好相性(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチです。サッカーにあまり詳しくないせいか、どうもあんな形での日本の決勝トーナメント進出を素直に喜べないんですが、まぁ、日本が盛り上がっているのはいいことです。では、そろそろ行ってみましょう。

 さて、当ブログが始まった時から何度も悪いと書いてきたワタクシの視力。最近、その悪化が深刻になってきました。結構な近い距離の馬上から「ヤマタケさん、どーも」と声をかけられても、顔がぼやけて見づらくなってきているんです。その方が着ている服から厩舎を判断して、その体形から察しをつけることが多くなっております。あと、仕事で致命的なのが坂路モニターの数字が見づらくなってきたこと。数字がぼやけて「3」と「8」を見間違ったりすることが非常に増えてきた。これは大問題です。

 将来的にこれ以上悪化した場合、メガネにすべきか、コンタクトにすべきか。最近は少し現実的な問題として、考えるようになってきました。一応、車を運転する時はメガネをつけているんですが、日常生活でずっと着用となると何か堅苦しい気がする。とはいえ、コンタクトって、目の中に異物を入れるということに、どうしても抵抗がある。しかも、ワタクシの生活ではつけっぱなしで寝てしまうなんてことも多々ありそうな感じがするし…ということで、ギリギリまで抵抗しようと思っていますが、今さらながら目に優しい生活をしようと考えている今日この頃です。

 本来はサッカーについて書こうと思っていた前振りから急きょ切り替え、どうでもいい小さな悩みを書いたところで、そろそろ本題へ。

 さて、明日は中京5Rの新馬に注目です。池江厩舎のダノンチェイサー(牡、父ディープインパクト、母サミター)こそ来週の芝2000メートルに回りましたが、結構いい動きをしている馬が多い。松永幹厩舎のヤマニンマヒア(牡、父ディープインパクト、母ヤマニンカルフール)は先週、武豊Jが乗った動きが上々。「マイルは合うと思うし、乗り込んではいる。どこまでやれるか」と松永幹調教師の感触はまずまずです。また、西浦厩舎のセデックカズマ(牡、父Midnight Lute、母クライシスオブスピリット)は先週の調教に騎乗した浜中Jが「十分に動ける態勢。マイルも合いそうだし、完成度が高い」とかなりの手応えを持っているようです。

 そして、友道厩舎のアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー、母ヴィアメディチ)ですね。こちらは友道調教師が春の段階から「早い時期に行けそう」と話していましたが、その青写真通り、今年の友道厩舎のトップバッターとなりました。昨年の中京開催の新馬でワグネリアンがデビューしたのは有名な話ですが、さらに過去をさかのぼるとクラリティスカイ、シングウィズジョイ、トリコロールブルー、アドマイヤミヤビといったように、POG的な期待値が高く、その後も結果を出してきた馬たちも夏の中京で初陣を迎えている。そういった意味では相性のいい舞台なのかもしれません。

 さて、話をアドマイヤマーズに戻しましょう。こちらは先週のしっかりと追った調教、今週の微調整だった最終追い切りともに上々の動きを見せています。「追い切りを始めた時から、しっかりしている馬でしたね。人の指示に従順で素直。今後は距離も融通が利くんじゃないですかね」とは安田助手。走り自体も体をしっかりと使えているそうで、この時期の2歳馬にしては完成度が高さが売りといった感じでしょうか。ここはしっかりと結果を出して、今年も素質馬ぞろいの厩舎の2歳勢に弾みをつけてほしいところです。

 友道厩舎の話を続けます。来週の芝2000メートルでは、いよいよブラヴァス(牡、父キングカメハメハ、母ヴィルシーナ)がデビューします。今週は実戦でも手綱を執る武豊Jが調教でも騎乗。「最初はワケが分からずに、学んでいかないといけないことが多かったけど、少しずつ覚えてくれている。キングカメハメハが入っているからか、バネはお母さんの方があったけど、しっかりと体力はあって、スタミナはあります」と母の調教もつけていた安田助手。完成度という点ではアドマイヤでしょうけど、こちらは上昇度といった感じでしょうかね。武豊Jが騎乗した最終追い切りで、さらにどこまで上向くのか。今週の動きにも注目です。

 で、突然ですが、今週は雨がすごいと噂の函館からシズカ記者の北国便りも友道厩舎の2歳馬です♪ まずはワールドプレミア(牡、父ディープインパクト、母マンデラ)ですね。こちらはワールドエースの全弟で、昨年のセレクト1歳セールで2億4000万円がつきました。「緩い面があって、まだ体力が付ききっていない。480キロくらい。いい背中をしています。緩さがあるなかで、この背中ですからね。体力がつけば良くなってくる感じがする。芝の中距離ですかね」と山田助手。ワールドエースも2歳12月のデビューでしたし、他のきょうだいを見ても早くはない血筋です。ゲート試験後は牧場へ戻るようですが、素質の片鱗は感じ取っているようです。

 そして、もう一頭はヘリオス(牡、父オルフェーヴル、母アンジュシュエット)。叔父に共同通信杯を勝ったショウナンアルバがいますね。「元気が良過ぎます。それがいい方に出てくれたら。立ち上がっても崩れないので、体がしっかりしているんでしょう。いい背中をしている。450から60キロでコンパクト」と藤本助手。お母さんはダート馬でしたが、芝向きのフットワークをしているとのこと。今回はゲート試験だけの予定だと思いますが、続けて調整してもいいぐらいの体力があるようです。

 と、こんなことを書いていると、函館のシズカ記者からの最新情報。この友道厩舎の2頭、本日のゲート試験で合格したようです。まずは第一関門突破ですね。あと、函館では先日の更新分で触れた藤原英厩舎のディープサドラーズ(牡、父ディープインパクト、母メイキアシー)も合格。さらに、今年の報知杯FRを勝ったリバティハイツの半弟になる石坂正厩舎のジュベルハフィート(牡、父ディープインパクト、母ドバウィハイツ)も合格したようですね。

 では、ネット限定「厳選馬」のコーナーから。

中京9R・5ルタンデュボヌール(長期休養明けを叩いた前走が強い勝ちっぷり。今回は降級で同じ500万。「動きはいいですね」と安田助手が手応えをつかむ状態ならまず、好勝負)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます、

函館1R・4トーセンジンライム(函館の開幕週で大外枠のハンデは大きかった。上積みを加え、時計勝負にはならなさそうな2戦目で反撃)

函館4R・4ラグナーズルート(少しちぐはぐになった前走の内容から次走は買おうと思っていた馬。条件はガラリと変わるが、地力でこなせるはず)

函館9R・12メイショウタチマチ(追って切れずにダートへ投入。砂をかぶりにくい外枠は魅力で、ジワッと先行なら)

函館11R・13コパノチャンス(週中の雨で良馬場が見込めそうにない馬場状態は魅力。久々を叩いて、出来も上向いた)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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