坂路小屋(栗東)

 こんにちは、今朝は某コンビニで恵方巻なのに「上海風」バージョンまであって、妙な折衷案に違和感を覚えてしまった山本です。今日も梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、子供の頃から癖ってありますよね。ワタクシは椅子に座ると、後ろに思い切り体重をかけて、後脚2本だけでバランスを取り、前脚2本を浮かせるるような行動をよくするんです。恐らく、小学生時代に後ろの友人と無駄話をすることがとにかく多く、その時に友人の机によく寄りかかっていたんですよね。それからは後ろに壁がなくても、椅子の前脚を自然と上げるような行動が増えたんです。

 で、ここから昨日の前振りゾーンの続きです。矢作センセイ宅からトレセンの寮に戻って、缶チューハイ1本だけなと誓いつつ、始まった二次会。その寮の食堂の椅子は、ワタクシの「好物」の四本脚なんです。で、後ろに壁もないのに、思い切りもたれかかるワタクシ。自然と、なんです。しかし、かなり酒が入っていて、いつもの感覚とは違います。後ろに体重をかけすぎて、後方に倒れてしまったのです、2回ほど。心配するD社のOクンとS社のSクン。そりゃ、そうです。2回目は結構、受け身も取れずに、頭を打ちましたからねぇ。ということで、ホントに一杯だけ(とはいえ、一時間ほど)で二次会は終了したんですが、翌日に起きると腰の右側にジワジワと響く鈍痛が…。恐らく、前夜に強打したものでしょう。これがなかなかひかずに、むしろ今日も痛みは増すばかり。実は本日、痛みに耐えながらのパッチパチです。

 ということで、単なる粗相の話を長々と続けたところで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 まずは個人的に面白そうなメンバーが集まったと思っている京都6R。前にも書いたけど、最近の新馬は除外で予定の変更を余儀なくされている馬が非常に多い。池江厩舎のボッケリーニ(牡、父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ)もその1頭です。「能力が高いということは分かっているんです」と口にする池江調教師ですが、「最初は茶色いラブリーデイと思っていたけど、2度の除外で馬体が20キロほど減ってしまったからね」と。480キロ台から460キロ台になったとのことです。もちろん、高い資質で克服してほしいところではありますが…。

 このレースは「坂路小屋組」に注目なのです。取材の感触で言えば、矢作厩舎のマルシュロレーヌ(牝、父オルフェーヴル、母マルシュロレーヌ)は印象的でしたね。今週の取材中に「デビュー前の馬で面白そうな馬は何ですか?」という質問に、真っ先に飛び出したのが、この馬でした。「オルフェの子だけど、気性的に何の問題もない。走りはいいモノを持っている」と。できれば、今週のうちに使いたいと話していただけに、ゲートインにこぎ着けたことも大きいでしょうね。

 続いて、音無厩舎のレッドアウローラ(牝、父ディープインパクト、母レジュールダムール)。こちらは先週の除外で権利を取って、ほぼ予定通りの初陣でしょう。「追うごとに良くなってきましたね。いいキャンターをしますし、いい跳びはしています」と生野助手は好感触です。ただ、まだ良化の余地は残しているとのこと。現状でどれだけやれるか、がポイントになるでしょうね。

 そして、友道厩舎のシングインザレイン(牡、父マンハッタンカフェ、母ポジショントーク)ですね。こちらはシングウィズジョイをなぞった配合であることを、当ブログでお知らせしましたね。「走り自体はいいと思います。走ってくると思うよ」と友道調教師。追い切りもしっかり動けているようですし、こちらも初戦からという感じかな。期待しているようでした。

 その友道厩舎がアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)を送り出すのが、来週の共同通信杯です。最優秀2歳牡馬が異例とも言える2月での始動になりますが、その理由を友道調教師はこう話します。「皐月賞の後のローテは流動的ですからね。NHKマイルCをどうするのか。だから、皐月賞の前に間隔を詰めたくはなかったんです」。皐月賞から日本ダービーへ向かう「王道路線」を歩むかは、春2戦の内容次第。この中間は極めて順調な調整ができているようです。「体重は10キロ近く増えているけど、いい意味で成長分だと思います」とトレーナー。注目の始動戦です。

 強敵は池江厩舎のクラージュゲリエ(牡、父キングカメハメハ)でしょうね。京都2歳S以来の参戦になりますが、池江調教師は今回のテーマを「色々な経験を積ませること」と位置づけます。まだ、気性に幼い面が残っているため、長距離輸送などに、どう対応できるかを、しっかり見ておきたいんでしょうね。ただ、乗り込み自体はしっかりとこなせていますし、力を出せる状態にはあると思います。

 ということで、ネット限定「厳選馬」は久々に重賞から。

東京11R・2インディチャンプ(前走の勝ちっぷりは驚いたが、あれでもソラを使っていた、と。メンバーがそろった今回も通過点にする)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都5R・1オメガハートクィン(「前走は距離が短かったかな」と松永幹調教師。仕上がりよく、即反撃を期待)

京都10R・6レーヴムーン(常に発馬のロスが大きいが、しまいはきている。地力は上位)

中京12R・5ソーディヴァイン(ポン駆け利くタイプで、距離もベスト。仕上がりも悪くない)

東京12R・4メモリーコロネット(ベストの距離、左回りに替われば、好メンバーのここでも戦える)

 今日はここまで、まら次回です。ではでは

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