牡馬戦線を見てみよう1(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は土曜日ですが、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、木曜日の投票所取材中。ある記者仲間が「御社の坂本記者って独身でしたよね?」とたずねてきたんです。そう、坂本記者とは当ブログの美浦担当、サカモト記者です。「確かにそうやったはずやけど、どうしたんや?」とワタクシ。すると、その記者仲間は「いや~、実は沖縄で見ちゃったんですよね」と。まぁ、彼も野球担当ですから、キャンプ真っ盛りの沖縄に陣中見舞いに行くことなんて、何も珍しいことではありません。しかし、その後にニヤッとした笑顔で「球場のブルペンで女性連れでしたよ、スラッとした感じの…」と言葉が続くんです。「しかも、結構可愛いんですよ」。この記者仲間の不敵な笑みからの「タレコミ」が止まりません。ほうほう、今年で36歳になるという独身貴族のサカモトくん、そんな情報は全く聞いてなかったよ…。

 しかし、ですよ。そのキャンプに行った球団が巨人なんです。アマ野球担当をしていた彼が、そんな顔なじみの方々の多いような場所に、女性連れで行くとはなかなか大胆不敵な行動。いや、ちょっと待てよ。ひょっとして、体が大きい割に、ちょっぴりシャイなサカモトくん。実はこんな感じで知り合いにバレたという感じで、皆さんに気づいて欲しかったんじゃないだろうか。じゃないと、どこにでも関係者がいる巨人の、しかもブルペンに女性連れで現れたりしませんよ。となると、こうやって「宣伝」してあげているワタクシ、実に後輩思いってことになる。その後、少しだけ本人に話を聞くと、驚きながらも「現地でナンパとかじゃありませんよ!」との答え。いやいや、がっつりアンコ体形のアンタがナンパなんてするとは思いませんがな…。

 ということで、この前振りゾーンで優しく後輩の幸せな話に触れたところで、仕事一筋のワタクシはそろそろ本題へ。何か、前振りが美浦初代担当、現デスクの牧野さんのような懐かしい感じになってしまった。今日も明日の競馬から見ていきましょう。

 明日は何と言っても阪神10R、すみれSでしょう。少頭数ながら粒ぞろいのメンバーがそろいましたね。まずは主役のアドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ)でしょう。須貝厩舎のジャスタウェイ産駒ということで早い段階から注目を集めてきましたが、ホープルS2着などしっかりと結果を出しています。「中間も長めをしっかりと乗ってきたし、距離も延びた方がいいと思う」と須貝調教師は話します。オープン特別からの始動を選択したのは距離という面が大きいからでしょうし、何度も書いてますが、勝つことでしか賞金を加算できないリステッド競走。前哨戦ではなく、結果が求められる一戦です。

 池江厩舎は2頭出し。個人的には池江調教師にサトノルークス(牡、父ディープインパクト)の評価を聞きたかったんですが、正直、今週の取材で断然トーンが高かったのはキスラー(牡、父ディープインパクト)の方。「今週の動きは素晴らしかった。ガラッと変わってきましたね。どんどん良くなっている感じ。中間の行きっぷりからして違います」とレースを使ったことでの上積みをかなり感じているんです。一方、サトノに関してはきさらぎ賞を予定していましたが、体の回復を考慮して、このレースになった経緯もあるからか、「前走の追い切りの方がもっと切れていた感じがします。今週はデビュー戦の時のような追い切りでしたね」と振り返りました。とはいえ、メンバーのそろっていた前走を勝ったことに関しては「着差や手応え以上に楽でした」と満足そうに回顧。素質を感じていることは間違いなさそうです。

 ということで、昨日に続き、今日は牡馬戦線のクラシック賞金表を。一応、900万を超えている馬が対象で、明らかにマイル路線の馬は省きます。

〈1〉アドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)=栗東・友道、7350万

〈2〉サートゥナーリア(牡、父ロードカナロア)=栗東・角居、4700万

〈3〉ファンタジスト(牡、父ロードカナロア)=栗東・梅田、3850万

〈4〉ニシノデイジー(牡、父ハービンジャー)=美浦・高木、3600万

〈5〉ダノンチェイサー(牡、父ディープインパクト)=栗東・池江、2800万

〈5〉ダノンキングリー(牡、父ディープインパクト)=2800万、美浦・萩原

〈7〉アドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ)=栗東・須貝、2300万

〈7〉ヴァルディゼール(牡、父ロードカナロア)=栗東・渡辺、2300万

〈7〉ラストドラフト(牡、父ノヴェリスト)=美浦・戸田、2300万

〈10〉クラージュゲリエ(牡、父キングカメハメハ)=栗東・池江、2050万

〈11〉ケイデンスコール(牡、父ロードカナロア)=栗東・安田隆、1950万

〈12〉クリノガウディー(牡、父スクリーンヒーロー)=栗東・藤沢則、1800万

〈13〉マイネルフラップ(牡、父ヴィクトワールピサ)=栗東・梅田、1650万

〈14〉ヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)=栗東・中内田、1600万

〈14〉ディキシーナイト(牡、父ダイワメジャー)=美浦。国枝、1600万

〈16〉ミッキーブラック(牡、父ブラックタイド)=栗東・音無、1200万

〈17〉タガノディアマンテ(牡、父オルフェーヴル)=栗東・鮫島、1150万

〈17〉ランフォザローゼス(牡、父キングカメハメハ)=美浦・藤沢和、1150万

〈19〉ブレイキングドーン(牡、父ヴィクトワールピサ)=栗東・中竹、1050万

〈19〉アガラス(牡、父ブラックタイド)=美浦・古賀慎、1050万

 と、ここまで、すでに20頭です。まぁ、ダノンチェイサーなど皐月賞回避を表明している馬もいることはいますが、まぁ、賞金持ちが多いこと。前日の牝馬に続き、優先出走圏が大きくモノを言いそうな一年になりそうですね。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

京都5R・7アドマイヤポラリス(かなり大味な競馬だった前走で2着。長距離適性は見せた。ここは必勝を期す鞍)

 続いては馬券王への道 延長戦!

阪神9R・4タガノグルナ(上積みが見込め、ここは楽に行ける。理想は「タガノ丼」か)

阪神12R・3ダンケシェーン(中間の攻め馬をかなり強化。能力は通用)

小倉4R・7レークサイド(前走は力んでいた。休み明けを使って、ガス抜きできれば)

小倉12R・10トーホウアルテミス(松若Jが痛感から着けたチークにかなりの好感触)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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