【POG】トーンが高い(札幌)

 こんにちは。先週1週間で酒43杯にラーメン6杯、ジンギスカン3回の川上です。

 先週月、火はJRAさんのご厚意で毎年恒例の牧場ツアーへ。その後はキーンランドC取材とWAJS取材で充実の1週間を過ごしておりました。更新が滞ってしまい、申し訳ありません。

 牧場ツアーの夜は記者チームと職員さんたちとの懇親会。宿泊先が浦河だったので、シメにJRAのAさんオススメの味噌ラーメン「八雲」へ突撃しようとしたんですが、まさかの月曜定休日。このお店、「純連」の暖簾分けだそうで、非常に楽しみにしていたんですが、またの機会にリベンジとなりました。その悔しさが札幌に戻ったあとの暴飲暴食につながってしまったという、言い訳にしておきましょう。1週間で3件もジンギスカン店に足を運ぶことになってしまいました…。そのうちの1軒がススキノにあります「蝦夷屋」さん。こちら食べ飲み放題をリーズナブルにやってくれるお店なんですが、接客してくれるお姉さんも愛想が良くてお美しいんです(すみません)。笑顔で注文に来るので、ついつい追加オーダーを重ねてしまい、テーブルの上が大変なことになったのは言うまでもありません。最後は名刺交換をさせてもらって、さようなら。と思ったら退店後のススキノ界隈で帰路につくお姉さんとバッタリ遭遇したんです。都内だとおそらくガン無視、スルーされるんですが、北海道の方々はやはり優しい。「また来てくださいね~」なんていいながら笑顔で手を振ってくれる。これは来週も行くしかありませんね、はい。予約しないと厳しい感じですが、お近くに寄られた方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。というわけで、東京都内では味わえない人の温かさを感じながらの更新です。

 先週の新馬戦は2鞍ありましたが、日曜日の芝1200M戦に至っては6頭立ての超少頭数。北海道での競馬も終盤のこの時期、無理して新馬戦を固定開催する必要があるのかな…?なんて考えながら見ておりました(WAJSで有力騎手が多く集結することを考えると、アリかとも思いますが)。ただ、最終週の芝1500M(9月1日5R)は、大物の予感がする馬も登場します。池江厩舎のレースガーデン(牝、父ディープインパクト、母ウィンターコスモス)は1週前も相変わらず、いい雰囲気。川合助手も「入った当初は動きに重いところもあったけど、ここに来て自分から動けるようになっている」とトーンが上がっておりましたし、要注目の一頭でしょう。

 札幌2歳S組には、僚馬のクラージュゲリエ(牡、父キングカメハメハ、母ジュモー)もスタンバイ。こちらも「現時点で完成度が高い馬。余計なことをしないからストレスもない」と同助手は無傷連勝での重賞制覇に期待十分の様子です。

 このレースには、奥村武厩舎からクリスタルバローズ(牡、父ヴィクトワールピサ、母クロスバラード)も出走予定。札幌の佐竹助手は「息の感じなんかも良好で、いい雰囲気で臨めそう。荒れて、時計のかかる馬場のほうがいいかも」と最終週の馬場に一発に期待を寄せていました。そして、僚馬の情報も美浦の石野センパイから頂きましたので紹介します。アトラクティヴ(牝、父スクリーンヒーロー、母シンハディーバ)は、母のきょうだいに16年オークス馬のシンハライトや重賞勝ち馬リラヴァティらがいる血統。「真面目で気が良すぎるくらい。体が小さいのでゆっくり進めていますが、そろそろ入厩すると思います。使うのは秋の後半あたりになるでしょう」と奥村武調教師です。16年のセレクトセール当歳セッションで7000万円で落札されたペレ(牝、父ハーツクライ、母ホットチャチャ)も素質馬。既に7月26日に函館でゲート試験に合格しており、同調教師は「中山の最後か東京の最初あたりになりそうです。気が良くて、仕上がりも早いタイプでしょう」とのことでした。それからホーリーホライズン(牝、父ヘニーヒューズ、母ホーリーブラウン)は11年新潟大賞典覇者セイクリッドバレーの半妹。軽度の骨折はありましたが、「もう牧場で15―15を乗っています。東京あたりで使えるのではないでしょうか」とのことですね。

 というわけで本日はこのあたりで。馬体を絞るのは本州に帰ってからになりそうです。ではではまた。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル