春を見据えて続々と(美浦)

 どうも、坂本です。今週も、どうそよろしくお願いいたします。

 さて、さっそくヤマタケ先輩からイジられていますが、この1月で競馬担当になって丸2年がたったところです。今年の4月で37歳になりますが、これまでの人生は見た目と実年齢がマッチしない「年齢不詳」で通ってきました。

 ある若手騎手には「エッ…?(30代には見えない)」と絶句されたりもしますが、「もっと若いと思いますよ」というお世辞には単純に喜んでしまう今日この頃です。それでは今週デビューの新馬からいってみましょう。

 12日の中山・ダート1800Mの新馬戦では、ホウオウトゥルース(牡、父アイルハヴアナザー、母キョウエイトルース)に注目です。ダートG13勝のサウンドトゥルーの半弟で、ともに兄弟を手がけた高木調教師は「ちょっと馬っ気がすごいところがあるが、レースに行って集中してくれれば。調教の動きなどは、競馬にいって走ってくれそうな素質はある」と、期待を口にします。

 また除外馬が相次いだ同日の中山・芝1600Mには、堀厩舎のフォルコメン(牡、父ヴィクトワールピサ、母イマーキュレイトキャット)がスタンバイ。馬体重500キロ超の大型馬のようですが、森助手は「調教の動きは素軽さがある。好仕上がりです。テンションが高いところがあるが、落ち着いて能力が出せれば」と、こちらも期待が伝わってきました。

 そしてPOG情報です。藤沢和厩舎は有力馬の動向が固まってきました。昨年12月2日の中京・芝1400Mで快勝デビューのフォッサマグナ(牡、父War Front、母River Belle)は、共同通信杯(2月10日、東京・芝1800M)を目指すようです。G13勝のスイープトウショウを母に持つスイープセレリタス(牝、父ハーツクライ)は、春菜賞(2月2日、東京・芝1400M)へ。赤松賞3着のレディマクベス(牝、父ハーツクライ)は、来週の菜の花賞(1月20日、中山・芝1600M)。カトレア賞4着だったロマンティコ(牡、父エンパイアメーカー)は、はこべら賞(1月26日、中京・ダート1400M)。デビュー2戦目で勝ち上がったエデリー(牡、父ディープインパクト)は、セントポーリア賞(1月27日、東京・芝1800M)に向かう予定です。

 栗田徹厩舎では、先週のシンザン記念で8着に敗れたアントリューズ(牡、父ロードカナロア)は、毎日杯(3月23日、阪神・芝1800M)が次走の有力候補のようです。またジュニアCを制したヴァッシュモン(牡、父Dubawi、母Daksha)は、放牧を挟んでファルコンS(3月16日、中京・芝1400M)を目指します。

 武井厩舎のクラサーヴィツァ(牝、父ハーツクライ、母メジロルバート)は、ゆりかもめ賞(2月3日、東京・芝2400M)を視野に。祖母メジロラモーヌ、母の父メジロライアンという母系で、距離が延びてどんな走りをするか楽しみです。

 それでは今回はこのへんで。

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