ゆかりの血(栗東)

 こんにちは、山本です。久々の日曜日更新は阪神競馬場からでございます。ではでは、パッチパチと行ってみましょうか♪

 さて、4月ぐらいだったか。ネットをノンビリ見ていますと、「唐揚げグランプリ開催」というページを見つけたんです。その中には各地方で美味しい唐揚げのランキングが載ってたりする。で、これを見ていくと、ワタクシが遊ぶテリトリー内のお店が結構、多いことに気づいたのです。三宮(神戸の繁華街)に至っては、いつものBARから歩いて1分もかからないところに美味しい店があることが発覚。灯台もと暗しってヤツです。

 で、つい最近。自宅近くにグランプリで金賞を取った店の支店がオープンしたと聞きました。早速、店を訪れたんですが、カウンター&調理を担当しているのは明らかにバイトと思われる一人の若い女性。正直、大丈夫かいなと思ったんです。ところが、持ち帰って食べたアツアツのもも肉と胸肉の唐揚げはジューシーで味付けが抜群。なるほど、金賞という理由がよく分かります。一人で頑張っていたお姉さん、疑ってしまってゴメンなさい。そんな流れで2日後、これも自宅近くにあった唐揚げ専門店、こちらは唐揚げグランプリに名前が入っている店ではないんですが、そちらの方を訪れたんですが、これもホントに美味しいんです。ということで、今は唐揚げにハマり気味。特に小さな店構えでも、専門店は侮れません。

 ということで、食べ過ぎ→太りすぎに注意しつつ、そろそろ本題へ。今日は昨日もお伝えした通り、シズカ記者の北国便り、ドーンといっちゃいましょうSPです。ていうか、シズカ記者のコーナーをワタクシがパチパチしているのも何か違和感があるなぁ…。

 まずは石坂厩舎です。ドナウデルタ(牝、父ロードカナロア、母ドナウブルー)はジェンティルドンナを叔母に持つ、厩舎ゆかりの血統馬で、お母さんにとっては第2子。牧場サイドの評判も高いようですね。今月8日に函館に入り、ゲートの練習を行っています。「性格はきょうだいに似ている。ちょっと慎重というか、あまり表に出さないタイプ。性格をうまいこと育ててあげられれば。筋肉がついて体はしっかりしている」と鹿屋助手は話します。この血統で早い時期から始動できる点は心強いですね。

 続いては同じ日に入厩したダイアナブライト(牝、父ディープインパクト、母チェリーコレクト)ですね。「最初はテンションが高かったが、やりやすくなってきた。順調にきています。普通キャンターはいい感じですよ。今のところは賢い馬」とかつてはジェンティルドンナを担当していた日迫厩務員は手応えを口にします。この2頭、金曜日にゲート試験を受けたようですが、ダイアナの方が合格。こちらは一度、放牧で成長を促すようですね。

 続いては池添兼厩舎。ヤマカツルビー(牝、父ジャスタウェイ、母ヤマカツマリリン)は厩舎の大黒柱でもあるヤマカツエースの半妹になります。栗東でゲート試験に合格して、函館に移動したんですが、中間に熱発があった様子。「ペースを落としている。使えれば3週目か次開催の1週目の芝1200メートルを目指したい。いいスピードを持っていそう。兄とは違うタイプで、牝馬らしくカリカリしていて短いところかな」と池添兼調教師は話しているようです。この馬、栗東で話を聞いた時も、かなり期待している感じだったんですよね。

 続いては今日の紙面でも書いたように、2歳勢が絶好調の大久保厩舎。シェパードボーイ(牡、父ノヴェリスト、母エオリアンハープ)は叔母に中山牝馬S勝ちのウイングレットを持ちます。「怖がりで、物見をする。ゲートを合格するのに時間がかかるかもしれません。ハミを取ってしっかり走れる。成長してくれれば」と坂田助手。しかし、実は金曜日にゲート試験には合格したようで、まずは第一段階はクリアですね。あと、トゥアレグ(牡、父エイシンフラッシュ、母スウェアトウショウ)も同じ日のゲート試験で合格。「仕上がってきている。ゲート練習もしっかりしています。幼さはあるんですが、能力はありそう」と坂田助手は話しているそうです。実際に乗っている人間の感触も悪くないようで、今後の伸びしろに期待したい1頭ですね。

 最後に阪神の新馬から。買ったのは佐々木厩舎のショウリュウイクゾ(牡、父オルフェーヴル)でした。お母さんは同じ佐々木厩舎で重賞3勝の活躍馬ですよね。詳しい情報は当社HPの記事を見ていただくとして、次走は新潟2歳Sを視野に入れていくとのこと。出走となれば、佐々木調教師にとって全10場での重賞制覇のかかる一戦となります。ゆかりの血統馬が、節目の大きな記録達成へ導くのか。注目が集まります。

 ということで、今日はここまで。シズカ記者、ご苦労様でした。この後の函館スプリントS取材も頑張って。ではでは

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