こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。まだ、汗ばむほどの陽気ですが、明日の今頃は大雨なんて予報も…。とはいえ、色々と考えても仕方ないので、そろそろ本日もいきますか♪
さて、夏の高校野球も昨日で終わってしまいました。結果はご存じの通り、大阪桐蔭高校の春夏連覇。結果的には順当ですが、一戦一戦が勝負のトーナメントで、大本命が予想通りに勝つってことは本当に難しいですよね。正直、大阪大会の準決勝（履正社戦）ほど固唾を飲むようなシーンはなかったんですけど、それだけ圧巻の強さだったということでしょうね。
前半で印象に残った試合といえば、ベタなんですけど、済美高校と星陵高校の歴史的な激闘。で、後半では準々決勝の金足農業と近江高校の試合でして、９回裏の逆転サヨナラとなった２ランスクイズのシーン。画面越しだったんですが、二塁ランナーが全く止まらず、ホームに突っ込むシーンが見えた瞬間では一人でテレビを見ているというのに、思わず「あっ！」と叫んだほどのインパクトだったんです。で、サヨナラ負けの後に立ち上がれない近江高校の２年生バッテリーの姿もすごく印象的でしたねぇ。
１００回目の夏が終わり、個人的にも来年は今年ほどの盛り上がりはないのかなと思っていましたが、不思議なもので、夏に来年が面白そうな２年生が続々と出てくる。これが毎年続くから、高校野球好きはやめられない。ＫＫコンビからになるから、もう３５年にもなるのか…。ということで、いい加減、野球好きブログと思われそうなので、そろそろ本題へ。
さて、本日の栗東への入厩馬を見ていると、オッと思う馬名を何頭か発見したんです。まずは小倉で衝撃の新馬勝ちを飾った中内田厩舎のヴェロックス（牡、父ジャスタウェイ）です。こちらは引き続き浜中Ｊで野路菊Ｓで連勝を狙います。ここは素質馬ぞろいの新馬を勝った池添学厩舎のカテドラル（牡、父ハーツクライ）も参戦する予定なんですが、同馬も本日、栗東に戻ってきたようですね。面白い対戦となりそうですね。
そして、続いては藤原英厩舎のサトノアクシス（牝、父ディープインパクト、母ヘアキティー）です。こちらは函館で調教していた田中博助手から高い評価を聞いていた一頭。体質面などをじっくりと見極め、成長を促してからの再入厩を考えていると聞きましたが、まずは秋デビューを見据えて、栗東に入ってきたのだと思います。また、取材しておきます。
あとは矢作調教師が春先に「桜花賞を狙いたい」と評価が高かったオーキッドテソーロ（牝、父ディープインパクト、母シスタリーラヴ）も栗東に入ってきた様子。宮調教師が「この馬はいいと思う」と期待していたマイネルウィルトス（牡、父スクリーンヒーロー、母マイネボヌール）も栗東に入ってきましたね。
さて、取材をしていると、時に思わず「えっ！」と大きな声を上げたりするもの。今日の松永幹調教師への取材で、先週の新馬で２着だったリオンリオン（牡、父ルーラーシップ）の話題になったんです。「勝った馬が強かったね」と冷静に振り返るトレーナーに、「北海道でもう一戦、使いますか」と来週の最終週を見据えた質問をぶつけたのです。すると、「うん、今週使いますよ」とまさかの連闘に出るというんです。「スローの競馬でそれほど疲れもないようだし、今週もユーイチ（福永）が北海道にいるので」とトレーナーは説明します。初勝利へ“勝負駆け”となる一戦になりそうです。
ここからは細かい情報を少しずつ、お伝えしたいと思います。まずは、先週も触れた高野厩舎でダノンプレミアムの下になるプレミアムギフト（牝、父オルフェーヴル、母インディアナギャル）ですが、どうやら来週まで開催の新潟デビューはなくなった様子。阪神で初陣ということになるんじゃないでしょうか。音無厩舎では初戦で大きくヨレるなど若さを見せてしまったミッキースピリット（牡、父ディープインパクト）はひと息入れて、立て直される様子。叔母にオークス馬のサンテミリオンを持つファルトレク（牝、父ノヴェリスト、母テクニカルラン）は小倉最終週の芝１２００メートルか、阪神開幕週の芝１４００メートルを視野、外国産馬のミントフレッシュ（牡、父Ｗａｒ Ｆｒｏｎｔ、母Ｍｉｎｏｒｅｔｔｅ）は阪神開幕週の芝マイルか、２０００メートルを予定しているとのことです。詳しくは週末にて。
今日はここまで、また明日です。ではでは
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