トライアルたけなわ(美浦)

 こんにちは、坂本です。今日は午前中は美浦で取材して、今は名古屋に向かう新幹線の車中です。もちろん今週末の中京競馬取材のためですので、あしからず。

 それにしても先週の報知杯弥生賞は、なかなか難しい馬券でしたね。当初は夕方から降るはずの雨が、午前中から降り続けて芝は重馬場。逃げ、先行勢には厳しい流れで、8番人気のメイショウテンゲンが制して3連単45万7370円の波乱となりました。◎に指名したブレイキングドーンは、3着まで追い上げましたが、勝ち馬は無印で反省です。

 1番人気で4着となったニシノデイジー(牡、父ハービンジャー)は、引き続き勝浦騎手とのコンビで皐月賞(4月14日、中山)へ。そして落馬負傷のルメールから急きょ乗り替わりとなり、初黒星のラストドラフト(牡、父ノヴェリスト)も、皐月賞で巻き返しを目指します。また管理する国枝調教師が「あんまり緩い馬場だと…」と道悪を心配していた6着のサトノラディウス(牡、父ディープインパクト)は、ダービートライアルの青葉賞(4月27日、東京)へ向かう予定です。これらの馬たちが、良馬場で違ったパフォーマンスを見せることを期待したいですね。

 そして来週はフラワーCです。桜花賞トライアルではありませんが、前哨戦として注目ですね。1月の菜の花賞を制した藤沢和厩舎のコントラチェック(牝、父ディープインパクト)は、丸山騎手との新コンビで初重賞制覇を狙います。また出走する方向だった青木厩舎のウインゼノビア(牝、父スクリーンヒーロー)は、7日の追い切りから仕上がりを考慮した結果、フローラS(4月21日、東京)に目標を切り替えるそうです。

 また藤沢和厩舎からは、チューリップ賞5着のシェーングランツ(牝、父ディープインパクト)が、引き続き武豊騎手と桜花賞(4月7日、阪神)へ。このまま在厩調整で本番へ仕上げていくようです。また先週の3歳500万(中山・芝1600M)で2勝目を挙げたフォッサマグナ(牡、父War Front)は、NHKマイルC(5月5日、東京)を目標にマイル路線を歩む方向。藤沢師によれば、レース後にルメール騎手から「マイルの方がいい」と進言があったそうです。また京成杯2着だったランフォザローゼス(牡、父キングカメハメハ)は、青葉賞へ向かう予定のようです。

 あ、そろそろ「三河安城駅を時刻通り通過」しそうです。それではまた。

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