相性のよさ(栗東)

 こんにちは、山本です。今週は火曜日から書きますよ、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、昨日の大阪北部地震。ワタクシは栗東にいました。宝塚記念の早入り取材。音無厩舎の2頭の取材が終わり、午前8時にアポを取っていたヴィブロスの友道厩舎前の縁石に座っていたんです。すると、地面から突き上げるような揺れを感じ、まるで近くでドリルを使った工事を行っているような振動。それが地震と分かったのは、携帯からエリアメールを伝える大音量が鳴り響いたから。しかも、その発信源が大阪府だったから、あちらの方は震度どれぐらいの地震だったのか、と心配していたんですが…。

 あれだけの揺れを感じる地震は久しぶり。見慣れた駅や街並みが乱れている映像には驚きを感じるばかりです。会社との連絡もなかなかままならず、携帯電話でのやり取りになってしまいましたからね。聞いた話では、ワタクシが住んでいる西宮地方も結構揺れていたとのことで、我が家の中もどうなっていることやら。とりあえず、まずは被災された皆さんの生活が地震前と変わらない形になるように、復旧を祈るばかりです。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報を中心にお伝えしましょう。

 松永幹厩舎のナンヨーイザヨイ(牡、父エイシンフラッシュ)ですが、序盤からスッとスピードに乗って、危なげない勝ちっぷりだったのではないでしょうか。「前向きで初戦から走れそうと思っていましたから」と松永幹調教師はホッとした表情を浮かべていました。今後は予定通り、函館2歳Sを目指すようです。あと、阪神で新馬を勝ったショウリュウイクゾ(牡、父オルフェーヴル)は新潟2歳Sへ向かうことが決まりました。

 池江厩舎では先週、2頭がゲート試験に合格しました。その中でトスアップ(牝、父ジャスタウェイ、母トップライナー2)は放牧へ出され、「まだまだ体力が不足しています。ジックリと作り直す予定です」と池江調教師は話します。アイトマコト(牝、父ディープインパクト、母ラヴェリータ)は在厩で調整されるようですが、新潟デビューを目指して、じっくりと調教を積んでいくようです。

 さて、音無厩舎はミッキーバディーラ(牝、父ディープインパクト、母バディーラ)が入ったことはお伝えしましたが、他にも英G1馬を母に持つミッキースピリット(牡、父ディープンパクト、母フリーティングスピリット)とクリソライトの全弟にあたるクリソベリル(牡、父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ)が入ってきました。この2頭には生野助手がすでに騎乗していて、どちらも好感触でしたよ。あと、先週の金曜日にゲート試験に合格したフランクリン(牡、父ディープインパクト、母ロベルタ)は予定通り、放牧に出されたようです。

 続いては西浦厩舎。こちらは来週、中京の開幕週で一気に3頭がデビューします。まずはセデックカズマ(牡、父Midnight Lute、母クライシスオブスピリット)ですね。こちらは芝のマイルを予定。「ビッシリと乗り込んでいる。跳びが大きくて、きれいで、力強い走りをする」と西浦調教師は評価しています。「スピードがありそう」と話すアヴァンティスト(牡、父ダイワメジャー、母ゴンチャローワ)は芝1400メートルを予定。さらに、牝馬限定の芝マイルにはトロイメント(牝、父ダイワメジャー、母トラウム)がスタンバイしています。あと、2週目の芝2000メートルにはモングラン(牡、父ワークフォース、母ディアエスペランサ)が出走予定です。

 最後に今週も届きました、シズカ記者の北国便りでございます。本日は1頭のみ。メジャーハリケーン(牡、父ダイワメジャー、母マザイ)ですね。8日に函館に入厩し、14日にゲート試験合格したようです。今後は来月7日の芝1200メートルを目標にしていくようです。「気がいいタイプで前向き。スピードはある。追い切りを2本こなし、しまいまでしっかり走れている。馬は良くなっていますよ。血統的にも楽しみですね。先生(清水久調教師)も期待している一頭」と吉田助手。確か吉田助手は昨年の函館2歳Sを制したカシアスの担当だったはずで、相性のいい条件からデビューさせることになりますね。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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