貴重な前哨戦(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は京都競馬場からのパッチパチ。土曜日の京都は実に久しぶりですね。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今夜は日本シリーズ第6戦。ソフトバンクが王手をかけて迎える一戦です。今年は結構、例年より試合を見ている方ですが、内容的に広島の方が優勢だと思っているのに、1勝3敗なんですから、野球って分かりません。今回は初戦が引き分けたので、場合によっては第8戦までもつれ込む可能性があるんですが、そうなった場合、32年ぶりだといいます。ワタクシはまだ10歳の頃なんですが、当時の広島と西武の戦いは妙に印象に残っているんですよね。当時は全戦がデーゲーム。第8戦の月曜日は学校にいる頃、ゲームが行われていて、当時はもちろん携帯もなかったから、途中経過なども分からない。気の利いた担任のセンセイが西武が勝ったことを教えてくれたんですよね。いや~、懐かしい話です。

 そういえば、記者生活1、2年目は現ヤフオクドーム、当時の福岡ドームで日本シリーズを取材。現場では年が一番下でしたから、球場の周辺取材をよくしました。特に2年目は王監督と長嶋監督のONシリーズ。報知新聞って言うだけで、お酒の入ったダイエーファンの方々に絡まれたこともあったなぁ。あと、当時は試合中のネット裏で観戦している芸能人の方々を探す仕事なんかもあったりして、盛り上がるグラウンドに背を向けながら、観客席を細かくチェックしたり…。今となっては懐かしい思い出です。

 ということで、相変わらず話が色々なところに散らばりましたが、個人的には久々の「第8戦」を見たいもの。ということで、そろそろ本題へ。週末恒例、明日の競馬ですが、まずは東京から。

 5Rの新馬に今や種牡馬として、絶対的な地位を築いたロードカナロアの全弟、ロードオヒア(牡、父キングカメハメハ、母レディブラッサム)が登場します。兄の調整役でもあった安田翔調教師がしっかりと仕上げてきました。夏場に弱そうだったので、ゲート試験合格後は一度放牧。安田翔調教師からはゲートや体の使い方など多くの課題が出てくるのですが、その後に「やっぱり、馬はいいですよ。ただ、どうしても求める場所が高くなるので」と説明。十分に攻め馬を積んでの初陣で、どこまで走れるか。

 ここには矢作厩舎で、サウンズオブアースの下になるヴァイオリンソナタ(牝、父ディープインパクト、母ファーストバイオリン)も参戦しますね。「先週の併せ馬はちぐはぐになったんですが、今週はしっかりとした走りができていました。気性の勝ったタイプですね」と安藤助手。態勢は整っているようです。矢作厩舎でいえば、的場文Jに騎乗を依頼した京都5Rのアールコンセンサス(牡、父ハーツクライ、母ステラマドレード)も面白そう。「思ったより動けているんです。フワッとしたところもあるし、この距離でいい面が出れば」と安藤助手は口にします。あと、来週の京都芝1400メートル(牝馬限定)ではベルヴォワ(牝、父ディープインパクト、母アルーリングボイス)がMデムーロJで出走予定です。

 京都では4Rの牝馬限定。3冠馬の子供、石坂正厩舎のモアナアネラ(牝、父キングカメハメハ、母ジェンティルドンナ)が登場しますね。この馬、ジュリアナ橋本記者に情報をもらうのをすっかり忘れておったのですが、彼女が書いた金曜日付けの記事を読むと、鞍上のCデムーロJも手応えを持っている様子ですね。ここは2歳勢が好調なサヴォワールエメ(牝、父ダイワメジャー、母ニアメ)も参戦。「動きがいいし、気性的にも初戦向き。距離もマイルぐらいがいいと思う」と友道調教師は手応えを感じています。

 さて、その友道厩舎と石坂正厩舎は来週のデイリー杯2歳Sでも管理馬が戦います。デイリー杯2歳Sです。石坂正厩舎はドナウブルーを母に持ち、モアナアネラの従兄弟になるドナウデルタ(牝、父ロードカナロア)がモレイラJで出走。友道厩舎は新馬、スポーツ報知杯中京2歳Sを連勝したアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)が参戦します。久々の実戦になりますが、ここまでは予定通りのメニューを消化。今週は非常に重い馬場でしたが、「(1週前で)しっかりと負荷をかけるという意味では、良かったんじゃないかな。体は若干、大きくなった感じ。気性的に初戦からでも大丈夫だと思う」と友道調教師は期待していました。

 このレースにはもう一頭、中内田厩舎からダノンジャスティス(牡、父Kingman)も参戦します。「新馬もいい勝ち方でしたし、成長を感じます。競馬でもゆったり走れていましたし、マイルもこなせるんじゃないかと思います」と話す猿橋助手の表情は非常に明るいもの。順調な調整ぶりが伝わります。確かに初戦は余力十分という感じの勝ちっぷりでしたもんね。デイリー杯2歳Sは最近、朝日杯FSに直結しにくいレースとなっていますが、今年は結構、メンバーがそろっている気がしますけどね、果たしてどうなるか…。

 ということで、ネット限定「厳選馬」でございます。

福島8R・6ジャコマル(松永幹調教師が「ここは何とかしておきたい」と。小回りでベストの距離。減量起用で開幕馬場なら押し切るのみ)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都1R・11パドカトル(前走はロスの大きな競馬。スムーズなら好戦)

京都6R・8シエラネバダ(前走は後方からで参考外。ブリンカー着用の積極策なら)

京都8R・5ビリーバー(こちらも前走は窮屈な競馬を強いられた。スムーズにさばけば巻き返す)

福島11R・15レーヴムーン(前回は明らかに仕上がり途上。本調子なら能力は一枚上)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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