大物の近況(栗東)

 こんにちは、山本です。本日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、栗東で残り取材の時、金曜日=午前5時、土曜日=午前4時から取材が始まっておりますので、会社から解放される(仕事終了のOKを取る)時間は内勤時より早いものです。昨日は午後4時半過ぎだったでしょうか。すると、同じく残り取材組のおなじみS社のKクンが「今日、何時にしましょう?」と飲み会のお誘いが入ります。カレは仕掛けが早く、「パッとやって、早めに終わりましょうか」とよく口にするタイプ。で、昨日は午後5時過ぎに某串カツ店に向かったのです。

 まだ、外は明るい状態での飲み会。自然とテンションが上がるのが不思議ですよね。しかも、その店が注文すると次々に品物が出てくるため、テンポよく食べていると、アッという間に満腹状態。「さぁ、帰ろうか」。どちらともなく、その言葉を発した時、まだ午後6時半なんです。外はまだまだ明るいんです。自分で言うのも何ですが、お気楽な二人組です。で、再びどちらかが「寮(報道陣の宿泊施設)で飲み直しますか」と口にして、午後7時から2次会がスタート。「9時までな」の約束もむなしく、気がつけば10時半です。翌朝は午前3時起きというのに、です。いや~、今朝はきつかった…。ちなみに、Kクンとは前日も違う居酒屋から同じパターンの2次会を行ったばかり。よく話す話題があるもんですわ。

 実は本日の前振り、この時期の当ブログの風物詩、あの100回目の大会について書こうかと思ったんですが、それはまた来週以降にしておきます。そろそろ本題へ。

 さて、本日の中京6Rでは音無厩舎のジョニーズララバイ(牡、父マンハッタンカフェ)がデビュー戦を飾りました。これで音無厩舎の2歳勢は2戦2勝。非常に好調です。本日の栗東には伯父にエイシンアポロンを持つミントフレッシュ(牝、父War Front、母Minorette)が入ってきました。

 さて、福島での新馬を勝ったミッキーブラック(牡、父ブラックタイド)について。基本的に今、決定してるのは夏場に使う予定はないということ。あと、今後は2000メートル以上のレースを使う基本方針であるということです。で、昨年は9月の中山で行われる芙蓉Sが15年から3年連続で芝2000メートルで行われているんですよね。このレースを視野に入れているのは間違いないんですが、まだ秋の番組が正式に発表されていない現状。その発表を待って、次走が正式に決まることになりそうです。

 あと、現時点では来月19日の小倉芝1800メートルでのデビューを予定しているマイティスピリット(牡、父ディープインパクト、母フリーティングスピリット)。母系は短距離色が濃いように映りますし、そのことを音無調教師も十分に知りながら、こう口にします。「短距離から使うと、そこオンリーになってしまう。掛かるような面も見せないし、馬を見ても短距離という感じじゃない。まずは、この距離から使います」。当然、クラシック路線に乗せたいほどの期待をしているからこその発言だと考えてよさそうです。

 あと、矢作厩舎の情報を少しだけ。来週の新潟芝1400メートルにタイセイシヴァー(牡、父ダイワメジャー、母マザーウェル)が出走を予定しています。鞍上は戸崎J。最初は体に余裕があったようですが、「徐々に締まってきましたね。ダイワメジャーにしては、気性はいい方だと思います」と安藤助手は話していました。また、半兄にサトノグランを持つホウオウエックス(牡、父ダイワメジャー、母スネガエクスプレス)も現在、デビューへ向けて調整中。「今週初めての追い切りでしたけど、フワフワした中で悪くない時計だったと思います」と話していました。早ければ2、3週後のデビューもあるんじゃないでしょうかね。

 さて、明日は中京5Rの新馬が非常に注目の一戦でしょう。やっぱり、2強なのかな。まずは全姉にカンタービレを持つサターン(牡、父ディープインパクト、母シャンロッサ)ですね。こちらは2週連続で調教に騎乗した浜中Jが、かなり素質を評価しています。「フットワークがすごくいいし、将来性を感じる馬ですね。軽さがあって、跳びもいいし、バネも感じる。動ける態勢にあると思います」。この時期の若駒ですので、まだまだ緩さはあるそうですが、それを気にさせないぐらいの素質を秘めているような感じです。

 その相手となるのが池江厩舎のプランドラー(牡、父ディープインパクト、母プラウドスペル)。こちらは母がケンタッキーオークス馬ですね。こちらは調教をつけている岩崎助手を取材。「まだ緩いかなと思っていたけど、動かすといい動きをするんです。走れると思いますよ。乗りやすい馬なので、距離は合っていると思います」と、こちらも感触は上々でした。先ほど書いたサターンも、この馬も成長曲線が緩やかな血統だと思っているんですが、この時期の名古屋で対戦するとは、って感じです。

 さて、池江厩舎のその他の馬についてお伝えしましょう。まずは来週の札幌で芝1800メートルでデビュー予定のクラージュゲリエ(牡、父キングカメハメハ、母ジュモー)。こちらは「芝の中距離という感じ。兄(プロフェット)と同じく、洋芝が合うかなということで連れて行きました。動きはいいですね」と池江調教師はかなり期待しているようでした。こちらはモレイラJの騎乗でも注目を集めそうです。同じく来週は新潟の芝1400メートルにアイトマコト(牝、父ディープインパクト、母ラヴェリータ)が出走します。「ミルコは『乗り味がいい』と褒めてくれました。お母さんはダートでしたけど、まずはこの条件から使います」とのこと。

 翌週の8月5日、小倉芝1800メートルにはサトノバリオス(牡、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン)がスタンバイ。こちらもMデムーロJです。全姉サトノワルキューレの主戦でもありますね。「ディープらしく、しなやかでバネがある。瞬発力がありそうです。柔軟性もある。新馬向きというタイプかもしれません」とのことです。

 最後にPOG的に注目の2頭を。まずは全兄にシルバーステイトを持つリスト(牡、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ)です。こちらはゲート試験合格後、すでに放牧へ出されています。デビュー時期に関しては「秋ですね」とトレーナー。「相当スピードがありそうな感じです。脚元が気になる血統なので、じっくり作っていきたいですね」と見通しを話していました。

 そして、もう一頭がサトノソロモン(牡、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)です。こちらはゲート試験合格後、在厩調整を続けています。「ゲート試験後、少しトモに疲れが出たんですが、週末から15―15を乗り始めました。その反応を見ながら、来週あたりのメニューを考えていきたい」。相変わらず「これで筋肉がついてくれば、相当なものになる」と評価が高いんですが、デビュー時期はいつになるのか。まだレースは決まっていないんですが、「秋まで待つことはないと思います。夏競馬には十分、使えるでしょう」とのことで小倉か新潟の後半で初陣を迎えることが濃厚のようです。もちろん、続報が入れば、お伝えします。

 ネット限定「厳選馬」は珍しく重賞から。

函館11R・6アスターペガサス(もともと、中竹調教師に「走る馬」とは聞いていたが、初戦が圧巻の走り。中間の気配も抜群で、連軸として期待)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

中京8R・3メイショウナガマサ(先行有利の中京ダート。減量効果、叩き2戦目で粘り増す)

中京12R・11タガノブディーノ(初戦の勝ちっぷりが圧巻。ペースが適度に上がれば突っ込む)

函館4R・10ハギノアテナ(厩舎ゆかりの走る血統。滞在2戦目で落ち着き増せば)

福島3R・11クリノヴィグラス(前走は明らかに外を回しすぎ。力はある。見直す余地)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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