視線を切り替える(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は久々に火曜日からのパッチパチ。意外とマジメに働いておるのです。そういえば、先週末の更新で触れた「無職旅」さん。ツイッターでのお返事、ありがとうございます。非常に喜んでもらえたみたいで何よりです。タイ編からイタリア編、見てますよ! では、本日も行ってみましょうか。

 さて、当ブログも開設後、はや10年を過ぎようかとしておりますが、長年の愛読者の方なら、最近の更新に薄々感づかれている方もいると思います。ということで、自分から言っちゃいますが、この時期はPOG的なネタが非常に少ないんです。だって、デビュー前の良血馬なんて、今やほとんどデビューしちゃってるし、そもそもこの時期にデビュー情報なんて、相当な血統馬じゃないと、求められてない気がするし、それは入厩馬情報についても言えること。

 で、調教師さんへの取材も未勝利や500万で伸び悩んでいる馬に関しては、なかなか話が乗ってこない。というか、景気のいい話がなかなか出てこない。ということで、簡単に言えば「ネタ枯れ」の時期なのです。こうなると、そろそろ待ち遠しくなるのが、現2歳世代の取材会です。例年、ワタクシもお願いしている厩舎が数件あるんですが、このお願いをするたびに「新年度」を感じます。ということで、今年の一発目はどこの厩舎の取材会になるのか? ちなみに栗東トレセン、まだ2歳馬は入ってきておりません。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東のナマ情報を中心にお伝えしていきましょう。

 まずは、今週の特別登録を見て、当初はあるべき馬の名前が2頭もいなくて、少し驚いてしまったのです。まずは母にヴィルシーナを持つ、友道厩舎のブラヴァス(牡、父キングカメハメハ)です。こちらは体調面でアクシデントがあったようで、一度放牧に出されることになりました。「そんなに強そうねメンバーもいなかっただけにね…」と友道調教師は話していましたが、今後は回復次第になるんでしょうね。そして、池江厩舎で新馬勝ちしているシュリ(牡、父ハーツクライ)なんですが、こちらは右後肢のハ行を発症したとのことで、今後は放牧に出されるようです。同じ距離のダービーが目標だったとすれば、非常に痛いロスとなりそうです。

 その池江厩舎は血統馬のプランドラー(牡、父ディープインパクト)が栗東に戻ってきましたね。こちらはアザレア賞を予定しています。「距離が延びた方がいいとは思うけど、成長がスローですね。ここを勝てば、ダービートライアルを考えていきたい」と池江調教師は見通しを語っていました。そして、すみれSで6着だったキスラー(牡、父ディープインパクト)はじっくり立て直す様子。「中2週は厳しかったかな。いい頃の状態に戻したい。行く行くはオープンにいける馬だと思いますから」と話していました。さらに、大寒桜賞を予定しているサトノソロモン(牡、父ディープインパクト)は栗東で順調に調整中。「1回使って、体がすっきりしましたね。サラブレットらしくなってきました。距離は延びた方がいいと思いますよ」と話していました。

 続いては先週の競馬を使った組。報知杯弥生賞で1着のメイショウテンゲン(牡、父ディープインパクト)、3着のブレイキングドーン(牡、父ヴィクトワールピサ)は皐月賞へ向かいます。また、チューリップ賞で2着のシゲルピンクダイヤ(牝、父ダイワメジャー)は引き続き、和田Jで桜花賞へ。チューリップ賞で9着のメイショウショウブ(牝、父ダイワメジャー)も桜花賞を予定しますが、こちらは賞金面で入るかな。あと、チューリップ賞で13着だったブリッツアウェイ(牝、父ディープインパクト)は3月23日の平場500万、芝1400メートルに使います。

 そうそう、チューリップ賞で3着に入り、優先出走権を獲得した藤原英厩舎のノーブルスコア(牝、父ディープインパクト)は桜花賞へ向かうとのこと。で、同じ藤原英厩舎といえば、報知杯弥生賞で5着だったカントル(牡、父ディープインパクト)は引き続きMデムーロJで京都新聞杯に出走するとのことです。「走るのは走る。今後はダービー1本でやっていきたい」とは藤原英調教師です。あと、きさらぎ賞4着のヴァンドギャルド(牡、父ディープインパクト)は毎日杯へ、ビックピクチャー(牝、父ディープインパクト)はファルコンSへ向かいます。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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