謹賀新年(美浦)

 明けましておめでとうございます。新しく美浦の担当となりました坂本と申します。競馬担当としては今年で3年目となりますが、何とぞよろしくお願いいたします。

 さっそく奥村武厩舎からいきましょう。1月デビューを控えた新馬が何頭もスタンバイしています。アトラクティヴ(牝、父スクリーンヒーロー、母シンハディーパ)は、1月12日の中山新馬戦(芝1600M)を予定しており、奥村武師は「動きはシャキッとしていていい。トモ(後肢)の力強さも出てきた」と仕上がりの良さを評価。ネガイ(牝、父ルーラーシップ、母ラヴィアンフルール)は「ケイコで坂路を楽に登れているし、けっこう走ると思います。動きが軽くて芝向きです」。サマーアイランド(牡、父ロードカナロア、母ジュリエットソング)は「普段はおとなしいけど、(調教で)速いところに行くとスイッチが入る。これはいいですよ」。この2頭も同じ新馬戦に登録する予定です。リーピングリーズン(牝、父ブラックタイド、母ジョウノファミリー)は、17年のフェアリーSを制したライジングリーズンの全妹。1月13日の中山新馬戦(ダート1800M)を田辺騎手でスタンバイして、「パワーがあって動きはいい。初戦から勝ち負けになるレベル」と期待が伝わってきます。

 栗田徹厩舎の新馬では、ノンストップ(牝、父オルフェーヴル、母メイビーフォーエヴァー)が1月12日の中山新馬戦(芝1600M)を予定しています。「俊敏な動きでスピードがありそう」と、指揮官は好感触をつかんでいます。黒松賞を制したホウオウカトリーヌ(牝、父マツリダゴッホ)は、予定通りフェアリーS(1月12日、芝1600M)に向かいます。

 鹿戸厩舎からは、ブライトアクトレス(牝、父スクリーンヒーロー、母タマヒカル)が1月13日の中山新馬戦(ダート1800M)でデビュー予定。ダンホーキラー(牡、父キングヘイロー、母モガミヒメ)は、1月14日の中山新馬戦(ダート1200M)を予定しており、鹿戸師は「なかなかスピードがあっていい。芝を使いたいが、(短距離の)番組がないのでダートからだけど、こなせるでしょう」とコメント。スピーナ(牝、父ハーツクライ、母ローズキャサリン)は、1月20日の中山新馬戦(芝1600M)に向けて調整を進めています。

 藤沢和厩舎では札幌で新馬勝ち(8月12日、芝1800M)したミリオンドリームズ(牝、父フランケル)が、クイーンC(2月9日、東京・芝1600M)に向かうとのことです。在厩でじっくりと調整されており、どんな走りをするか楽しみですね。

 それでは今回はこのへんで。

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