少しおさらい(栗東)

 こんにちは、山本です。本日も梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、本日もセレクトセール取材のこぼれ話から始めようかと思ったのですが、今日の関西地方はとんでもない暑さが…。熱気がまとわりつくように襲ってきます。恐らく、昨日も書いたように、週初めに寒いとさえ思えた北海道にいたからだと思いますが、会社へ向かう短い道中だけでも夏バテに陥りそうな状態です。

 話をセレクトセールに戻しましょうか。初日に話題をさらったのが青汁王子こと三崎優太オーナー。正直、ワタクシ、最初はよく知らなかったのです。ただ、ピンクの目立つジャケットに加え、横にいるのはどう見てもネプチューンの名倉さん。ただならぬ雰囲気は伝わります。そのうち、記者仲間から「青汁王子って呼ばれてるみたいですよ」と話を聞いて、美容系を中心に売り出し中の事業家さんであることが分かった次第。さすがにすっきりフルーツ青汁と聞けば、ピンときましたわ。こういう方に取材できるのも、このセールの面白さ。三崎オーナー、名倉さんとも取材の受け答えが丁重で、ワタクシがきさらぎ賞でお世話になったアメリカズカップの半弟(ベガスカップの17)を購入されたんですから、今後も注目したいなと思っています。

 しかし、画面越しでもそうだったんですが、このセリは人の金銭感覚をマヒさせます。初日は1頭目から1億円超えで、13頭目には2億円ホースも出現。で、2日目は昨年、「イルーシヴウェーヴの17」に5億8000万円がついた当歳セールじゃないですか。こりゃ、何億の馬が出るんだ、なんて話をしていた記者仲間たちと目をつけていた最高値の本命は「シルヴァースカヤの18」だったんです。ところが、これが1億8000万円。これでもすごい額なのに、「意外に…」なんて思ってしまうのがおかしな証拠。結局は「リアアントニアの18」に2億9000万円がつきましたが、これでも去年の半額。いかに去年の5億8000万円がすごかったかを思い知った次第です。

 ということで、そろそろ現2歳世代のお話、いつもの本題へ。

 栗東を少し離れている間に、色々な馬が栗東に入ってきていますね。少しまとめたいと思います。まずは阪神で新馬を勝っている高野厩舎のアウィルアウェイ(牝、父ジャスタウェイ)が栗東に戻ってきたようですね。こちらは来週の中京2歳Sではないという話ですから、恐らくダリア賞あたりじゃないかと思います。高野厩舎はダノンプレミアムの下になるプレミアムギフト(牝、父オルフェーヴル、母インディアナギャル)も栗東に入ってきていますね。

 あと、池江厩舎にはサトノワルキューレの全弟になるサトノバリオス(牡、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン)が戻ってきましたね。こちらはゲートに合格しているから、デビューへ向けての調整のはず。注目を集めるサトノソロモン(牡、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)リスト(牡、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ)などとともに、また今後の予定を聞いておきます。

 あと、須貝厩舎にはアルバートドックの下になるイニティウム(牡、父ハーツクライ、母ゴールデンドックエー)が戻ってきました。阪神開幕週マイルに照準を合わせていましたが、ギリギリの段階で「もっと成長を促したい」と須貝調教師。今回は万全の態勢を整えてのデビュー戦になると思います。そうそう、須貝厩舎といえば、中京5Rの新馬シャイニングデイズ(牡、父ハーツクライ、母シャイニングエナジー)が登場。「いいフォームで走る。楽しみ」と須貝調教師は話していましたし、どんな走りをするのか注目です。

 友道厩舎にも栗東で2頭、ランブリングアレー(牝、父ディープインパクト、母ブルーミングアレー)レッドアネモス(牝、父ヴィクトワールピサ、母マチカネハヤテ)が入ってきている様子。また、話を聞いておきます。あと、松永幹厩舎にはジェニアルなどの下になるゴータイミング(牡、父ディープインパクト、母サラフィナ)も入ってきたようです。

 来週は中京で芝2000メートルが行われますね。ここは池江厩舎でMデムーロJが騎乗するプランドラー(牡、父ディープインパクト、母プラウドスペル)と中竹厩舎で浜中Jが騎乗するサターン(牡、父ディープインパクト、母シャンロッサ)が注目を集めていますが、どちらも動きがいい。前者は母にケンタッキーオークス馬を持ち、後者は全姉にカンタービレを持つ血統馬。注目の激突と言えそうです。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中京4R・9アドマイヤデジタル(休養前はソエに苦しんでいたが、休養明けは良化。前走は相手が強かったが、2走目は順当V)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

中京1R・13ハミングデイズ(サートゥルナーリアの新馬組はその後も好走している。間隔を空けて、上積みも見込める)

中京2R・14バトードラムール(前走は後方から目を引く伸び脚。砂を被りにくい外枠から)

中京9R・11ピュアコンチェルト(前回は大外枠がすべて。馬群で包まれた方が集中力の出る馬。ここは見直す)

函館11R・4クラウンディバイダ(前走はスローに落としすぎた。ここは適度に流れそう。ハンデの比較でも優位に立つ)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

 馬トク主催の馬トクPOGグランプリ2018-2019を開催中です。馬トク会員に登録すると、どなたでも無料でご参加頂けます。詳細はこちら

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル

WindowsPCでInternet Explorer(IE)をご使用中のユーザー様へのお知らせ

お客様が安心して馬トクをご利用頂くため、セキュリティー強化の観点により2019年10月31日でInternet Explorer(IE)での動作サポートを終了致します。
今後は、Google Chrome、Microsoft Edgeでの使用をお願い致します。