分厚い500万(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は今週で今年ラストウィークとなります京都からのパッチパチ。ではでは、いってみましょうか♪

 さて、今朝のこと。2025年の大阪万博が決定しました。国内では05年の愛知万博以来となるとのことなんですが、やっぱり関西に住んでいることもあり、ワタクシが生まれる6年前に行われたというのに、70年の大阪万博の方が馴染みがあるような印象です。ただ、これに関しては当時、結構ハマっていた漫画の「20世紀少年」の影響が非常に大きかったりするんですが…。

 今でも大阪に万博公園は残っていますが、ぶっちゃけ、ほとんど行ったことがない。有名な太陽の塔も近くで見たことはないんです。万博公園の近くに行ったといえば、これまた柄にもないんですが、もう20年近く前、サッカー担当のお手伝いでガンバ大阪の練習取材に行った時ぐらい。クラブハウス的な建物、練習場が万博公園内にあるんですよね。まだ稲本選手や宮本選手がいたかな、確か。あと、三波春夫さん(懐かしい…)の「世界の国からこんにちは」っていう歌は知ってますけどね。同じイベントでもオリンピックとは違い、万博ってメインテーマこそあれ、何かフワッとした感じで、なかなか印象に残りづらいんですよね。とはいえ、準備期間は6年もありますし、今回は徐々に盛り上がっていくであろう機運を現地で感じてみたいモノです。

 ということで、その頃はアラフィフかと思うと、ゾッとしつつ、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 京都5Rの新馬で注目は、やはりダービー馬マカヒキを全兄に持つウーリリ(牡、父ディープインパクト、母ウィキウィキ)でしょう。当初の予定から2週延ばしての初陣となります。2週前だったかな、友道調教師への取材の中で「ウーリリに関してはマカヒキと比べると、っていう話だからね。この馬自体は水準の動きはできているから」という言葉があったんですよね。今年のワグネリアンに関する取材の時でもよく話に出ていたんですが、マカヒキって早い時期から非常に完成度の高い馬だったんです、最初の調教の時から動きが目を引いていたような。

 現状ではまだトモも甘く、非力な面があるといいます。特に今月の栗東はチップの入れ替え作業があり、常に重い馬場状態。その点は考慮してもいいかもしれません。「軽い芝が合いそうな走り。フットワーク自体はいいですよ。現時点でどれだけ走れるか」と友道調教師は話していました。

 で、友道厩舎は明日の9R、白菊賞にもランブリングアレー(牝、父ディープインパクト)を送り出しています。こちらは先週、浜中Jの感触はお伝えしましたが、厩舎の方もモタれる面の矯正に手応えを感じている様子。「チークを着けて、真っすぐ走れるようになりました。(前走は)3頭併せの真ん中から抜け出す走りに勝負根性は感じましたから」と友道調教師は上積みを感じての2戦目となりそうです。

 ただ、ここは矢作厩舎のラヴズオンリーユー(牝、父ディープインパクト)もいるんですよね。初戦が牡馬相手の外回り芝1800メートルで、内をさばきながら抜け出してくる、非常にセンスを感じさせる走りでした。「まだまだ緩いのに、その状態で勝つんですから、先々はオープンでもと思いますよね。使ってうるさくなるかなと思ったけど、そんなに変わっていません」と安藤助手。血統的な期待値も高くなるリアルスティールの全妹ですが、2戦目でどんな走りを見せるのか。しかし、このレースは紙面のコラムでも書いたんですが、分厚い500万特別だなぁ。

 さて、ここから矢作厩舎の最新POG情報。ていうのも、先ほど矢作調教師に聞いたばかりのお話です。半兄にスマートロビンを持つローゼンリッター(牡、父ハーツクライ、母キーブギー)はゲート試験合格後、一度放牧へ出されました。現在、栗東に入っているのはディスモーメント(牡、父ディープインパクト、母カホマックス)ですね。「まだ緩いし、使いつつ良くなりそうなタイプだけど、素質は高そう」と矢作調教師は話していました。

 あと、気になっていたのがユニコーンライオン(牡、父No Nay Never、母Muravka)ですね。トレーナーが非常に期待していた外国産馬です。現状では来月入厩から1月ぐらいのデビューを目指すとのこと。「やっと体がセールの頃のいい感じに戻ってきた」とホッとした表情を浮かべます。ただ、現状では自分から動こうとする気持ちに少し物足りなさがあるようで、その点は入厩後に併せ馬をしっかり行うなど、色々と対処していくことになると思います。話を聞いた感触は悪くなかったですよ。最後に去勢手術をしたウラノメトリア(セン、父ルーラーシップ、母ミクロコスモス)も近いうちの入厩を予定しているとのこと。「素質は高いと思うので、あとは気性だけだね」とダービー3着馬の弟に期待をかけていました。

 では、ネット限定「厳選馬」も矢作厩舎から。

京都2R・11ベルヴォワ(安藤助手によると、担当の久保助手がかなり手応えを持っている、と。過去にスーパーホーネット、グランプリボスなど手がけた腕利きのジャッジに素直に乗ろう。初戦も上々の伸びで好内容)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都7R・4ロングベスト(先行激化か。発馬五分で脚をためれば、クラス通用の決め脚あり)

京都10R・10テルメディカラカラ(ここは先行有利の見立て。久々を叩いた上積み大きい)

京都11R・11ゴールドクイーン(前走も競り合ったナンチンノンがこの枠なら楽に先行できないか。前走も砂適性を感じる内容)

東京8R・7スマートルビー(この距離ベスト。強敵相手だが、立ち回りひとつで通用する)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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