入ってきそう(美浦)

 こんばんは。さすがにカレーに飽きてしまい、昨日今日は麺4食の川上です。

 酒を控えているせいか、食欲のほうが増している。昨日は昼前から黄色い看板でおなじみ「来来亭」で味玉ラーメン大盛りのライス+白身魚フライの定食を食べてしまいました。食欲といえば、今朝の美浦坂路にて牝馬3冠を狙うアーモンドアイの2週前追い切りが行われたんですが、その直後に、「腹が減ったな…」とこぼしていたのは管理する国枝調教師でした。牝馬2冠の馬を管理する責任感やプレッシャーは我々記者でも全て知ることはできません。調教スタンドから木、金曜限定で漂うカレーの匂いに誘われただけかもしれませんが…。

 そんなやり取りもありましたが、水曜に続いて美浦はあいにくの雨模様。週末のスプリンターズSはどんな馬場になるんでしょうか…? 雨にぬれる当方を見かねた鹿戸調教師の軽トラに乗せていただき、今朝は厩舎にお邪魔してきましたので、鹿戸厩舎情報をお届けしたいと思います。

 まずは本日27日に入厩してきたのがストームリッパー(牡、父ハービンジャー、母スピードリッパー)。母は同厩舎で13年クイーンS2着などの成績を残しました。「このお母さんで、血統的にもある程度長めのところに適性がありそう」とのこと。順調ならば、4回東京開催中のデビューが視野に入ってきそうです。

 同2週目、芝1800M(10月14日)を柴田大Jで予定するのはマイネルミュトス(牡、父ディープインパクト、母マイネヌーヴェル)。こちらは03年フラワーC勝ち馬の子。現4勝のマイネルクラースなど堅実なきょうだいが目立ちます。「能力的に初戦から楽しみ」と鹿戸先生からも期待のほどが伝わってきました。

 東京開催の裏では、秋の新潟開催もあります。新馬含め2勝のメローブリーズの半妹アロハブリーズ(牝、父スクリーンヒーロー、母コンドルショット)は同10月14日の新潟芝1400Mで初陣を予定。速攻系としても面白いかもしれません。

 同じ父の産駒ではトリックスター(牡、父スクリーンヒーロー、母プラウドウイングス)が放牧を挟み東京開催中のデビューを目指す形。トレーナーは「芝の長めのところから使っていきたい」とのことでした。

 既にデビューしている組では、エックスマークの半妹エレンボーゲン(牝、父ブラックタイド)は初戦8着から反撃が期待される一頭。現在放牧中ですが、順調にいけば、11月18日の1800M(牝馬限定)で勝ち上がりを狙うプランがあるそうです。

 それから芝の初陣が11着だったドンヒューズ(牡、父ヘニーヒューズ)は、血統面も期待されて砂投入へ。次戦は天皇賞デーの10月28日、ダート1600Mを見据えています。

 最後にレッドベルローズの全妹レッドベルディエス(牝、父ディープインパクト、母レッドファンタジア)が、今週末か来週には再入厩の方向。POG的にも注目の血統で、「お姉さん以上に走ってきそう」との評判も。順調にいけば、10月27日の牝馬限定戦(芝1600M)あたりが目標になってくるようです。

 本日はこのあたりで。美浦に残っている石野先輩に堀厩舎の取材をお願いしたので、そちらは明日以降に載せようと思います。ではではまたです。

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