こんばんは。札幌開催中の暴飲暴食が今更たたってか、体調があまりすぐれない。今週は酒は控えめに、食べるほうに力を入れていた川上です。
さて、札幌競馬開催中によくして頂いた厩務員食堂の田中マスターが東京に来られるということでお誘いを頂き、週アタマは上野・アメ横にある「居酒屋びびび」（台東区上野６―１６―５ 上野サウナビル１Ｆ）へ行ってきました。札幌競馬場付近にあります、「びびび食堂」の礎となった本店的な存在。のれんをくぐると、ファン必見の“ガンプラ”（ガンダムのプラモデル、そっち系にあまり詳しくないワタクシも略し方を初めて知りました…笑い）の数々がお出迎えです。んで、そのなかに厩務員食堂を取り上げた日の報知新聞も飾って頂いておりまして…恐縮しながらの着席となりました。
びびび食堂のほうの坂本店長、田中マスターらと楽しい時間を過ごさせてもらったんですが、“ガンプラ”はじめユニークな店内に、当然訪れるファンもあとを絶たない。「ＭＡＲＶＥＬ」（ワタシでも知っております）の翻訳家さんやら、何やら怪しい宝石店の方なども加わって、とてもにぎやかな場に。とにもかくにも居心地のよいお店でした。もちろん、料理のほうも札幌の「びびび食堂」同様に、「お客さんの胃袋を満たしたい」という思いがヒシヒシと伝わってくるラインナップ。シメはラーメンやお茶漬けではなく、爆量ナポリタン！！（写真撮り忘れました…）。お近くにお越しの方はぜひ、アトラクション感覚で遊びに行ってはいかがでしょうか？
というわけで、まずは明日の２歳戦から見ていきましょうか。中山２Ｒ（芝１２００Ｍ）では、アウトライアーズの半妹ヴァルドワーズ（牝、父ダノンシャンティ）（和田郎厩舎）が初戦の７ハロン戦（５着）から距離を短縮します。きょうだいのマレーナやロレーヌクロスはダートの短めの距離で勝ち星をあげた馬たち。「短距離適性はあると思う」と和田郎調教師が期待するのも納得の起用でしょうか。変わり身があっても良さそうです。ブルーコーナー（牝、父ハーツクライ）（菊沢厩舎）は、デビュー戦（３着）当時からトレセン内でも馬っぷりが目立っていて、菊沢調教師も期待を寄せていた一頭。初戦は流れに乗りきれない形でしたが、一度使って前進がありそうです。
５Ｒのメイクデビュー（芝１６００Ｍ）の注目はルガールカルム（牝、父ロードカナロア、母サンデースマイル２）（田村厩舎）でしょうか。１５年エプソムＣ覇者フルーキーの半妹ですね。とにかく動きが目立っており、厩舎スタッフからも「２歳離れしている」と絶賛されています。それから、ロンドンテソーロ（牡、父エクシードアンドエクセル、母アレグレッツァ）（武井厩舎）も入厩当初から素質を買われていた一頭。武井調教師も「まだ追い不足の面はあるけど、前向きで水準以上の動きを見せている」と期待している様子ですし、初戦から走れば今後がさらに楽しみになりそうです。穴っぽいところではルガールカルムと同じ産駒のマカリカ（牝、父ロードカナロア、母フィラデルフィア）（久保田厩舎）も。４３０キロ前後の馬体の成長を優先させてここでのデビューになりましたが、久保田調教師が「秋の東京くらいかな？」と見ていたことを考えれば、早めの始動。動きも良化気配ですし、一発あってもと期待しておりますが、果たして。
少しだけ、まだ載せていなかったＰＯＧの話も。クィーンズベストやインヴィクタの下にあたる【エアジーン（父ハービンジャー、母ラスティングソング）】（堀厩舎）は９月３０日中山・芝１８００Ｍ、モレイラＪとのコンビでデビュー予定。森助手は「牝馬ですが、カイバをしっかり食べて追い切りも動けている」と順調そうな表情です。
僚馬のブーザー（牡、父マンハッタンカフェ、母マンドゥラ）も同じくモレイラＪとのコンビで、１０月６日の東京・芝１４００Ｍを予定とのことでした。
本日はひとまずこのあたりで。ではではまたです。
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