こんにちは。海鮮丼＆握り寿司と酒７杯の川上です。開催最終日の札幌競馬場より行きましょう。
さて、３週間の札幌滞在も今週がラスト。最終週になって、ようやく行ってみたかったお店を訪問できました。そう、北大通り近辺にある「みゆきちゃん定食」。とんねるずさんの某番組で「きたなシュラン」に選定されたこともある、海鮮中心の定食屋さんです。いろいろと口コミなどを見てからの訪問で、「マスターがちょっと怖い」なんて書いてあったのでビビッていたんですが、そんなことは全くありません。めちゃめちゃ人情味にあふれたおじさんでした。番組に取り上げられた当時から場所は移転していますが、「ランチ時は本当にたくさんのお客さんがうわさを聞いて来てくれる」とマスターです。学生通りだから、とにかくリーズナブルにたくさん食べて欲しいとのこと。もちろん、１番人気の「二刀流」（写真です）をオーダーしました。税込み１５００円の値段ですが、海鮮丼と寿司１０貫に、小鉢やみそ汁付きなら納得ですね。頼めば、ドカ盛りメニューもやってくれるとのこと。お母さんはこの日おられませんでしたが、ご夫婦２人で営む温かいお店でした。
というわけで、最終週の札幌競馬の振り返りを。
土曜２Ｒの芝２０００未勝利戦はヘリオス（牡、父オルフェーヴル、母アンジュシュエット）（友道厩舎）がＶ。ルメールＪ、友道師ともにエンジンのかかり具合から「距離はもっとあっても良さそう」との指摘。芝の中距離できっちり勝ちましたので芝路線でしょうが、ゆくゆくはダートも良さそうとのこと。芝、ダートを問わず“二刀流”の活躍にも期待がかかりそうです。
そして評判馬がそろったのは５Ｒ。芝１５００Ｍの新馬戦を制したのは、レースガーデン（牝、父ディープインパクト、母ウィンターコスモス）（池江厩舎）でした。今日の新潟記念には全兄のグリュイエールも出走しますね。ＭデムーロＪは「強かったね。少しイライラする面はあったけど、真面目で折り合いも付いた。１８００メートルくらいまで問題なさそう」と好感触でした。２着にはエールヴォア（牝、父ヴィクトワールピサ、母フィーリングトーン）（橋口厩舎）。藤岡佑Ｊは「勝てたら文句なしだったけど、一回使って反応も良くなるはず」と次戦の勝ち上がりに手応えありの様子でした。３着が個人的にも期待していたフィリアーノ（牡、父ルーラーシップ、母パシフィックギャル）（手塚厩舎）。スタートが決まりませんでしたが、「最後はよく脚を使っていたし、グッドフィニッシュ。次はチャンス」とルメールＪ。直線は一頭だけ違う脚でしたし、次戦こそは“確勝級”と見たいですね。５着のトーセンコハク（牝、父ジャスタウェイ、母ショートハンド）も初也Ｊの感触は悪くない。「最後はまだギアチェンジがきかなかったけど、メリハリがついてくれば」と前進を見込んでいました。
札幌２歳ＳのほうはＷＥＢのほうを参照して頂いて、今日２日の１Ｒが２歳の未勝利戦。９馬身差の圧勝で、ライデンシャフト（牝、父ノヴェリスト、母プレザントブリーズ）（池上厩舎）が初勝利でした。「２戦目の今回はゲートを五分に出てくれればと思っていたけど、想定以上のスタート。ムチを使わずに、圧勝してくれた。歩様なども新馬のときより良くなっています」と横山武Ｊは笑顔で成長を認めていました。半兄には１６年萩Ｓ１着、１７年スプリングＳ３着のプラチナヴォイスもいる血統。今日の勝ちっぷりなら次戦も楽しみですね。
少しだけＰＯＧ情報も。美浦にはカイザースクルーン（牡、父ルーラーシップ、母アイスフォーリス）（相沢厩舎）が今週２８日に美浦に戻ってきております。次走は予定通りに芙蓉Ｓ（９月２３日、中山・芝２０００Ｍ）です。今週札幌で初騎乗していた石川Ｊも復帰戦を楽しみにしている様子でした。それから育成牧場ではクラシック候補としても評判が高かったポルトラーノ（牡、父オルフェーヴル、母ポルトフィーノ）（萩原厩舎）も３１日に美浦に帰厩。こちらは９月２３日の中山・芝２０００Ｍでの初陣に向けて調整していきます。
本日はこのあたりで取材に戻ろうと思います！ ちなみに札幌競馬場、今日は重賞はありませんが、哀川翔さんフィーバーが起こっておりました。ではではまたです。
マイページ
