ナマ情報を中心に(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、現在の栗東は午前6時から調教開始。普段は午前4時半に起床→シャワーで目を覚ましてからスタンドへ、って感じの流れなんですけど、厩舎の出走馬取材や騎手の騎乗馬取材が多い木曜日の前は早朝に起きて、仕込みをすることがある。実は今日がそんな日で、午前3時に起床したんです。で、テレビをつけるとプロレス中継をやっている。その実況をBGMに仕込んでいたんですが、試合が佳境に差しかかった頃です。突然、画面がニューススタジオに切り替わる。そして、北海道で震度6強の地震が起きた、と。真っ先に飛び込んできた地域がノーザンファームの所在地として、何度も目にしてきた安平町だったから、さらにびっくりしたんです。栗東トレセンの取材中、現地に残っていたスタッフと連絡を取る調教師の姿もちらほらありました。

 今後は余震の可能性があるとのこと。ワタクシの実家近くで起きた2年前の熊本地震の時も余震に悩まされた方が多かったので、まだまだ気が抜けません。しかし、今週は台風21号に続き、今回の地震。常に停電や断水の心配をする日々なんて、今まで経験したことありません。昨日も書いたように自然の怖さを痛感しつつ、被災された皆さんが一日も早く、日常生活を取り戻すことを祈っています。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報を中心に進めていきましょう。

 まずは今週の新馬でダノンレグナムがデビューする大久保厩舎。この馬に関しては週末版で触れるとして、本日のゲート試験ではダノンテイオー(牡、父ディープインパクト、母セリメーヌ)が合格しました。こちらは母が仏重賞勝ち馬で、16年のセレクト当歳セールで1億8000万円の高値がつきました。まだ、速い追い切りは行っていないんですが、「これから良くなってきそうな感じのある馬です」と谷口助手の評価は上々。ちょっと注目してきたいですね。あと、ネルソンタッチ(牡、父ディープインパクト、母マイジェン)は9月22日の阪神芝マイルあたりを視野に調整中。スマートマウアー(牡、父タートルボウル、母ハイジトウショウ)は23日の中山ダート1200メートルを武豊Jで予定しているようです。

 続いては池江厩舎。注目の血統馬と言えるサトノルークス(牡、父ディープインパクト、母リッスン)は29日の阪神芝1800メートル、ルメールJでデビューすることになりました。「(最初の追い切りは)まずまずかなという感じですね。体はしっかりあるタイプだと思います」と池江調教師。晩成タイプとの見立てでしたが、徐々にピッチを上げていって、どう変わっていくか注目したいですね。

 池添兼厩舎では厩舎ゆかりのメイショウテンゲン(牡、父ディープインパクト、母メイショウテンシャ)がスタンバイしています。すでにゲート試験には合格ずみ。これから速い追い切りは始めていくようですが、「テンシャより柔らかみがある」とのことです。同じく母が厩舎にいたメイショウショウブ(牝、父ダイワメジャー、母メイショウスズラン)は22日の阪神芝マイルを池添Jで予定。「担当者は『乗り味がいい』と言っています」とのことでしたよ。

 あとは友道厩舎。友道調教師、実は昨日、北海道から帰ってきたんですよね。で、新潟の新馬を勝ったレッドアネモス(牝、父ヴィクトワールピサ)はサフラン賞で連勝を狙います。鞍上は福永J。また、札幌で未勝利を勝ったヘリオス(牡、父オルフェーヴル)は黄菊賞での復帰を予定しています。あと、ワールドエースの全弟になるワールドプレミア(牡、父ディープインパクト、母マンデラ)はすでに栗東での調整を始めており、現時点では菊花賞デーの京都芝1800メートルを目標に進めていくようです。

 最後に安田隆厩舎。レッドルゼル(牡、父ロードカナロア、母フレンチノワール)が来週の阪神芝1400メートルを北村友Jで予定しています。「時計はそれなりに出ているし、スピードはあると思いますが、まだ緩さもありますね」と安田隆調教師。とはいえ、素質は感じているようでしたよ。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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