PART2(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、突然ですが今週の月曜日、人生初の手術をしました。まぁ、今週もいつも通りのパッチパチをしておりますように、入院などを伴うモノではありません。左の手首にイボのようなモノができまして、これが徐々に大きくなってきたんです。で、早めに治療しようかと思った結果、病院で切り取ることになったんですが、その時に病院側から「一応、手術です」と言われましてですね…。実は人生で初めて縫われまして、まだ抜糸をしていない状態です。しかし、今さらながら麻酔っていうのはすごいモノで、軽く注射を打たれた後、そのイボを切り取っているようなんですが、全く感覚がない。前にも書いたように血を見るのが苦手なワタクシ、患部を見ないように目を背けていましたが、お医者さんの「今、取れかけてますよ」「今から縫いますね」など余計な「実況」をするのには参りましたが…。

 で、その翌日。本当は患部のチェックをしたかったらしいのですが、何と台風21号の影響で病院が臨時休業だといいます。ワタクシは火曜日から栗東出張ですから、病院に行く時間がない。切り取ってから、4日ほど患部を放置状態ということになったのです。結局は今日の出勤前に病院へ立ち寄ることに…。ところが、病院のロビーが人であふれ返っているのです。何が起こったのかと思っていると、何とその病院、台風による停電の影響で、何と3日連続、木曜日まで休んでいたというのです。で、今日が再開初日。病院での治療を待っていた方々が早朝から押し寄せていたというワケ。結局は待ち時間が約1時間もかかり、患部のチェックは3分もかからずに終了。抜糸も来週ということで、何だか妙な疲れだけが残る出勤前でした。

 ということで、患部に痛さが出る前に早々と本題へ行きましょう。まずは明日の競馬からですね。

 明日の5Rは飛び抜けた血統馬はいませんが、結構動いている馬が多い。大久保厩舎のダノンレグナム(牡、父ディープインパクト、母ダノンプリマドンナ)は実に入念に乗り込まれてきました。「追うごとに良くなってきました。水準以上はあると思います。体もすっきりしていますし、背中の感触もまずまず。しなやかな動きをしています」と谷口助手。小倉の予定もあったはずですが、乗り込みを積み重ねてのデビュー戦となりました。厩舎ゆかりの血統ですし、力の入るデビュー戦でしょうね。

 あとは高野厩舎のディアブルノワール(牝、父マンハッタンカフェ、母デビルズコーナー)。今週は3頭の新馬がデビューする高野厩舎ですが、新馬向きという点から考えると、この馬でしょうかね、取材の感触からは。「最初から動けていたし、先週もしっかり時計を出していたので、今週はあまり(やらなくてもいい)。ガツンと行くタイプでもないし、ここまでノーアクシデントで調整できました。いい調整過程を踏めたと思います」と口にします。母系は短距離色が強いんですが、その折り合いがつく面から、この条件での始動になったとのこと。注目の初陣です。

 さて、ここからはPOG情報。松田調教師に2歳馬情報を少しだけ聞きました。札幌の新馬を勝ったモンテアーサー(牡、父シンボリクリスエス)は来週の野路菊SにルメールJとのコンビで臨みます。「強かったですね」と改めて話を振ると、「いい内容でした。また、今度どんな競馬ができるかですね」と口にしながらも高い能力を感じているようでした。さらに「今週の調教が本当によく動いたんですよ」と話すのがハギノアップロード(牡、父ブラックタイド)。こちらは来週の阪神芝2000メートルを福永Jで予定しているとのこと。格上挑戦のコスモス賞でも3着に入ったように、未勝利では力上位の存在のはず。あと、新潟で新馬を勝ったサムシングジャスト(牝、父ヴィクトワールピサ)も次戦は未定ですが、栗東に戻ってきたようです。

 さて、続いては週中にお伝えした、矢作厩舎の情報の続きといきましょう。まず、最初にお断りです。今から書く話は入厩予定が多いのですが、ご存じの通り、昨日に北海道地震が起きたため、移動スケジュールが大きく変更する可能性があります。今回は当初の予定をそのまま書きますが、この話を目安として読んでいただければ幸いです。

 まずは今週末の入厩を予定していたのがスパーブアゲイン(牡、父ジャスタウェイ、母ウェルシュステラ)スパーブアゲイン(牡、父Declaration of War、母Wicked Temper)ですね。スパーブは函館2歳Sを勝ったステラリードの半弟で、モズエロイコは去年のセリでトレーナーのお眼鏡にかなった馬なんだそうです。

 その後に近々入れる予定だった組は、まずリアルスティールの全妹になるラヴズオンリーユー(牝、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー)。さらに、タレントの田村淳さんも所有しているウラカワノオト(牡、父ディープインパクト、母ユニバーサル)、さらにアユサンやマウレアの半弟になるバイザキャットの16(牡、父ブラックタイド)などの名前が挙がっていました。血統的に注目は、やはりラヴズオンリーユーということになるんでしょうが、「随分、良くなってきた。これなら入れる(入厩できる)というところまできた」と成長を感じているようでした。

 そして、来月の10月入厩の注目株は2頭。マイル路線での飛躍を願うユニコーンライオン(牡、父No Way Never、母Muravka)とクラシック路線での期待が大きいレインデートの16(牡、父ディープインパクト)ですね。また、こちらは入厩の具体的な報告を聞けば、しっかりとお伝えします。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神2R・4オメガ(前走は逃げ馬をマークも、その馬が意外なほどに早く失速。勝ち馬の格好の目標になった。2戦連続2着は素直に評価できる)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。今日は魅力的なレースが少なくて…。

阪神1R・11メイショウトーチ(古川Jが北海道で乗り味を評価していた馬。ダートで変わるか)

阪神6R・5エナジーピエトラ(前走は出遅れがすべて。五分の発馬からスピード勝負なら通用する)

阪神12R・11コパノピエール(久々で追い不足は招致の上だが、気性的に間隔があいたことはプラスに働かないか。内回り7ハロン戦もベストの印象で)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル