こんにちは。滞在競馬でカイバ食いが良くなり、２日でラーメン３杯、酒１９杯の川上です。
月火のセレクトセールを経由して、１年ぶりの函館入り。聞いていた寒さが嘘のように、朝から暑い今週の函館。喉を潤すために、まずは「いか太郎」へ。イカと殻つきウニを堪能しつつ、ひたすらビールとハイボールとウーロンハイのオンパレード。そこからお姉さんのいる店へ向かったんですが、ここでＴスポのＥ先輩がいつものごとく、なぜかズボンを脱ぎながらダウン。置いていった後も時間のカウントは続いていたらしく、翌朝の財布は空っぽだったとか…。
当方もその後ちどり足で向かった地元出身丹内Ｊ行きつけのバーで、酒ではなくなぜかプロレスのチケットを２枚購入。来週は福島へ移動する私、買ったはいいものの見に行けません…（笑い）。そして、最後はもちろん、名物「地元屋」の海老味噌ラーメン＆海老カレーでシメ。財布もカロリーも酒量も容量オーバーな生活を送っております。
そんな函館ではダービー馬マカヒキの全弟ウーリリ（牡、父ディープインパクト、母ウィキウィキ）が滞在中で本日ゲート試験に合格。友道調教師によれば、「お兄さんと比べたら緩さはあるけど、乗り手の感触は悪くない。ゲート試験合格後は放牧に出して、１０月の京都など、秋以降のデビューを目指す形になると思う」とのことでした。僚馬のアドマイヤコースト（牡、父キングカメハメハ、母アドマイヤカンナ）も滞在中で、こちらには「お父さんがキングカメハメハでガチッとしたしっかりとした馬体の馬」と評価されていましたね。
今週末の競馬では、土曜５Ｒ（芝１２００Ｍ）ではチェルシーライオン（牡、父Ｍａｌｉｂｕ Ｍｏｏｎ、母Ｔａｓｈｚａｒａ）が注目株。宮内助手は「乗り込んでいて、仕上がりは申し分ない。ダートも良さそうな感じはあるけど、ゲートが速いし、調教での時計も出ている。ためるよりスピードに任せた競馬ができたら」と初戦駆けに期待十分といった感じ。日曜５Ｒは芝１８００Ｍ。こちら少頭数ですが、素質馬が勢ぞろい。ロマンティコ（牡、父エンパイアメーカー、母ウェーブクイーン）には、「この父で芝がどう出るかだけど、美浦でもしっかり乗り込んできたからな。馬体は５２０キロくらい。期待している馬だし、洋芝はいいと思うんだ」と藤沢和調教師。当面のライバルはディキシーナイト（牡、ダイワメジャー、母カメリアローズ）でしょうか。滞在でカイバ食いが良くなるのは馬ももちろん同じ。「ダイワメジャーで、馬格もある。カイバ食いも旺盛で、やる気があるし、馬が出来ている感じだな」と国枝調教師も色気十分でした。
それから１５年函館２歳Ｓ覇者ブランボヌールの半妹アフランシール（牝、父ハーツクライ、母ルシュクル）も上々の仕上がり。血統的にも北海道での活躍が期待できそうです。
そして、このアフランシールを送り出す尾関厩舎については、美浦の石野センパイからも情報提供を頂きましたので、書いていきましょう。まずは来週２２日の福島・芝１８００Ｍを石橋Ｊで予定しているのがマジックリアリズム（牝、父ディープインパクト、母ソーマジック）。お母さんは０８年の桜花賞３着馬ですね。「ピリッとしている面はあるが、調教を進めても我慢できている。前向きさが結構あるので、逆に前向きになり過ぎなければ。ディープインパクト産駒らしく、いい走りをしますよ。体は小ぶりだけど、いいフットワークをしています」とトレーナーです。それから、米で重賞３勝の母を持つのがミトロジー（牡、父ダイワメジャー、母リードストーリー）。こちらは先月２９日に美浦に帰厩して、７月２８日の新潟・芝１４００Ｍ（ＭデムーロＪ）に向けて調整中。「ゲート試験合格後は馬がまだ若かったのでひと息入れた。今はだいぶフレッシュになった。体がしっかりしたことで、前向きさという部分でも良くなってきた。牧場の時から動きがいいと評判を聞いていた馬」と尾関調教師は期待を寄せます。
その他、ビジュティエ（牝、父オルフェーヴル、母マンバラ）は半姉に１４年マーメイドＳ２着のコスモバルバラや２勝のアンネリースがいる血統。「どのタイミングで入厩させるかは未定。このお母さんの子はうるさいところがある。そこにオルフェーヴルなので苦労するかもしれないけど、それがいい方に出ればいいですね」とトレーナーは“爆発力”に期待しているようです。
本日はこのあたりで。生活リズム的にどうしても酒とラーメンに走ってしまう状態。何とか「ラッキーピエロ」までたどり着きたいところなんですが…。ではではまたです。
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