詰め込みます(栗東)

 こんにちは、山本です。久々に日曜出張版のパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今朝は女子テニスの大坂なおみ選手でしょう。全米オープンの優勝。日本人選手がテニスの4大大会を優勝する日が来るなんてねぇ。中学生の頃だったか、グラフ選手やセレス選手の試合を遠い世界のことのように眺めるだけで、そこに日本人選手がいないことを常識のように受け止めておりましたが…。正直、生きてるうちに、こんなシーンを見ることができるとは全く想像もしておりませんでした。

 とはいえ、最近は男子では錦織選手が「もしかすると…」と思わせてくれてはいました。今大会もベスト4。しかし、錦織選手が大きな大会で勝ち進むたび、応援している我々日本人にとってはジョコビッチ選手という壁の高さを痛感するようになって…。今回の大坂選手の快挙が、錦織選手にも勢いを与えると信じて、今後はテニスにも注目していきたいもの。しかし、今回ほど独占放送しているWOWOWに入ってればよかったな、と思ったことはなかったなー。

 ということで、他競技の話題はこれぐらいにして、そろそろ本題へ。今日は先週の更新で書き切れなかった話題をたっぷりと載せていきましょう。

 まずは松永幹厩舎。週中の情報について、補足しておきましょう。近親にファビラスラフインを持ち、中山3週目の芝2000メートルを予定しているウレキサイト(牡、父ブラックタイド、母ラフィントレイル)はトレーナーへの取材の感触もいいですね。「長い距離が良さそうな感じ。まだ、そんなに(速い追い切りを)やってないけど、ゆったりと走れる馬。走ってきそうな感じはあります」と話していました。また、阪神最終週の芝1800メートルを視野に入れているゴータイミング(牡、父ディープインパクト、母サラフィナ)については「まだ、見た感じも幼いけど、気性は素直。この馬もいいところがありそうだよ」と話していました。

 そうそう、阪神最終週の芝1800メートルといえば、橋口厩舎のローザジルベルト(牡、父ワークフォース、母ローズバド)も参戦を視野に入れています。今週は坂路で追い切りを行いましたが、「もっとモタモタするかなと思いましたけど、余裕がありながらもまずまずの時計。良かったと思います」と橋口調教師は手応えをつかんだ様子でした。これから徐々にピッチを上げていくと思います。

 友道厩舎では来週の新馬、牝馬限定の芝マイルでビーチサンバ(牝、父クロフネ、母フサイチエアデール)が出走します。「そんなに体は大きくないけど、乗った感じはしっかりしているようです。牝馬にしては精神的な落ち着きがあります」と友道調教師。クロフネ産駒と聞くと、筋肉質な馬体をイメージしがちですが、この馬はスラッとバランスの取れた馬体のようです。その翌週のグランデストラーダ(牝、父ハーツクライ、母レジェンドトレイル)とはタイプが全く違うようですね。そうそう、その翌週と言えば、当初は最終週の芝1800メートルを予定していたスパンキーワールド(牡、父ケープブランコ、母スプンキーウーマン)は3週目の芝マイルに参戦するかもしれません。その時も岩田Jが騎乗します。

 その阪神芝マイルは池江厩舎のオーロドラジェ(牝、父オルフェーヴル、母ミュージカルウェイ)との激突ムードが漂っていますが、ここには宮本厩舎のジューンワルツ(牝、父ハービンジャー、母アグネスワルツ)も川又Jで参戦。お母さんはオークス3着馬です。「現時点では水準ぐらい動けている。今週の追い切りで、どこまで上向いてくるかやね」と宮本調教師は話していました。ここには西園厩舎のレッドコンシール(牝、父スマートファルコン、母リトルディッパー)も酒井Jで参戦します。

 続いては音無厩舎。今週はダノンプラチナの全妹にあたるミッキーバディーラ(牝、父ディープインパクト、母バディーラ)が栗東に戻ってきて、木曜日に坂路で初時計を出したんですが、その併せ馬の相手を務めたブリッツアウェイ(牝、父ディープインパクト、母スウィフトテンパー)の方に注目しちゃいまして…。というのが、この日騎乗した松若Jは「この馬、走ってきますよ。いいです」とトーンが高いし、生野助手も「先々も含めて、本当に楽しみ」と声が弾む。ミッキーの方も取材の感触は悪くなかったんですが、ブリッツの方が印象に残ったという感じですかね。京都開幕週の牝馬限定、芝マイルあたりが視野に入っているようですが、正式に決まった時はまたお伝えします。

 来週のデビューを控えるフランクリン(牡、父ディープインパクト、母ロベルタ)も順調に調教を消化しているんですが、最近の取材の感触のよさでいえば、同じく来週の阪神、こちらはダート1800メートルでのデビューを予定しているクリソベリル(牡、父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ)の方かな。「(除外になった)新潟でも動けていたし、今も時計が出ているからね」と音無調教師は手応えを深めているようです。

 ということで、今日はここまで。また、次回です。ではでは

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