元年(栗東)

 こんにちは、山本です。2週ぶりに戻ってきました、金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。とはいえ、別に会社に戻って、仕事したいワケじゃないんですけどね…。ということで、本日もそろそろ行ってみましょうか♪

 さて、M1グランプリ後に行われた飲み会で、某審査員への悪口を放った映像が流出した騒動から約1か月。何か随分と昔の出来事のようにも感じますが、あの二組はテレビで姿を見ることがすっかり減りましたねぇ。年末年始、タレントさんにとっては大事な時期だというのに…。先週あたりだったかな。この騒動直後の「ワイドナショー」がなぜかHDDに残っていて、もう一度見たんですけど、松本人志さんが「お酒飲んでSNSをやるなというのは変なかばい方。全く思ってないことは言わないから」と話していた言葉が妙に印象に残っていまして。

 そう、全く思ってないことは書かない。言葉としても出てこないんですよ。例えば、人間関係でも一線を越えたようなカチンとくる言葉をぶつけられた後、「ごめん、ついカッとなって…」とか「飲み過ぎたわ」みたいなこと言われたって、こっちは「まっ、しゃーないな」とは思わない。「そんなこと思うてんのや」って気持ちの方が強いんですよね。書きながら思ったけど、意外に一度崩れた信頼はなかなか元に戻らないタイプかもしれません。まっ、「酒に任せて」なんて飲み方、な~んも楽しくはないんですよね、結局。

 こんなことを書くと誤解されるかもしれませんが、私生活で何かあったわけでもないので、ご心配なく。むしろ、先週から栗東で10時間以上は飲みながら、何やかんやと話題が尽きないS社のKクンとの「2頭併せ」で酒席の楽しさを味わっている年始です。ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日は何と言っても京都10R、若駒Sでしょう。クラシックの登竜門と言われ続けてきたレース。古くはハクタイセイ、トウカイテイオー、そしてブラックタイド、ディープインパクト兄弟の連覇があり、最近でもアンライバルド、ヒルノダムール、マカヒキなど勝ち馬は錚々たる顔触れです。「リステッド元年」の今年は飛び抜けた存在こそいないけど、粒ぞろいといった印象のメンバーですかね。ただ、意外にみんな賞金は400万なんですよね。若駒S、という響きに惑わされている? いやいや、今年は素質馬が多いと思いますよ。

 松永幹厩舎のリオンリオン(牡、父ルーラーシップ)はクラシック路線を見据えた、厩舎の期待馬。今週の取材でも松永幹調教師は静かな語り口の中に、勝負気配が漂っているように感じました。「体は増えているし、変わらず順調ですね。前走は前残りの競馬。時計のかかる馬場も問題ない。動けると思うよ」と口にします。「クラシック路線に乗せたいですね?」と聞くと、「期待しています」と。全馬に言えるんですが、ここでの賞金加算=勝利しかない一戦ですからね。

 中内田厩舎のヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)も馬体が増えての参戦となりそう。追い切り前には前走から12キロ増えた494キロだったそうです。「成長分だと思います」と猿橋助手。圧勝だった新馬後の2戦は不利や調整など、色々と力を出し切れていない印象が強いんですよね。紙面でも書きましたが、若駒Sでパッと思いつくのが、金子真人HDさんの勝負服。ディープインパクト、マカヒキに続く「出世ロード」に乗りますかね。

 そして、友道厩舎のブラヴァス(牡、父キングカメハメハ)。この中間の動きについて、友道調教師が「体がしっかりして、動けるようになってきた」と話していることは何度か書いてきましたよね。ジュリアナ橋本記者によると、デビュー戦と前走のエリカ賞で手綱を執っている武豊Jも手応えを感じている様子。「前走はスタートが悪くて、展開も不向きだったけど、ラストはいい脚を使ってくれた。素質は感じる。いい馬ですよ」と話しているようです。先ほど、馬主の金子真人さんのことは書きましたが、厩舎でいえば、アンライバルド、マカヒキと勝ち馬2頭がG1ホースとなっている友道厩舎の印象が強いかな。偉大な先輩に続けるか、ですね。

 友道厩舎では先週も書いたようにビーチサンバ(牝、父クロフネ)がクイーンCでの復帰へ向け、調整を進めています。こちらは話を聞いた大江助手の感触が非常にいい。「良くなってますよ。キャンターの質が上がっていますし、成長を感じますね」。ここから桜花賞直行が濃厚ですが、賞金的にもうひと押しが欲しいところ。「賞金加算が必要ですね?」と聞くと、「いや、勝ってほしいです」ときっぱり。失礼しました、2着ではなく1着ですよね。個人的にも思い入れのある馬なので、これからも応援していきます! 

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中京11R・2アロハリリー(元々、素質が高いと思っていた馬だが、今回は最大の決め手がハンデ52キロ。好位から自在な立ち回りで抜け出す)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都9R・8グランドロワ(最内のサバイバルポケットとの兼ね合いがカギだが、行き切ればしぶといはず。間隔をあけて、状態も上向き)

京都12R・13クルークヴァール(揉まれにくい外枠で、リフレッシュ効果も大きい。押し切る)

中山10R・4ビッザーロ(ここは楽に単騎逃げ。この形ならしぶとい)

中京10R・メジャーハリケーン(モタれる面あるが、勝ち鞍ある左回りなら)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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