【POG】激突(栗東)

 こんにちは、山本です。今週は梅田の会社でお留守番している土曜日。そうそう、恐らく来週も更新は週末のみになると思います。その点、ご了承くださいませ。

 さて、昨日も書きましたが、豪雨が止まりません。昨日の当ブログを書いている最中から「(電車の)〇〇線が止まった」なんていう情報ばかりが飛び交い、梅田が陸の孤島になったかと思ったほど。最初は車で会社に来といて良かったと思っていたのですが、結局は出勤時と同様、ていうか、それ以上に高速が通行止めになっていた影響もあり、一般道は大渋滞。自宅に帰るまで1時間半ほどかかってしまいました。ただ、まだ叩きつけるような雨が降りしきる今朝の出勤時に自宅近くの武庫川、さらには大阪に入った直後の淀川を見ると、水かさの増した状態での濁流がすごい。どんだけ降らすねん、と思わずつぶやきたくなるほどの量です。

 実は昨日、通行止めになっていた山陽新幹線、今週のある日に乗っていたんですよ。思い返してみると、山口から岡山あたりだったかな。あの辺は山間部を通っていくんですけど、雨粒が小さな窓に叩きつける音がすごくて、すごくて…。車内では「本日は雨のために〇〇特急が運転見合わせで…」なんてアナウンスばかり流れてましたもんね。ただ、ここまでの被害に及ぶとは、あの時は想像もつかなかった。とにかく、先月の地震の時もそうでしたが、天災は本当に恐ろしい。関西地歩はこの夏、身をもって感じることが多いです。

 ということで、外は雨が降り続く中、そろそろ本題へ。明日は何と言っても中京5Rでしょう。現2歳世代初の芝2000メートル戦。血統馬たちが集まりました。今から恐らく、皆さんが注目している3頭を取り上げようと思っていますが、実はこのレース、この3頭以外にも血統的に地味でも動きのいい馬がいたりする。なかなかレベルの高いメンバー構成だと思っています。

 まずはトーセンカンビーナ(牡、父ディープインパクト、母カンビーナ)ですね。こちらは16年のセレクト当歳セールで2億3000万円の高値がつきました。お母さんはアメリカンオークスなどアメリカの芝重賞3勝を挙げていて、近親にも重賞ホースがいます。今週の追い切りは坂路でしたが、それまでCWコースでしっかりと乗り込みを消化。特に先週はオープン馬のラビットランと併せていましたし、そのあたりからも陣営の期待値がうかがえます。その先週の調教に騎乗したMデムーロJも「おとなしいけど、調教の動きはよかった。一生懸命走っていた」と手応えをつかんでいるとのこと。態勢は整っているようです。

 続いては池江厩舎のダノンチェイサー(牡、父ディープインパクト、母サミター)ですね。こちらはセレクト1歳セールで2億5000万円がつきました。ワタクシが「銀河系軍団」と勝手に名付けているように、池江厩舎の豪華ラインアップの中では決して飛び抜けた存在ではなかったんですが、追い切るたびに評価が上がっていったという感じでしょうかね。調教で騎乗する岩崎助手に何度か話を聞きましたが、「追ってから沈んでいた」という言葉が最もオッと思った言葉かな。いいスピードを持っているようなので、当初の予定のマイルから2000メートルに延びたことが一つのカギでしょうが、池江厩舎を始め、ここで紹介した3頭の厩舎は本質がマイルあたりの馬でも中距離に対応させるだけの“厩舎力”を持っていますからね。高い潜在能力で軽くクリア、なんてシーンは十分でしょう。

 そして、最後は友道厩舎のブラヴァス(牡、父キングカメハメハ、母ヴィルシーナ)ですね。正直、現状では飛び抜けた動きまでは見せていないんですよね。だからこそ、友道調教師も「初戦からはどうかな」と口にはしています。ただ、道悪が残りそうで、極端な時計勝負にはならなさそうな馬場には「いいんじゃないかな」と前向きでした。この評価、もちろん高い素質、将来性を買っているからこそ。武豊騎手も「良血馬だし、当然期待している。馬っぷりもいい。新馬向きかなという面はあるけど、お母さんも調教では走らなかったということだから」と手応えはつかんでいるようです。自分の走りやすい馬場を呼び込んだ「運」という部分にも、デビューVの期待をかけたいですね。

 あと、友道厩舎では先週の新馬を勝ったアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)に関して、「中京2歳Sに向かいます」とのこと。2歳の夏場にオープン特別を使うのは、友道厩舎であまり記憶にないんですが、それだけ使った後もダメージがなく、早い時期に賞金を加算しておきたいということでしょう。ここには先週の新馬を勝った松元厩舎のエイシンゾーン(牝、父ジャスタウェイ)と池添学厩舎のブルスクーロ(牡、父キンシャサノキセキ)が参戦を予定しているようです。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

福島1R・2アンビル(関西圏の新馬で好走→地元に戻った関東馬は積極的に買うことにしている。ということで、初戦が好走。このコースで有利な内枠から押し切る)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

中京3R・5タガノブディーノ(前走は道中で後手後手に回った感じ。攻め馬の動きが結びつけば)

中京7R・9エンドレスコール(このコースでは好内容の競馬が多い。松若Jが持ち味を引き出す)

中京10R・14ナイトバナレット(前走の内容悪くないし、一戦ごとに良化中。ここは1インディチャンプとの2頭軸マルチ)

函館11R・5タムロミラクル(躓いた前走は参考外。2戦目で見直す)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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