注目馬に白星

 どうも、坂本です。今週は中山競馬場からですが、よろしくお願いいたします。

 さてヤマタケ先輩のブログにありましたが、確かに休日を利用して沖縄へ出かけていました。「具体的な内容についてはコメントを差し控えさせていただく」というのはヤボなので少々説明しますと、巨人軍がキャンプを張っている奥武山公園内には「沖縄県護国神社」があります。実は紙面のコラムで書かせていただくことが多いですが、記者の趣味のひとつに神社仏閣巡りがあります。そのなかで戦没者をまつる護国神社は全国にあり、ようやく機会を見つけて参拝できた次第です。

 各県の護国神社は、資料館を併設しているものなど、それぞれに特色があります。仙台市にある「宮城県護国神社」などは、充実した展示物の「英霊顕彰館」があったり、旧国名の加賀にちなんで「石川県護国神社」の絵馬は航空母艦「加賀」があしらわれていたりと、いろいろ巡っていると興味深いことが多いです。何より国のために尽くされた方々への感謝と平和を願う次第ですが、あれ? 話をずらしてしまってますかね? 

 それはさておき今週の競馬から。第2回中山開催が開幕しましたが、唯一最後となる芝の新馬戦(23日、芝2000M)はパラダイスリーフ(牡、父ディープインパクト、母シルキーラグーン)が制しました。七夕賞、ラジオNIKKEI賞で重賞2勝を挙げたゼーヴィントの全弟で、手綱を執った石橋騎手の「持っているものは持っている」の言葉通り、兄に続くような素質を秘めていそうです。兄と同じく5月の遅生まれのため木村調教師は「まだまだこれからの馬。(5月28日の)遅生まれで成長待ち(の段階)なので、じっくりやっていきます」と語り、春のクラシックは微妙でも、成長ぶりに注目していきたいところです。

 他に注目馬を挙げると、キタノインパクト(牡、父ディープインパクト)が、24日の未勝利戦(中山・芝2200M)にて、デビュー4戦目で待望の初勝利を挙げました。タレントで映画監督のビートたけしさんが名付け親で、話題を呼んだディープ産駒ですね。ルメール騎手は「ついに勝ちましたね。能力があります。2400Mもいけそうです。ゴールの後、全然止まらないので、長い距離は、いけると思います」と、適性を語っていました。母の父はシンボリクリスエスですし、十分なスタミナを秘めていそうで、こちらも楽しみですね。

 23日の水仙賞(3歳500万、芝2200M)を制したアドマイヤスコール(牡、父ディープブリランテ、母ピンクプルメリア)は、まだ粗削りながら素質はありそうです。Mデムーロ騎手は「本気で走っていない。時間がかかる。距離はこれくらいがいいと思うし、能力はある」と、課題を挙げつつ秘める能力を評価。現時点で次走は未定ですが、動向が気になるところです。

 そしていよいよ来週は報知杯弥生賞(中山・芝2000M)が、行われます。地方馬のナイママを含めて11頭がエントリーしましたが、昨年と同じく10頭前後での戦いとなりそうです。なお堀厩舎のシュヴァルツリーゼ(牡、父ハーツクライ)は、現時点で自己条件に向かうか、両にらみということです。いずれの場合も石橋騎手が鞍上を務めるようです。

 それでは今回はこのへんで。

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