引き続き、お世話になります(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も土曜とはいえ、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、先日のフランス出張。クリンチャーが調教を行うシャンティイはパリからかなり離れていて、移動手段として車は欠かせません。実は前回のフランス出張時はD社のOクンが優秀なドライバーとして、ほとんど運転してくれたんですが、今回は自分で運転してみようかな、と。海外での運転なんて、いつ以来かなと思っていると、アメリカへメジャーリーグの取材に行った01年だったか。記者仲間と現地の野球殿堂を見に行こうという話になり、ドライバーをするように言われた時以来。実に17年ぶりです。

 現地到着後、レンタカー会社から普通にベンツを出され、少したじろぎましたが、さらに驚いたのが現地ドライバーの荒っぽさ。フランスでの運転は怖いと聞いていましたが、まぁ、次から次に割り込んでくるし、クラクションを鳴らしまくる。特にバイクのドライバーからはあおられまくるし…。それに加え、全く慣れていない右側走行でしょ。しかも、本当に道幅が狭い。何度か乗り上げましたもんね、感覚もつかめぬままに。

 そして、揚げ句の果てには信号で停車中、後ろから軽く「ドン!」と追突される始末。アッと思っているうちに、ぶつけた人間は消えている。けど、向こうの車は丈夫です。全く傷がついてなけりゃ、凹みもしてない。要は当て逃げみたいな感覚がなくて、「ぶつかったけど何か?」みたいな感じ(もちろん、接触の程度によると思いますが…)。とにかく、これからフランス旅行で車を運転しようと思っている方、怖~い世界であることをお伝えしておきます。

 ということで、そろそろ本題へ。今日はいつもお世話になっております、矢作調教師からの情報をたっぷりとお伝えしたいと思います。

 まずは先月下旬に一気に入ってきたディープインパクト産駒たちから見ていきましょう。3頭の中で真っ先にゲート試験に合格したのがタレントの田村淳さんが一口を持っていることで知られるウラカワノオト(牡、父ディープインパクト、母ユニバーサル)でした。この馬、実はゆっくりと進めるのかなと思っていただけに、正直最も早く進んでいるのは意外な感じ。今週はCWコースで時計を出していましたが、安藤助手は「初追い切りにしては頑張っていましたよ」と話していました。順調に早く進めば、東京か京都の開催最終週、つまりは10月27日か28日の週に使う予定もあるとのこと。また、レースが正式に決まれば、お伝えすると思います。

 あとはサウンズオブアースの下になるヴァイオリンソナタ(牝、父ディープインパクト、母ファーストバイオリン)とリアスティールの全妹の下になるラヴズオンリーユー(牝、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー)も今週のゲート試験で合格。こちらはそのまま在厩で進めていっても、次開催のデビューになるでしょうが、もちろん注目です。

 あと、来週の東京か京都でのデビューを予定しているのがアユサンやマウレアの下になるクラウドスケープ(牡、父ブラックタイド、母バイザキャット)。矢作調教師は「まだ動きとしては普通かな。緩さもある。うちの新馬の仕上げといった感じじゃないかな」とのこと。初戦からというよりは、使いつつ上昇を狙うといった雰囲気でした。

 先週の未勝利を勝ったスマートセラヴィー(牡、父ヘニーヒューズ)は引き続きダート路線でオキザリス賞へ、POG的な注目馬でもあるホウオウライジン(牡、父キングカメハメハ)は目先を替えて、先ほども書いた10月27日か28日の週のダート戦で初勝利を狙うようです。あと、今週の栗東には再びディープ産駒、カフジジュピター(牡、父ディープインパクト、母レインデート)が入ってきたようです。こちらは春先、トレーナーの期待が大きな1頭でしたよね。

 情報があるわけでもないんですが、秋華賞が行われる明日の京都は2歳戦も面白い。2Rは音無厩舎のミッキースピリット(牡、父ディープインパクト)に、デビューから2戦、強い相手と走っている昆厩舎のレッドヴィータ(牝、父マンハッタンカフェ)。5Rはダービー馬ワグネリアンの下になる藤原英厩舎のカントル(牡、父ディープインパクト、母ミスアンコール)と松田厩舎のサトノウィザード(牡、父ロードカナロア、母ブロードストリート)が激突。9Rの紫菊賞では須貝厩舎のアドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ)が連勝を狙います。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

東京8R・4ペイドメルヴェイユ(前走は位置取りが厳しすぎた。ここも平場にしては骨っぽい相手だが、今まで強い相手に揉まれてきている)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都10R・1ブルベアトリュフ(前走は休み明けの影響大。叩き2戦目で本調子なら、休養前の好内容を信頼する)

京都12R・14ヤマニンアンプリメ(こちらはブルベア以上に、前走は仕上がり途上だった。揉まれにくい外枠、先行激化のメンバーで突き抜ける)

東京1R・3オーキッドテソーロ(矢作厩舎の新馬叩いた2戦目は積極買い。ただ、当日の馬体重はチェックしたい)

新潟5R・15ロードマイウェイ(杉山調教師が楽しみにしていた新馬。先週が好調教だった)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル