牝馬戦線(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。少しばかり忙しめの本日は前振りも本編もショートバージョンでお伝えします。ではでは、早速いきますか。

 さて、今週初めはしばしの休暇を利用しての小旅行。福井県に行ってきました。福井県を訪れるのは前に書いた敦賀気比高時代の内海投手を取材した2000年以来だから、実に19年ぶりになります。今回のきっかけは知り合いが「福井の民宿のメシのクオリティはすごい!」とプッシュするから、「一回行ってみるか」という軽いノリだったんですが、これが本当にすごかった。

 海沿いの漁師の方が経営している宿でふぐコースを選択したんですが、湯引きに唐揚げに焼きふぐ、そして一人前にしては大量と思えるてっさがドーンと出てきます。ふぐちりから雑炊の流れも、またたまりません。で、それだけじゃない。オプションとして頼んだしまあじの舟盛りがすごい量でして、しかも非常にプリプリ。とどめは大将が「サービスです」と出してくれたのが、獲れたてのイカの刺し身だったんですが、これが個人的な「イカ刺し」史上でベスト3には入るかという逸品。これだけ食べて、お酒も飲んで、値段は1万円台半ばですから、コスパも素晴らしい!

 民宿という響きに足が重くなる方もいるかもしれませんが、個人的には是非来年も、と即決できるポテンシャル。是非とも、皆さんも足を運ぶべきですよ! それにしてもふぐコースを頼んだのに、イカ刺しとしまあじが最も印象に残っているのも、どうかと思いますが…。ということで、結構いつも通りの長さの前振りを書いたところで、そろそろ本題へ。

 まずは友道厩舎勢。共同通信杯で2着となり、初の敗戦を喫してしまったアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)は皐月賞からNHKマイルCへ向かうことが決まりました。ただ、前にも書いた通り、このローテも見越して、共同通信杯から皐月賞へのローテを組んでいますし、日本ダービー参戦という選択肢は十分にあると思いますよ。クイーンCで2着のビーチサンバ(牝、父クロフネ)も予定通り、桜花賞に直行。こちらは調整で難しい面もありましたし、賞金的に出走がほぼ可能になったことは大きいと思います。

 須貝厩舎でエルフィンS2着だったブランノワール(牝、父ロードカナロア)はチューリップ賞に向かうことになりましたが、鞍上はこの日からJRAデビューする藤井J。こちらも注目を集めそうですね。個人的には昨秋に未勝利で強い勝ちっぷりだったシゲルピンクダイヤ(牝、父ダイワメジャー)が参戦を決めたことにも注目しているんです。最近、栗東に戻ってきて、調整も順調に進めている。ということで、渡辺調教師に話を聞いてみると、「すごくいいですよ。良くなっています」と非常にトーンが高いんです。格上挑戦になりますが、ホントに魅力的な存在です。

 さて、京王杯2歳Sで2着の後、休養を続けていたアウィルアウェイ(牝、父ジャスタウェイ)が明日、栗東に戻ってくることになりました。今後は報知杯FRでの復帰を目指す予定。「放牧先でも色々とあったので、入ってからの状態を見ながら、出否を決めたいと思います」と高野調教師は話していました。慎重に状態を見極めつつのようですが、まだ底を見せていない一頭だけに要注目と言えそうです。

 あと、松下厩舎で2勝目を挙げたトオヤリトセイト(牡、父ドリームジャーニー)はアーリントンCを視野に調整を進めていく様子。マイル路線を進んでいくことになるんでしょうね。ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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