ゆかりある血の共演(栗東)

 こんにちは、中1日で登場となりました山本です。それもそのはず、阪神競馬場から栗東へやって来ていますからね。ということで、今日も栗東からパッチパチとお伝えしていきましょう♪

 さて、先週土曜日のこと。会社で内勤をしていたんですが、実は三宮(神戸の繁華街)で先輩を一人待たせておりましてですね。その先輩は一人でもお酒とか飲めるタイプだから、会社の内勤をのんびりとやっておったのですが、「今日はどこも開いてない」「寒い…」などと珍しく弱気な言葉が…。神戸ではご存じの方も多いと思いますが、ルミナリエというイベントが行われておりまして、観光客やカップルなどが非常に多い。しかも、世間は忘年会シーズンの真っ只中。入る店、入る店に空席がなかったようで、寒い思いをさせてしまったのです。

 しかし、因果応報です。先輩に合流し、食事→二次会を楽しみつつ、最終電車に飛び乗ったんですが、電車内の暖かな空気にすっかり気を緩めてしまったのか、うっかり少し「落ちて」しまったのです。乗り過ごしたのは、わずか1駅だったんですが、駅から出た場所にあるタクシー乗り場は大行列。しかも、全く車が来ない。忘年会シーズン、恐るべしです。メッチャ寒い中で明らかに薄着のワタクシ、大袈裟ではなく、本当に震えながらの待ち時間は1時間余り。午前2時過ぎに、ようやく車に乗り込んだのですが、冷え切った体が受けたダメージは大きく、少し風邪気味での栗東取材でございます。

 ということで、そろそろ本題へ。今日もナマ情報を中心にいきましょう。

 まずは今日の相棒、フェニックス宮崎クンからの情報提供からです。先週の新馬を勝ったタニノドラマ(牡、父タニノギムレット)、さらには阪神開幕週の未勝利を勝ったハギノアップロード(牡、父ブラックタイド)はどちらもホープフルSと福寿草特別の両にらみのようです。さらに、新馬でワグネリアンの全弟カントルに完勝したサトノウィザード(牡、父ロードカナロア)は引き続きルメールJの騎乗で、若駒Sへ向かうことが決まったようです。2戦目でどんな競馬をするか楽しみですね。

 続いては先週末の目についた入厩馬を。まずは清水久厩舎のレイナローサ(牝、父ヴィクトワールピサ、母ファレノプシス)はお母さんにとって、最後の子供だったはず。お母さんを手がけていた清水久調教師の元に入ってきました。あと、矢作厩舎の外国産馬ユニコーンライオン(牡、父No Nay Never、母Muravka)も入厩しています。さらには、中竹厩舎で夏の阪神でデビュー直前までいったイグナーツ(牡、父ディープインパクト、母ラフアウェイ)も戻ってきました。

 あと、細かな次走報を。母にリッスンを持つ良血馬サトノルークス(牡、父ディープインパクト)は28日の阪神芝1800メートル、平場500万を川田Jで出走することになりました。自己条件で確実に2勝目を狙うようですね。この28日の平場500万、エリカ賞で4着だったアドマイヤリーブラ(牡、父ハービンジャー)も福寿草特別との両にらみのようです。

 さて、ここからは西浦厩舎のお話です。今週、厩舎にとって、非常にゆかりの深い血統馬が2頭デビューします。まずは土曜日の芝マイルに坂井Jでスタンバイしているのがカズフォークナー(牡、父オルフェーヴル、母テイエムオーシャン)。さらに、同日のダート1200メートル、さらには翌日の芝1400メートル(牝馬限定)を予定しているのがクイーンハーツ(牝、父キングカメハメハ、母カワカミプリンセス)です。この2頭、詳しい話は週末にお伝えしたいと思います。

 そして、来週の阪神芝1800メートルを予定しているのがグレイトアプローズ(牡、父Orferve、母Celebrity)です。お母さんはウオッカの全妹にあたる良血馬で、これもダーレーの「逆輸入組」ですね。「動きはいいよ。しっかりしている感じがする。楽しみにしている」と西浦調教師は期待している様子です。あと、京都で未勝利を勝ったロードグラディオ(牡、父キングカメハメハ)は松若Jで千両賞を予定しています。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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