今年もよろしくお願いします(栗東)

 新年明けましておめでとうございます、山本です。今年最初の更新はもちろん、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、年が明けた昨日に実家の大分県から関西へ戻り、自宅で少しだけ片づけを行ってから、急いで栗東へ向かいました。年末年始はよく帰省ラッシュという文字を目にしますが、元旦に移動するという方は非常に少ない。新幹線は見渡す限り、同じ車両に数人しかいないような静かな空間で、栗東へ向かう高速道路なんかも渋滞とはまるで無縁どころか、普段より交通量が明らかに少ない。やっぱり、元旦は「別世界」の雰囲気が漂います。

 とはいえ、ひと昔前ほどでないことも事実。昔は街中の電気が全部落ちているというか、開いているお店も少なかったと思うんですが、今はコンビニを始め、普通にオープンしているお店が多いこと。年末に買い貯めをして、新年に備えないといけない、なんて家族で言っていた時代が懐かしい。ちなみに、子供の頃は年末年始に数時間放送されるテレビの特番を楽しみに待っていた記憶も強いんですが、今や毎週のように2時間特番があったりする時代。年を取ったことも手伝い、年末年始の特別感は年々薄くなってますよね。まぁ、こんな仕事をしている時点で、そんな感覚は自然となくなるワケですが…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日は思いつくままに、聞いた情報を並べていきましょう。

 年末のホープフルSはサートゥルナーリア(牡、父ロードカナロア)が呆れんばかりの強さで完勝しました。こちらは近日中に放牧へ出る予定。「前に壁を作って、しっかりと抜け出してくれました。まだ100%じゃない中で、あの内容。怖くなるぐらいのパフォーマンスでした」と辻野助手は手応えを深めているようです。

 このレースで2着だったアドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ)、9着だったミッキーブラック(牡、父ブラックタイド)の次走は未定。5着のブレイキングドーン(牡、父ヴィクトワールピサ)は報知杯弥生賞を目指す予定ですが、その間にレースを挟むかどうかは未定とのこと。さらに、同レースで8着のキングリスティア(牡、父ベルシャザール)は若駒Sを目指していくとのことです。

 中内田厩舎で東京スポーツ杯2歳S4着以来、休養していたヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)が栗東に戻ってきています。「体重は前回より増えて戻ってきていますから、(調整を)やりやすいですね。成長分もあると思います」と猿橋助手。こちらは若駒Sでの復帰を目指すとのこと。デビュー戦の勝ちっぷりからして、まずは確実に2勝目を挙げてほしいものですね。

 音無厩舎で当ブログが注目しているスティッフェリオの全弟、シーリアスラブ(牡、父ディープインパクト、母シリアスアティチュード)はゲート試験には合格。今後は予定を決めず、調整を進めながら、デビュー戦のスケジュールを考えていくようです。ここまでの経緯を考えると、無理をせずにじっくりと態勢を整えていくということでしょうね。POG的な注目馬、フランクリン(牡、父ディープインパクト)は1月末あたりの帰厩を予定しているようです。

 今週はレッツゴードンキの全弟、ガッドハンド(牡、父キングカメハメハ、母マルトク)がデビューする梅田厩舎。現3歳のエース格といえば、やはりファンタジスト(牡、父ロードカナロア)でしょうが、春はやはりNHKマイルCを目標としたマイル路線になるようです。その前に1度使ってから、G1へ向かいたいという青写真。どこから始動なのかは、また取材しておきます。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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