そろって入厩(美浦)

 こんにちは。連日の猛暑でビールが進み、月火水で酒14杯の川上です。

 と言っても昨日は2杯だけ。食べるほうを優先してしまいました…。美浦での仕事終わりに、母校が高校野球県大会決勝で負けて傷心中の番頭T、千葉のブッフォンことSスポYとおなじみの北海道ラーメン「なまら」さんへGO。大盛り野菜マシ+バター+2辛+白ご飯にがっついてしまいました。ただでさえ暑いのに、2辛を食べて汗だく。記者寮に戻ってからは缶ビール+缶チューハイで2杯でさすがに満腹状態になってしまいました。ちなみにこの日、昼に食べたのが某店のスンドゥブ定食。辛いモノを続けて食べて、翌朝は腹痛に見舞われたのは言うまでもありません。

 というわけで、お腹を気にしながら聞いて回ってきた2歳馬の話をいきましょう。

 まずは“レッド”でおなじみの東京ホースレーシングの素質馬、レッドベルディエス(牝、父ディープインパクト、母レッドファンタジア)(鹿戸厩舎)とレッドエステーラ(牝、父ロードカナロア、母メテオーリカ)(木村厩舎)がともに本日8月2日に美浦トレセンに入厩しました。

 前者は新馬戦、ミモザ賞で現2勝のレッドベルローズの全妹。クラブ側での評判もなかなか高いようで、「お姉さん以上に走ってくるかも」という声も聞きます。血統的にも要注目の一頭であります。

 後者はワタクシ、以前ノーザンファーム空港に行ったときにも取材させて頂いた一頭。その際の取材ノートにも好感触の★印が入っておりました(頭数制限の都合で指名はできなかったんですが…)。当時の伊藤賢厩舎長のコメントを改めて紹介しますと「小柄だけど、その小ささを感じさせないフットワーク。ロードカナロアの産駒ですが、どちらかといえば母父のディープインパクトっぽい柔らかさや素軽さがあります。いいものを持っているし、初戦から走ってきそうなタイプですね」と好評価でした。こちらも楽しみな素材です。

 それから、先日の中京記念で待望の重賞初Vを飾ったグレーターロンドンの半妹、キャノピーウォーク(牝、父ロードカナロア、母ロンドンブリッジ)(大竹厩舎)。こちらは女の子ですが、480キロ前後でしっかりとした馬体の持ち主とのこと。「現状では秋のデビューを目標に、東京くらいから使い出していけたら」と大竹調教師はイメージしておられました。

 それから既にデビューしている組も少々。7月28日の新馬戦(札幌・芝1800M)で2着だったアルママ(牡、父オルフェーヴル、母ホエールキャプチャ)(畠山厩舎)は、火曜日にビッグレッドファーム明和に放牧へ。「夏の間は牧場で過ごしてもらう予定です。以前まではもっとガツンといく感じもあったんだけど、レースに際してこちらが思っていた以上にいい意味でも落ち着きがあった。レース後も脚元などに問題はなかったし、中身をさらに充実させて、秋口あたりの出走を目指していけたら」と畠山吉調教師は期待を寄せていました。

 福島の新馬戦を快勝したカイザースクルーン(牡、父ルーラーシップ、母アイスフォーリス)(相沢厩舎)は現在、ノーザンファーム天栄で調整中。次走としては4回中山開催での復帰を目指しており、芙蓉S(9月23日、芝2000M)がターゲット。今朝の相沢調教師からは「距離は延びれば延びるほど良さそうだよね。来年の菊花賞あたりも面白いんじゃないかな?」なんて言葉も聞きました。1ハロン延長のここでも当然、POG指名しているワタクシ個人的にも、期待したいところであります。

 本日はひとまずこのあたりで。ではではまたです。

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