1400な日(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は久々に金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日は久々に身内というか、記者仲間たちのお話。今まで当ブログに最も出てきたのはS社のKクンだと思うのですが、最近、メキメキと存在感を放ち始めているのがS社(前述のS社とは違います)のSクンです。栗東残りだった先週のこと。土曜朝まで栗東に残っているスポーツ紙は少なく、金曜夜の飲み仲間の確保に困っていた時、ふと視界に入ったのがこの日で栗東を引き揚げる予定だったSクン。「今日は(餃子の)王将テイクアウトで一杯どや?」「いや~、今日帰りなんで…」と一度は断ったSクンですが、まんざらでもない様子。で、彼から出た「軽くですよ」がGOサインです。実は彼、ワタクシの家に近い兵庫兼の西宮市というところに住んでまして、栗東から自宅まで恐らく2時間近くかかるんですよ。それなのに「お疲れっした」と栗東を出たのが午後11時前。さすがです。

 そして、今週の水曜日。S社のKクンを始めとした、いつもの宴会メンバーと、フランス出張で買ってきたシャンパンを飲もうかという話になったんです。しかし、Sクンは水曜日帰り。「残念やなぁ~」なんて声をかけていると、「一杯だけ残しといてください」と急きょ、帰宅前に参戦です。で、この宴会は午後6時半から始まっているというのに、いつもながらにダラダラと終了は午後11時前後。けどね、最後までSクンはいるんですよ。そして、飄々と引き揚げていく。さすがです。

 まっ、一時期よく登場していたD社のOクンに最近勢いがないので、これからSクンが頻出するかもしれません。その時はこんなヤツだと思って、ご覧くださいませ。ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬は2歳戦、色々とありますね。京都では3Rで音無調教師が「勝ち負けを見込んでいる」と話すミッキーバディーラ(牝、父ディープインパクト)が登場(音無厩舎は今週、大外枠が多い…)すれば、4Rにはダービー馬ワグネリアンの全兄弟で藤原英厩舎のカントル(牡、父ディープインパクト)が2戦目を迎えます。

 そして、新馬も3本立て。芝1400メートルの5Rではロンブーの淳さんが所有することでも知られるウラカワノオト(牡、父ディープインパクト、母ユニバーサル)が出走します。「1週延びたことで、動きが良くなってきました。序盤に噛む面があるので、現状では短い距離が合うと思います」と安藤助手。確かに今週は今までより明らかにトーンが上がってきたように感じました。動きで言えば、松下厩舎のトオヤリトセイト(牡、父ドリームジャーニー、母ジャジャマーチャン)ですかね。「スタートも速い方ですし、スピードのありそうな動きをしています」と松下調教師は手応え。母は全きょうだいにアストンマーチャンを持つ快速血統です。

 芝1800メートルの7Rは入念に乗り込んできた藤原英厩舎のアーデンフォレスト(牡、父ルーラーシップ、母ロザリンド)が動いていますが、当ブログ的にはラヴズオンリーミー(牝、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーユー)でしょう。ご存じ、リアルスティールの全妹です。矢作調教師は春先から「この血統は牝馬が走らないので…」と口にしていましたが、追い切りの動きなどは上々。「まだ追い足りない面はあるが、ふわふわしている割に時計が出るんですよ。持っているポテンシャルが高いんだと思います。この血統はすごい遅いんですけど、この馬はその中では少し早いですね」と安藤助手は話します。強敵が集まりやすい、外回りの芝1800メートルからのデビューというのも、陣営の期待度の現れだと思いますよ。

 さて、明日は東西両メインが2歳重賞。しかも、芝1400メートル戦です。まずは、東京の京王杯2歳S。中心はアウィルアウェイ(牝、父ジャスタウェイ)でしょうね。色々と週中から新聞でも書かれていますから、詳しいことは省きますが、一つ印象に残ったのは夏場は暑さのため、調整がしづらかったという高野調教師の言葉。「涼しくなって、良くなっています」という高野調教師の言葉通りなら、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみですよね。

 ここには小倉2歳Sを勝ったファンタジスト(牡、父ロードカナロア)に、函館2歳Sを勝ったアスターペガサス(牡、父Giants Causeway)も参戦。特にファンタジストは前走後も栗東に在厩しての調整を続けてきましたからね。態勢は万全といったところでしょうか。

 続いてはファンタジーS。ここもダノンファンタジー(牝、父ディープインパクト)という強い中心馬がいます。「初戦は強い馬に負けたけど、2戦目にしっかりと決めてくれた。追い切りに乗ったジョッキーも『よかった』と言ってくれましたし、距離も等に気にしていません」と猿橋助手。その強い馬とはサウジアラビアロイヤルCを圧勝したグランアレグリア。そりゃ、納得です。とにかく、状態も良さそうですね。未知の魅力という点では今野厩舎のベルスール(牝、父スウェプトオーヴァーボード)でしょうか。初戦も圧勝でしたが、「日に日に落ち着きが出ています」と今野調教師は精神面での成長を感じ取っているようでした。

 では、ねっと限定「厳選馬」をどうぞ。

京都9R・14サトノガーネット(大前提として、この馬好きなんです(笑)。「前走でも頑張っていたし、長くいい脚が外回りで生きれば」と安藤助手。自己条件なら)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

京都1R・9スズカモンド(短距離ダートなら好勝負に持ち込める。叩き2戦目で変わる)

京都12R・1アンティグラビティ(前走が味のある勝ちっぷり。内枠を利した立ち回りなら、昇級戦でも通用する)

福島11R・12リュウノユキナ(非凡なスピードを見せた2走前が印象的。開幕馬場で積極策なら)

東京12R・8リゾネーター(ここは好メンバー。去勢明けだった前走が好内容。素質上位の存在)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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