こんにちは、山本です。昨日書いていたブログがアップされていないことに早朝気づき、本日は意図せぬ形での２本立てとなりました。ということで、栗東からパッチパチといきましょうか。
さて、今日は大変なことになっております。台風２０号です。関西地区ではＪＲが早朝に早々と夕方あたりからの運休を決定。午後３時から本数を少なくして、午後８時あたりで電車は終了する、と。台風による交通ダイヤの乱れ、大混乱は昨秋の菊花賞デーで痛感したばかり。ただ、今日は前もっての予告があったことで、記者仲間たちは午前中の取材が終わった後、大阪方面に帰ってのパッチパチが多いようなんです。本当は木曜日って、出走馬の確定を午後４時あたりまで待っているんですが…。正午を過ぎた今、記者席が珍しいほど閑散としております。
ということで、ワタクシもこの前振りゾーンが終われば、恐らく帰宅の途に就きます。今日の栗東、朝から天気が本当におかしかったんですよ。突然のゲリラ豪雨があったかと思えば、今度は一気に晴れ上がったりする。午前中の投票所取材から帰る時なんて、晴れているのに暴風雨っていう、ワケの分からん天気でしたからね。ただ一つ、言えるのはワタクシが自転車をこいでいる時はほぼ１００％、結構な雨が降っていたということ。まっ、自分が雨男であることは自覚していますから、何にも驚きませんけどね。
まっ、これ以上天気のことを書いても気分が沈むだけなので、皆さんに被害がないことを祈りつつ、そろそろ本題へ。ここからは西宮の自宅に戻ってのパッチパチなんですが、外はポカポカ陽気なんですけどね。
ということで、まずは本日の入厩馬から。池江厩舎では栗東でのゲート試験時に評価の高かったオーロトラジェ（牝、父オルフェーヴル、母ミュージカルウェイ）が戻ってきました。２冠牝馬、ミッキークイーンの下になりますが、デビューへ向けての調整を進めていきそうですね。あと、藤原英厩舎には重賞ホースの子供にあるアルテラローザ（牝、父ディープインパクト、母レディアルバローザ）と、ダービー馬の全弟になるカントル（牡、父ディープインパクト、母ミスアンコール）が戻ってきたようです。この３頭、また取材をしておきます。あと、音無厩舎のフランクリン（牡、父ディープインパクト、母ロベルタ）は明日の栗東に戻ってくるようですよ。
さて、来週の小倉では芝１８００メートルの新馬が行われるんですが、今週はその出走馬を多く聞きましたね。まずは小崎厩舎のボーダードライヴ（牡、父アドマイヤムーン、母ロイヤルバラード）ですね。鞍上はアヴドゥラＪ。「ガツガツと行くタイプじゃありませんね。今週もいい時計で走れていましたし、走れると思いますよ」と小崎調教師は評価します。さらに、大久保厩舎のダノンレグナム（牡、父ディープインパクト、母ダノンプリマドンナ）もここを予定しています。「今週のしまいの時計は出ていましたが、まだ緩さがあって、動き切れていない感じもします」と谷口助手。厩舎ゆかりの血統馬だけに求めるモノも高そうな感じですが、どこまで良化してきますかですね。
あとは以前も書いた本田厩舎のレクスミノル（牡、父ヴィクトワールピサ、母マウンテンミステリー）が出走します。鞍上は浜中Ｊ。「柔らかい背中をしているし、折り合いの問題もありません。時計も出ています。切れるという感じより、長くいい脚を使えそうです」と古川助手。引き続き、高い評価をしているようです。
続いては矢作厩舎。こちらは来週の新潟、芝１４００メートルでストレイトスタイル（牝、父ディープインパクト、母トレノエンジェル）がスタンバイしています。鞍上は内田Ｊ。馬体は４００キロほどなんですが、入厩後に痩せたなどではなく、全体的に小柄な馬体でバランスのいい馬とのこと。「フットワーク自体はいいですよ。水準並みの時計は出ていますし、軽い芝の実戦でさらに良さが出るかも。気性も前向きです」と安藤助手は話していました。
あと、昨日から栗東に入ったオーキッドテソーロ（牝、父ディープインパクト、母シスタリーラヴ）は今日から調教を開始。安藤助手の感触は良かったですよ。重賞勝ちの母を持つダンサーバローズ（牡、父オルフェーヴル、母ウエスタンダンサー）と半姉にチューリップ賞勝ちのエアパスカルを持つタイセイビルダー（牡、父ヘニーヒューズ、母ラフィカ）は明日、ゲート試験を受ける予定。最後にＰＯＧ的な注目馬で、夏の阪神でデビューしたホウオウライジン（牡、父キングカメハメハ）ですが、近日中に帰厩予定とのこと。阪神か中山での復帰を目指すようです。
ということで、今日はここまで。まだ、外は晴れているなぁ。果たして、この後はどうなることやら。ではでは
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