こんにちは、山本です。今日は日曜日ですが、昨日の予告通り、更新しまっせ。阪神競馬場からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、先週日曜日に行われたＭ１グランプリ。個人的には決勝は和牛の総合力に一票でしたが、何はともあれ楽しませてもらいました。ところが、今や優勝した霜降り明星以上に注目を集めているのが、某芸人さんがインスタ動画で某審査員さんへの悪口を流してしまったという話題。どっちが良いか悪いかは置いといて（悪い方は明らかですが…）、こんな形で負けた芸人さんにスポットライトが当たるのが、どうも釈然としない日々です。
とにかくね、酔っ払った状態でＳＮＳに触れちゃ駄目なんですよ。ワタクシだって、家でお酒飲みながらテレビ見ている時に、その感想をツイッターで更新しようかと思ったことはあるけど、やっぱりキーボードを叩く手の動きが思うようにならないからやめたことが昔々にありました。怖いですよ、通常ではない思考状態の記録を発信して、それが残るのはね。とはいえ、不思議なもので、酔っている時は普段より何かを伝えたいという気持ちがあったりする。まっ、とにかく「飲んだら乗るな」ならぬ「飲んだら打つな」は肝に銘じておきます。
ということで、そろそろ本題へ。今日はまず矢作厩舎の情報から。来週のいずれかのレースでディスモーメント（牡、父ディープインパクト、母カホマックス）がデビューを予定しています。「完歩が大きいし、追い切った感じは長いところ向きという感じです。今週も３頭併せの真ん中で踏ん張っていたと思います」と安藤助手。素質は感じているようです。
あと、今年のダービー３着馬コズミックフォースの下にあたるウラノメトリア（セン、父ルーラーシップ、母ミクロコスモス）は放牧中に去勢手術をして戻ってきましたが、早速坂路で５１秒台をマーク。少し併せ馬の予定が狂い、追いかけたぶん、時計が速くなったようですが、「息の入りはそこまで辛そうではなかったです」と安藤助手。気性的には去勢効果を少し感じているようですが、トモには少し寂しさがあるとのことですので、その点が今後、どれだけ上向いてくるかでしょうね。
続いては松下厩舎。来週の阪神芝マイルで血統馬のレーヴドゥラメール（牝、父ロードカナロア、母レーヴディソール）がデビューします。鞍上は川田Ｊ。「思いのほか、動けていませんね。まだ、緩さもありますから」と松下調教師のジャッジは慎重です。これは血統的な期待値が高いということを折り込みずみという面もあるでしょう。来週でどれだけ上向いてくるか。あと、２３日の阪神芝１４００メートルにインディゴブルー（牝、父ロードカナロア、母ブルーダイアモンド）が坂井Ｊでデビューします。こちらはリンカーンやヴィクトリー、アドミラブルなどと同じ一族。「今週、初めてしっかり追いましたけど、悪くないと思います」と松下調教師は話していました。
さて、先日のブログで触れた音無厩舎のスティッフェリオの全弟ことシーリアスラブ（牡、父ディープインパクト、母シリアスアティチュード）。１歳時に腰の不安で一口馬主は募集中止になったものの、そこから回復して、競走馬として、栗東に入ってきたんです。音無調教師は「そういう経緯があるだけに、まだ分からんよ」と口にしますが、厩舎スタッフの評価は上々。生野助手は「トモに緩さみたいな面はありますが、この馬、悪くないと思いますよ」と言えば、以前はスティッフェリオを担当したこともある蛭田助手は「同じ時期のお兄ちゃんに比べれば、しっかりしてますよ。面白いかも」とのこと。ゆっくりと進めていくとは思いますが、経緯が経緯だけに、今後も注意深く見守っていきたいなと思っています。
なんてことを思っていると、西園調教師から「来週入ってきますよ」との言葉。何の馬だろうと思っていると、トレミエール（牝、父ハーツクライ、母サマーナイトシティ）という馬でした。このお母さんを見て、ピンとくる方も多いと思いますが、西園厩舎とは切っても切り離せないサダムパテック、ジュールポレールの下になるんです。ただ、この馬はボーンシストのために１歳時で一口馬主の募集を中止したんです。しかし、そこから入厩が決まるまでに回復したんですね。「ジュールぐらいの馬っぷりはありますよ。まずはゲート試験だけど、当然楽しみにはしています」とトレーナー。こちらも入ってからの調整過程に注目です。しかし、募集中止になりながらも競走馬デビューを再び目指すって珍しいパターンだと思うけど、それを立て続けに二つも聞くとはなぁ。
ということで、今日はここまで。また、次回です。ではでは
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