さようなら夏競馬(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は梅田の会社からのパッチパチ。目覚めから雷鳴が轟き、荒れ模様の関西地方から、本日も行きますか♪

 さて、ワタクシは3年ほど前に、今住んでいる自宅に引っ越しました。前の家は15年近く住んでいましたが、引っ越した先も同じく西宮市で、車で約10分ほどの近場です。とはいえ、車で10分の距離は近いようで遠いもの。なかなか、旧宅の近辺に足を運ぶこともほとんど少なかったんです。

 で、つい先日のこと。久々に近くを車で通りかかりますと、懐かしいマンションが3年前と全く変わらずに立っている。その前で常に渋滞していた道、駐車場、横にある某銀行の社宅など景色は全く変わらない。と思っていたんですが、家のすぐ横にあって、いつも重宝していたコンビニの電気が消えているんです。で、恐らく閉店を伝える貼り紙。雰囲気からして、つい最近の閉店なんでしょう。いやね、ワタクシがあのマンションに引っ越してから今まで約20年、ずっと営業していただけに、ヘビーユーザーのワタクシには驚きよりもショックの方が大きくて…。

 まっ、40年も生きてりゃ、色々な景色が変わってくるんでしょうね。つい最近も大分駅周辺の変化について少しだけ触れましたが、実は大分県にいる少年時代に住んでいた家は2件あるんですが、いずれもマンションや道路に変わっていたりするから何とも切ない。少し前に大学時代によく遊んでいた阪急線の六甲駅で電車を降りたんですが、過去に通っていた店たちが跡形もなく、まさに浦島太郎状態だったりしたこともありましてねぇ。時代の流れをひしひしと感じております。

 と、コンビニ閉店から長々と話を広げてしまったので、そろそろ本題へ。今日は明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日の小倉芝1800メートルは開催最終週にしては、まずまずの動きをしている馬が多い。今まで何度か触れてきた本田厩舎のレクスミノル(牡、父ヴィクトワールピサ、母マウンテンミステリー)は今週の追い切りに浜中Jが騎乗。「良かったですよ。まずまず動けていたと思います。まだ緩いので良くなりそうですが、距離はこのくらいでしょうね」とのことでした。ちなみに浜中Jは小倉2歳Sで騎乗するルチアーナミノル(牝、父ルーラーシップ)にも「ポテンシャルが高い。うまく成長すれば、ちょっとしたモノになりますよ」と評価が高かったですね。

 あと、音無厩舎のミントフレッシュ(牝、父War Front、母Minorette)は今週のレースに投票してきましたね。「下(CWコース)に出した今週の動きが思ったより良かったので」と生野助手。外国産馬ですが、この距離の芝への適性を感じている様子です。「キャンターなどはいいですし、全体的に平均点以上かなという感じ。まだ良くなりそうな感じですから、これでどれだけ走れるかですね」と口にします。初戦からという感じではなさそうですが、素質の片鱗を見せてほしいもの。

 ということで、音無厩舎では先週、3頭がゲート試験に合格しました。ピッケ(牡、父エイシンフラッシュ、母ピクシーダスト)ハートビートダンス(牝、父ハーツクライ、母ハートビートワルツ)、さらにはブリッツアウェイ(牝、父ディープインパクト、母スウィフトテンパー)です。「この3頭はどれも悪くなさそうですよ」という生野助手の言葉通り、今後はそのままデビューへ向けての調整に入る方針。中でも気になるのは米G1馬を母に持つブリッツなんですが、「ゲートの出なんかセンスがありそうでしたし、牝馬にしてはパワーもある。走っている感じも悪くなさそうです」と話していました。詳しくは速い調教を始めてから、ですね。

 個人的に穴馬として注目しているロフティネス(牡、父スクリーンヒーロー、母フジヤマサクラ)は阪神3週目の芝2000メートルを目標に進めていく方針。「これも悪くないですね。距離を延ばした方がいいタイプだと思います」と生野助手は話していました。あとは、栗東に戻ってきた注目のフランクリン(牡、父ディープインパクト、母ロベルタ)ですかね。ゲート試験合格後の放牧から栗東に戻り、調教を再開しています。「この馬なりにトモは良くなってきましたね。まだ、息遣いなどには良化の余地はあると思います」と生野助手。徐々にピッチを上げて、どう変化していくのか。春先より感触はよかったと思いますよ。

 矢作厩舎でも評価の高かったオーキッドテソーロ(牝、父ディープインパクト、母シスタリーラブ)がゲート試験に合格。このまま、デビューへの調整を進めていくようです。北海道に入っていたケイツーテソーロ(牡、父ハーツクライ、母カサブランカスマイル)も栗東へ移動して、こちらでデビューへ向けての調整を進めていくようです。あと、今週の取材で驚いたのはゲート試験後、放牧に出ていたウラノメトリア(セン、父ルーラーシップ、母ミクロコスモス)が去勢手術を行ったということ。安藤助手によると、栗東でも気性の激しさは秘めていたとのこと。何せ今年のダービー3着馬の弟ですし、これがいい方に働くことを願いたいですね。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

札幌6R・10トラベリング(一戦ごとに距離慣れが見られるレース内容で、ここは強敵不在。最終週で絶好の勝機到来)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

小倉1R・11イメル(初戦は追い不足だった。使った効果は大きく、2戦目で粘りがグンと増す)

小倉2R・5タマモカプチーノ(先ほどのトラベリングじゃないが、こちらも距離慣れが見込めるはず。十分に未勝利は突破できる能力)

札幌8R・ライトブリンガー(小回り1700メートルで早めに動く形が必勝パターン。叩き2戦目で一変を期待)

新潟11R・11エンジニア(立ち回りの器用さが光った前走だが、結構骨っぽい相手で不向きな展開の中でも差し切った点を評価。力をつけている)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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