こんばんは、酒３杯の川上です。
昨日、今日とうだるような暑さ。酒のほうはややペースダウンだったんですが、汗が止まらない体とは裏腹に、こういうときほどなぜか食べたくなるのがラーメンで…。昨日は久々にＪＲＡ六本木事務所での作業日。駅から事務所までの道にあるんですよね、「天下一品」が。チェーン店だから、などとは言わせない安定のうまさ。当然「こってり」を注文！！と思ったところで、「男ならガッツリ！白飯定食（ご飯特盛り！）」という文字を見つけてしまったんです。これ、以前はなかったような…。スタンダートなテンイチのラーメンに、白飯がプラスされているんですが、そのメシの量がとにかく半端じゃない。まさに爆量。カウンターに運ばれてきたときにはさすがに食べ切れないかと思ったんですが、そこはあの魅力的なスープのパワーでしょう。さすがに苦しくなりつつもスープをおかずに食べきってしまいました…。このメニュー、以前からあったんですかね？ 炭水化物攻めがやばいですが、満腹度はかなり高め。挑戦したい方はぜひ！
というわけで、またもラーメンから馬の話へ。３０日の福島では新馬戦が２鞍。芝１２００Ｍを勝ったのはハナブショウ（牝、父ヘニーヒューズ、母イチノヤジョウ）（相沢厩舎）でした。先週から新馬戦での石川Ｊの手綱が冴えわたっています。新馬の騎乗機会３連勝ですか。先週勝ったエメラルファイト（牡、父クロフネ、母セトウチソーラー）と同じく所属する相沢厩舎にとってはゆかりの血統。勢いを感じさせますね。２着のヘデラ（牝、父キングズベスト、母エキナシア）（手塚厩舎）、３着のラブインブルーム（牝、父タイキシャトル、母エステーラブ）（萱野厩舎）もともに牝馬。特に前者は次回注目でしょうか。手塚調教師も「短距離向きのスピードがあって、芝やダートは問わずに走れそう」と見立てておられましたし、馬体を維持できれば再度上位争いかと思われます。以前にも取り上げたニシノゴウウン（牡、父リーチザクラウン、母ヒシクリッパー）（小島茂厩舎）は２番人気で６着まで。戦前、「ここに来てだいぶ良くなってきた」というトレーナーのジャッジを踏まえれば、使った上積みを加えて次戦の反撃がありそうです。
お待ちかね（もう少しダートの新馬戦を増やせないものかと思うのは安易でしょうか・・・？）のダート戦、１１５０Ｍはホールドユアハンド（牡、父エスポワールシチー、母ハートフルビコー）（田中博厩舎）が逃走Ｖ。んで、１５年が初年度だった父の産駒の戦績を今さらながら見返したんですが、デビュー戦の３着内率がなかなかすごいことに…。終わったあとに気付くのが情けない限りですが、“速攻系種牡馬”として注目してみても面白いかもしれません。
叔父がゴールドドリームのグリューネリヒト（牡、父ヘニーヒューズ、母グリューネヴォッヘ）（高木厩舎）は１番人気で３着。トレーナーが指摘していた敏感な部分が序盤に出てしまいましたが、ラストの伸びはさすが血統馬という感じ。次は距離を延長するとのことで、さらに良さが出そうです。
明日７月１日の福島は芝が２鞍。とりわけ注目は５Ｒ（１８００Ｍ）でしょう。ロジャーズクライ（牡、父ハーツクライ、母ロジャーズスー）（国枝厩舎）に、関西から遠征してくるミッキーブラック（牡、父ブラックタイド、母マラコスタムブラダ）（音無厩舎）が相見えます。ミッキーブラックのほうは関西馬なんですが、今春のＮＦ空港牧場取材にて、個人的にかなり好感触を得た一頭でして。育成担当の方が「乗った感じが（父のブラックタイドより）ディープインパクトに近い。調教で抜群の動きを見せている」とベタぼめだったのを思い出します。（ちょっと指名も考えたんですよね…）。輸送さえこなせば、かなり楽しみな素材かと思われます。ロジャーズクライは「まだ成長の余地は残すけど、走れる態勢になっている。後ろから来られるほうが動けそうだな」と国枝調教師は先行策をイメージしている感じでしたね。そういえば、僚馬で新馬戦８着だったイヴォーク（牡、父オルフェーヴル）は成長を促すべく、２８日よりいったんＮＦ天栄に放牧に出ております。そして、穴っぽいところではアトミックフォース（牡、父ワークフォース、母タックスシェルター）（武藤厩舎）が５２キロ＋中間の動きも及第点の動き。武藤厩舎の今年の新馬戦、ナタラディーヴァ（６月３日東京芝１４００Ｍ＝４番人気３着）、ラインカリーナ（６月１６日東京ダート１４００Ｍ＝１２番人気１着）と穴を開けておりまして、厩舎の勢いを加味しても侮れない一頭でしょう。
ひとまず本日はこのあたりで。ではではまた。
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