やっぱり千八でしょ!(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は土曜日ですが、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、実はこの1か月、ずーっと皆さんに黙っていたことがあります。今まで関西競馬記者の中で勝手にガラケー愛護運動の先頭に立ってきたワタクシでしたが、9月中旬にスマホへ切り替えました。理由はLINEです。今回のフランス出張、各社さんとの業務に携わる連絡事項をLINEで回そうということになりまして、周りを見渡すと、持っていないのはワタクシ一人だけ。仕事に支障をきたすのでどうしようかと悩んでいる時、6年ほど使っていたガラケーの調子も悪くなり、もう潮時かなと…。う~ん、切なさが残ったままの、大きな決断でした。

 で、使いこなせるのかと不安の中、新たなスマホを手に出発したフランス出張だったのですが、結論から言いましょう。いや~、色々とスマホに助けられました。以前はフランス語でワケの分からんかったカーナビに頼らずとも、Google Mapがあるし、海外電話の電波が悪い時にはLINE電話も便利。その他にも色々と…。ただね、これでスマホ万歳っていう気にもならないんですよ、ホントは。やっぱり、ガラケーだよなと思うことも非常に多い。ただ、それと同じぐらいにスマホって思ったよりはやるじゃんとも感じるんですよね。まっ、LINEでスタンプなどを使うワタクシに違和感を感じる知り合いもたくさんいるようで、何より自分自身が妙な感じですが、これも時代に順応していくしかない。ということで、ガラケーの同士だった皆さん、ごめんなさい!

 では、そろそろ本題へ。明日の京都では2歳戦2鞍をピックアップ。まずは3Rの未勝利なんですが、こちらは松永幹厩舎のリオンリオン(牡、父ルーラーシップ)が出走します。北海道で2、2着だったんですが、松永幹調教師は現時点で「うちの2歳で1番走ると思っています」と口にします。例えば、先月末の新馬を勝った良血馬ゴータイミング(牡、父ディープインパクト)は「まだまだこれからという感じの馬ですから」と良化途上という認識なんです。実は先週出走の予定もあったのですが、馬房で脚をぶつけたとのこと。ただ、軽症で全く問題はなさそうです。「前走は最後にソラを使ってしまった。力を出し切ってくれれば」と改めて期待していました。

 その松永幹厩舎には、ゆかりの血統馬となるクロランセス(牝、父ディープインパクト、母クリアンサス)が栗東に入ってきています。お母さんは名スプリンター、フラワーパークの娘。「お母さんとは違う感じで、すごく小さいですね。まずはゲート試験合格を目指して」とのこと。また、こちらも縁が深いゼルク(牡、父Awsome Again、母Heavenly Romance)は京都2週目のダート1800メートルを武豊Jでデビュー予定ということはお伝えしましたが、かなり気性が幼いとのこと。この血統はそことのお付き合いになるので、今後うまく成長するかどうかですね。

 そして、5Rは5年ぶりに帰ってきましたよ、菊花賞デーの京都芝1800メートルで行われる新馬戦です。過去にアンライバルド、ブエナビスタ、ローズキングダム、ヴィクトワールピサ、エピファネイアなど続々とG1ホースの出ている新馬戦であります。昨年までは芝2000メートルで行われてきましたが、やっぱり素質馬は内回りより外回りを選択する傾向が最近、強くなっている。今年もいいメンバーが集まったと思います。

 当ブログで春先からプッシュしてきました、アドミラブルの半妹にあたるエスポワール(牝、父オルフェーヴル、母スカーレット)。今週3頭出しの藤岡勢の中で動きという点では優秀なクルージーン(牡、父ロードカナロア、母エリンコート)。寺島調教師が早い段階に期待していたダノングリスター(牡、父ロードカナロア、母ファイブスター)に、筋の通った母系を持つ藤原英厩舎のディープサドラーズ(牡、父ディープサドラーズ)。オッと、池添兼厩舎と縁の深いメイショウテンゲン(牡、父ディープインパクト、母メイショウベルーガ)も忘れてはいけません。ただ、ここは何度か触れましたが、友道厩舎のワールドプレミア(牡、父ディープインパクト、母マンデラ)に注目しておるんです。

 今週の初めだったか。大江助手に感触を聞いてみたんですよね。「体の使い方がよくて、ダイナミックに走る馬。緩いですけど、跳びが大きめで、ダイナミックな走りをします」とこちらも素質を感じ取っています。で、改めて友道調教師にも話を聞きました。「牧場の頃から動きは良かったんです。ただ、体が薄くて、もっと幅が出ればなと思っていた。夏を越して、幅が出てきましたね」と理想通りの成長過程を踏んできたことを口にします。動きにはディープ産駒らしい、素軽さもあるとのことで、どんな初陣になるか楽しみですね。

 あと、矢作厩舎ではリアルスティールの全妹になるラヴズオンリーユー(牝、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー)が順調に調整を続けていますね。今週は坂路で実質的な初追い切り。「まだフワフワしていたんですが、それであの時計(54秒4)。しまいも12秒台(12秒7)でしたからね。悪くないと思います」と安藤助手の感触は悪くなかったですよ。また、矢作調教師が帰国した後、デビュー予定などを聞いておきます。

 最後に栗東に残っているジュリアナ橋本記者からの最新情報を。サウジアラビアRCで8着だったサムシングジャスト(牝、父ヴィクトワールピサ)が武藤JでアルテミスSを予定。新馬勝ちしたキンゲン(牡、父ゴールドアリュール)は引き続きダート路線、カトレア賞へ向かうようです。ヴィクトワールは前走が完敗でしたが、「叩いて良くなっている」とのことです。

 では、ねっと限定「厳選馬」ですが、本日は前日に続いて、友道厩舎から京都5Rの9ワールドプレミアをプッシュ。偉大な先輩たちに続くことを期待です。続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都1R・9ハートビートダンス(今日は朝イチから注目。「ダートはいいと思うし、砂をかぶらなければ」と生野助手。外めの枠から一変狙う)

京都10R・8エスティタート(前走は直線でスムーズさを欠いた。この距離も問題なし。見直す)

京都12R・11マリエラ(前走は積極的に気合をつけた。あの手綱さばきが今回につながるはず)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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