少頭数でも(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、昨日の報知新聞。1ページを使って、デカデカと里中投手が描かれていました。里中投手とは漫画「ドカベン」、明訓高校のエースです。実は漫画の「ドカベン」シリーズは先日、少年チャンピオン紙上で最終回を迎えたんですが、その単行本の最終巻の発売を全面広告としてドカーンと出していたと言うのです。他のスポーツ紙さんにもドカベンこと山田太郎はもちろん、岩鬼や個人的に大好きだった殿馬などの全面広告が載っていたと言います。

 この漫画、連載が始まったのは1972年だといいます。ということは、ワタクシが生まれる4年前。というのに、なぜかしっかりと読んでいるんですよ。ていうか、むしろプロ野球編よりも、高校野球時代の頃の方が読み込んでいる。オトンが持っていたのか、または自分で気になって買ったのか。その記憶は定かではありませんが、ともかく、やっぱり「ドカベン」といえば明訓高校なんです。だから、作者の水島新司さんが描いたキャラクターたちのオールスター戦とも言える「大甲子園」はホントに面白かった。あれで、中西球道が主役の「球道くん」まで読んじゃいましたもんね。

 とにかく、水島新司さんの野球漫画は非常にキャラクターが立っているから面白い。明訓高校だけじゃなくて、ライバルでも不知火や土門、雲竜に犬飼など、まぁ次々と名前が出てくるんですよね。今まで一度も読んでいないという方、この際に一度手にとってはいかがでしょうか。野球を好きな方は楽しめると思いますよ。

 ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょうか。明日の阪神は新馬が2鞍。6、10頭立てと頭数は寂しいんですが、なかなかの素材馬がそろったかなという印象ですね。

 まずはJRA通算4000勝が目前に迫っている武豊J。この日騎乗する新馬2頭について、「どちらも楽しみ」と口にします。5Rのメリーメーキング(牡、父エイシンフラッシュ、母モエレオープンヒメ)は先週の追い切りに騎乗。「動きはよかったね」と振り返ります。押田助手も「まだどんどん良くなりそうだけど、いい馬。乗りやすくて、掛かるような感じもない」と押田助手も手応えを持っているようでしたね。続く6Rのイベリス(牝、父ロードカナロア、母セレブラール)は自身も手綱を執ったベルカントの半妹。「重い馬場だけど、しっかり動いていた。気性も素直。今週の馬場でこれだけ動けば十分でしょう」と今週の追い切りで手応えをつかんだようです。どちらも大台への貴重な白星加算を見込めそうな雰囲気でした。

 その阪神5Rは良血馬2頭にも注目です。まずは松下厩舎のエクザルフ(牡、父バゴ、母ピュアチャプレット)。こちらはオークス、阪神JFで2着だったリリーノーブルの弟になります。「切れるというより長く、いい脚を使えそうな感じ。動きは水準以上だと思います。スタミナがありそうな感じです」と松下調教師は手応えを感じているようでした。

 その松下厩舎では再来週の阪神ダート1400メートルにアーズローヴァー(牝、父キンシャサノキセキ、母ヴィアンローズ)がスタンバイしています。鞍上は川田J。母は仏G3の勝ち馬になります。「今週は初めての追い切りでしたが、まずまずの動き。スピードはありそうです」と松下調教師は話していました。

 で、阪神5Rに話を戻しますと、もう一頭が高野厩舎のプレミアムギフト(牝、父オルフェーヴル、母インディアナギャル)。昨年の朝日杯FSを勝ったダノンプレミアムの妹になります。こちらは6月末の入厩から退厩することもなく、入念すぎるほどの乗り込みを重ねてきました。「動きに心もとなさがあったので、たっぷり時間をもらいました。動きにメリハリが利くようになってきましたね。体つき自体はグッドルッキングホース。跳びが大きな馬なので、まずはこの距離から使います」と高野調教師は説明します。血統的な期待値を感じている様子がはっきりと伝わりますし、確かにひと追いごとに動きは上向いています。兄と同じ阪神コースでデビューVとなりますか。

 続く6Rでは石坂正厩舎からドナウデルタ(牝、父ロードカナロア、母ドナウブルー)が参戦します。こちらは厩舎ゆかりの血統馬。「新馬を使うには十分な動きをしています。ちょっと気になるところがあると動かなくなったりする面がありますが、この血統ではあることなので大丈夫。走ることに対しては素直です。時計が出ていますし、期待しています」と石坂正調教師は納得の仕上がりといった表情。確かに追い切りのVTRを見ると、しっかりした動きをしています。

 で、今の石坂正厩舎には、このドナウデルタの従兄弟になるモアナアネラ(牝、父キングカメハメハ、母ジェンティルドンナ)です。こちらは3冠牝馬の母にとっての初子となります。まだ、ゲート練習中ということで速い追い切りは行っていません。「お母さんの子供というよりは、キンカメ産駒という感じですね。まだ、体つきなど幼い面があるので、(デビューへ向かうは)ゲートの後に考えたい」とトレーナーは話していました。

 さて、実は週中に週末版にて、と書いた情報を全く書けないままに、本日は終了の時間となりました。ということで、久々に明日の日曜も更新いたします。お楽しみに。では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中山4R・13ガルヴィハーラ(つい先ほど、クイーンSでルメールJ―萩原厩舎のラインが勝ったからのプッシュではございません。攻め馬の動きが実に豪快。ここでは抜けている、と判断したため)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神1R・8ブルベアペスカ(初戦は長くいい脚を使ってのまくりで見せ場たっぷり。攻め馬動くタイプでダートは魅力)

阪神9R・11セネッティ(もともと、トモが弱いタイプで、使い込むよりフレッシュな時の方が合う。距離もベスト)

中山11R・9ヤングマンパワー(前走も見せ場十分な走り。本当に暑い時期は合う。早めに動く積極策で押し切る)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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