気長に待つ(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は栗東から帰ってきて、西宮の自宅からのパッチパチ。明日の更新は臨時休業させていただきますが、ではでは今日も行ってみましょうか♪

 さて、最近動画サイトである競馬番組にハマっております。昔からの競馬ファンの方はよく見ていたんじゃないでしょうか、さんま清の夢競馬っていう番組。明石家さんまさんと杉本清さんが1年の競馬を延々と振り返った後、有馬記念のレース前に予想をする。ちなみにオンエアは年末で、有馬が終わった後。二人の予想対談を結果を知りながらも見るワケです。

 まぁ、この二人のトークがホントに面白い。さんまさんは競馬に詳しいうえ、あの話術でしょ。当時も見ているのに、今BGMとして聞いているだけでも、笑ってしまいます。個人的に大好きなのは99年のウォーターポラリスのお話。これはホントに面白い。今、こんな番組がなくなっちゃいましたもんね。復活してほしいな、個人的に。

 で、うちの新聞で予想コラムを書いていただいている杉本さんとは、今ではお話をさせていただく間柄。先日の京都で久々にお会いした時も「(ワタクシが本命だった)クリソライトなぁ」と笑顔で声をかけられ、恐縮しきりでした。そんな杉本さん、もう80歳を超えているはずなんですが、帰路につくときは駆け足気味。驚くほどに、まだまだお元気です。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報をお伝えしていきましょう。

 まずは須貝調教師への取材から。厩舎にとっては、ゆかりのあるラフェリシテ(牝、父ルーラーシップ、母シュプリームギフト)は京都3週目の芝1400メートル、牝馬限定をモレイラJで予定しています。お母さんは短距離重賞で上位争いの常連でしたが、この馬に関しては「うるさい面はないし、走り自体もゆったりとしているから」とこの距離からのデビューになったようです。その口調から期待が高そうな印象を受けました。また、ビザンティン(牡、父キングカメハメハ、母アカンサス)は京都の最終日、芝1800メートルを富田Jで予定しています。

 続いては松永幹厩舎。来週の京都ダート1200メートルを川田Jで予定しているのがモンペルデュ(牝、父Cairo Prince、母Spanish Post)です。お父さんはアメリカンファラオと同じ年で、同じパイオニアオブザナイル産駒。「順調にきてますよ。今週は思ったほど動けなかったけど、先週は動きがよかったですからね」と松永幹調教師は期待しているようです。

 そして、阪神デビューを見据えているのがスペースクラフト(牡、父Tapit、母スターシップトラッフルズ)。「いいところがありそうですし、まずは芝のレースから考えています。イレ込みが激しい面がありますから、テンションがどうかでしょうね」とトレーナー。この厩舎で芦毛のタピット産駒といえば、ラニを思い出しちゃいますが、あの偉大な先輩に肩を並べるような活躍を期待したいもの。あと、サフラン賞6着以来、休養していたディーブラッド(牝、父ディープインパクト)は本日栗東に戻り、松山Jで白菊賞へ向かうようです。

 最後に池江厩舎。先週の新馬を勝ったアルクス(牡、父ハービンジャー)は次戦こそ未定ですが、「実戦向き、芝向きでしょうね。あんな脚があるとは思ってませんでした」と池江調教師は振り返っていました。きんもくせい特別で2着だったダノンチェイサー(牡、父ディープインパクト)は引き続き、いずれかの自己条件を使うとのこと。そして、一つ残念なニュース。サトノワルキューレの全弟にあたるサトノバリオス(牡、父ディープインパクト)は骨折が判明し、休養に入るようです。

 最後に夏の小倉でのデビュー予定から直前で放牧に出たサトノソロモン(牡、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)について少しだけ。現状では帰厩の予定はなさそうで、「やはり、成長がゆっくりですよね。デビューは年明けになると思います」と池江調教師は話していました。ここは気長に態勢が整うのを持つ、といったところですかね。今日はここまで、また明後日です。ではでは

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