しています。兄にダノンメジャーなどを持つ血統ですね。「切れるというよりは長く、いい脚を使えそう。体力はありますね」と安田隆調教師は期待しています。あと、来週の函館ダート1000メートルでは北村友Jでスマートスリロス(牝、父キンシャサノキセキ、母グリッターアイス)がデビュー予定。期待の大きいサトノボヌール(牝、父ロードカナロア、母スターダムバウンド)は「カイバ食いが悪いんですよね。乗り味はいいらしいんですが…」とゆっくり調整を進めていく方針のようです。

 最後に池添学厩舎。半姉にクイーンC勝ちのテトラドラクマを持つセプタリアン(牡、父キングヘイロー、母リビングプルーフ)は来週の芝1200メートルを福永Jで予定しています。「マイルぐらいまであっても、距離はもちそうな馬ですけどね。いい馬ですよ」と池添学調教師の感触は上々です。さらに、半姉にローガンサファイアを持つブルスクーロ(牡、父キンシャサノキセキ、母ダークサファイア)は中京の開幕週の芝1400メートルを予定。あと、全姉にサラキアを持つサラミス(牡、父ディープインパクト、母サロミナ)は今週、ゲート試験に合格したようです。先週の取材で「サラキアとは体が違って、500キロ近くありますからね。いい馬ですよ」とトレーナーはかなりの手応え。ゲート合格後は放牧に出して、秋デビューに備えるという話でしたから、今後は成長を促すと思います。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

東京1R・3スパーダ(前走は勝負どころでバランスを崩しながらも猛追。ダートは本当に走る。スムーズなら、まず崩れない)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神1R・9タマモカプチーノ(攻め馬が実戦に結びつかない現状だが、リフレッシュ効果に期待)

阪神8R・8レディギャング(ハイペースで踏ん張った前走が優秀。行き切れば、少々のペースでも距離延長でも踏ん張る)

函館9R・7ホリデーモード(今まで骨っぽい相手に揉まれてきた。洋芝も向きそう)

函館12R・3クリノサンスーシ(小回りの1800メートルはベストの条件。相手が超強力なのは百も招致だが、51キロなら小銭で少々)

 今日はここまで。土曜日ですけど、また明日です。ではでは

東京12R・12ナムラムラサキ(降級戦、左回りのこの距離を待っていた。条件そろった今回は好走必至)

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