良血馬が続々と…(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も栗東からパッチパチといきましょう。

 さて、昨日の栗東は気温計に「0℃」の文字。とんでもなく寒かったんです。で、天気予報では火曜夜から結構な雨のマーク。こんな寒い中で雨が土砂降りになれば、大変なことになるとビビりまくっていたワタクシなんですが、その予報は調教が始まる午前7時から曇り、午前8時には晴れになっているんですよね。けどね、そんな急速に天気が回復するかいな、と「雨男」のネガティブ思考はすっかり疑心暗鬼。で、午前6時過ぎには雨がほとんど降っていなかったのに、レインコートをビッシリと着込んで、調教スタンドへ向かったんですが…。

 いや~、日本の天気予報は優秀です。予報通り、午前8時前には晴れ間がのぞいている。そして、今日は気温も8℃と前日とは全く違うんです。レインコートを着込んでいるワタクシは途中からサウナスーツで取材活動をしているようなモノ。すべては天気予報を信じなかったのがいけないんですが、帽子やタオルなど雨用に準備したグッズが邪魔で、邪魔で…。信じるものは救われる、と言葉の重みを実感。けど、個人的には信じていたけど救われないことの方が多いんだけどなぁ。

 ということで、そろそろ本題へ。今日はナマ情報が非常に多いので、速報バージョンの駆け足で行きましょう。詳報があるニュースに関しては、週末に改めて触れます。

 まずはジュリアナ橋本記者提供の中竹厩舎のお話を。名牝ウオッカの娘、タニノミッション(牝、父Invincible Spirit)はフェアリーSに向かうことになりました。「2戦目の競馬でテンションが高めでしたが、競馬では我慢してジリジリ伸び、今後につながる競馬でした。まだ成長の余地がありそうです」と辻野助手は話します。半兄にアドミラブルを持つエスポワール(牝、父オルフェーヴル)は来月5日の中山、平場の芝2000メートルを戸崎Jで予定しているようです。先週の未勝利を勝ったワイドファラオ(牡、父ヘニーヒューズ)は放牧、血統馬でアイビーS以来休んでいたトーセンカンビーナ(牡、父ディープインパクト)は28日の阪神、平場の芝1800メートルを浜中Jで予定しています。この平場、結構メンバーがそろってきたなぁ。

 新馬のデビュー情報としては、グラディーヴァ(牝、父ハービンジャー、母カローノ)が来週の阪神芝1800メートルを、MデムーロJで予定しています。「牧場でしっかり乗り込んで、こちらでは速いところを消化するだけ。まだ走り方が分かっていないですし、体つきも幼いですね。もう少し攻めて動けるようにしていきたいですね」と辻野助手。また、来週の阪神ダート1400メートルにはタイミングナウ(牡、父Tapit、母Her Smile)が武豊Jでデビュー予定です。「タピットの子で普段からカッとしやすいですね。母系が短いところでスピードがありそうです」と辻野助手は話していたようです。以上、ジュリアナさんのコーナーでした。

 続いてはワタクシが拾った情報を。香港遠征から帰ってきた友道調教師への取材からいきましょうか。エリカ賞で2着だったブラヴァス(牡、父キングカメハメハ)は引き続き、武豊Jで若駒Sを予定しています。阪神JF出走組ではレッドアネモス(牝、父ヴィクトワールピサ)が紅梅Sに出走。アドマイヤユラナス(牡、父ハービンジャー)は福寿草特別の予定で、グランデストラーダ(牝、父ハーツクライ)は先ほども書いた「激戦区」の28日の阪神芝1800メートルに出走予定です。

 続いては音無厩舎。未勝利を勝ったロフティネス(牡、父スクリーンヒーロー)は1月6日の平場、ダート1800メートルで連勝を狙います。あと、池江厩舎ではアルテミスS5着だったトスアップ(牝、父ジャスタウェイ)は千両賞に向かいます。さらに、全兄にラブリーデイを持つボッケリーニ(牡、父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ)は1月20日の京都芝マイルをルメールJで予定しています。

 最後に松永幹厩舎。東京スポーツ杯2歳S以来、休養しているゴータイミング(牡、父ディープインパクト)はシンザン記念での復帰を視野に入れています。さらに、初戦が圧勝だったモンペルデュ(牝、父Cairo Prince)は来週の中山での平場、ダート1200メートルを川田Jで予定しています。モンペルデュはかなり手応えを感じているようですね。

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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