代打・その3(栗東)

 こんにちは、橋本です。今日の栗東はバタバタだったのでブログ更新は難しいかと思いましたが、ここの主の方がツイッターで「今週も最強の代打さんに託そうかと思うとります」と謎のツイートを…。 今日聞けたことをとりとめもなくお伝えして、代打の役目を終了しようと思っております。

 先日、名前をお伝えしたタニノミッション(牝、父Invincible Spirit、母Vodka)のデビュー戦が決まりました。20日の東京・芝1600メートルで、鞍上はモレイラ騎手。「(上とは)あまり似てなくて短距離向きですね。先週末から時計を出し始めて、普段はのんびり屋ですが、速いところに行くとピリッとします」と辻野助手。馬体重は480キロくらいになりそうとのことでした。同じ週の21日京都・芝1800メートルにはエスポワール(牝、父オルフェーヴル、母スカーレット)がMデムーロ騎手で出走予定です。「姉(イサベル)は細身でしたが、この馬は480~490キロでタイプが全然違いますね。まだトモに頼りないところがありますが、芝に行ったらいい走りができそう。しかりしてくれば走ってきそうです」。辻野助手は、ダービー3着馬アドミラブルの半妹に期待を寄せていました。

 同じ中竹厩舎では、トーセンカンビーナ(牡、父ディープインパクト)が、アイビーSをMデムーロ騎手で予定しています。「良馬場でこそと思っていたので、前走は期待通りの走り」と辻野助手。新馬戦(2着)でこの馬を負かしたカテドラルは野路菊Sも連勝。広い東京でどんな走りを見せるか楽しみですね。新馬戦で5着だったリアオリヴィア(牝、父ディープインパクト)は、今週の日曜の京都・芝1600メートルをMデムーロ騎手で予定。「初戦は気が入りきらないような競馬でした。使ったことで気が入ればもう少しやれる」と辻野助手は上積みを見込んでいます。また、紫菊賞にはロジャーバローズ(牡、父ディープインパクト)がスタンバイ。鞍上は戸崎騎手です。「デビュー戦はコントロールが利いて、仕掛けてからの反応が良かったですね。長丁場で良さが出そう。距離はもっと長くてもいいですね」と辻野助手はクラシックディスタンスを意識していました。

 紫菊賞といえば、松永幹厩舎のヤマニンマヒア(牡、父ディープインパクト)も武豊騎手で予定しています。「前走の勝ちっぷりが良かった。新馬は3着だったけど、上位2頭が活躍しているので続いてほしい」と松永幹調教師。確かに、勝ち馬アドマイヤマーズはスポーツ報知杯中京2歳Sを勝ち、2着のケイデンスコールは新潟2歳Sを制しましたからね。松永幹厩舎にはゆかりの血統、アウォーディー、ラニなどの半弟ゼルク(牡、父Awesome Again)が入ってきています。すでにデビューも11月10日の京都・ダート1800メートルに決まっていまして、調教を積んでいるところです。鞍上は武豊騎手。「ずるいところが似ているね」とトレーナーはきょうだいとの共通点を教えてくれました。武豊騎手の3999勝目となったゴータイミング(牡、父ディープインパクト)の次走は、黄菊賞、東京スポーツ杯2歳Sあたりを視野に入れているようでした。

 最後に、調教時間の後半でMデムーロ騎手に遭遇。今週の新馬戦で目玉となる、あの馬について聞けました。14日京都の芝2000メートルでデビューするカントル(牡、父ディープインパクト)には1週前追い切りで感触を確かめました。「長く脚を使う感じ。走り方や形がきれい。能力があると思うし、すごくいい馬」と、今年のダービー馬ワグネリアンの全弟に高い評価でした。

 あと、先週の京都で新馬戦を勝ったランブリングアレー(牝、父ディープインパクト)は白菊賞、未勝利を勝ったクオンタムシフト(牡、父タートルボウル)は萩Sを予定しているとこのことでした。

 主の方の情報量にはほど遠く、読者の方には物足りなかったと思いますが、3回もお付き合いくださいましてありがとうございました。ではでは。

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