牡馬戦線を見てみよう2(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、本日は久々に電車での出勤。自宅の最寄り駅は各駅停車しか止まらないんですが、出勤時間の電車内はすし詰め状態です。各駅に止まるたびに人の出入りがあり、ギュウギュウと押し込まれる。非常に密着した状態で今日も立っていたんですが、真横にいる年配のオジさんが明らかに二日酔いなんですよ。息を強く吐いているワケでもないのに、全身から酒の匂いが漂う、漂う…。慣れない密着状態で味わう、一日置いたアルコール臭ほどきついモノはありません。真横にいること十数分。ただただ、苦痛でしかありません。しかも、会社に着いてから乗ったエレベーターにもかなりのアルコール臭が…。ここは誰が「犯人」か分かりませんが、3階までの短い時間(2階には止まりましたが…)でこれだけのパワーを発するとは、相当なものです。

 自分で言うのも何ですが、ワタクシ、周りに匂いを発するタイプの二日酔いはほとんどないんですよね。まぁ、最近は頭痛が残ることが激増しましたし、目が赤かったりすることもありますが…。ただですよ、先ほども書いたように、周りに迷惑をかけるような二日酔いは少ない方かな、と。二日酔いにも色々なタイプもいるものですが、友人たちも互いに年を重ねていくと、その姿や匂いで「昨日飲んだ?」と聞くことが多くなっていることも確か。まぁ、体力が弱っている分、それに比例するように酒量を控えていけばいいんですが、なぜか反比例で酒量が増えていっているようで…。

 ということで、久々のお酒絡みのネタ(自分自身の話ではありませんが…)はこれぐらいにして、そろそろ本題へ。まずは明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日は3場ともメインが3歳オープン競走。特に注目しているのが中山のフラワーCです。非常に高いポテンシャルを感じている橋口厩舎のエールヴォア(牝、父ヴィクトワールピサ)が出走します。驚いたのが今週の追い切りで、楽々という感じだったのに、時計は何と51秒8。跳びが非常に大きいんでしょうね。「こんなに出す予定ではなかったけど…」と橋口調教師は苦笑いしながらも、「間隔を空けて、すごく成長しましたね」と満足そうな表情。注目はこの後、どの路線に進むかですが、今週も改めて「賞金加算なら桜花賞へ」とのこと。出走となれば要注目の一頭ですが、まずはここでの2着以内が絶対条件になります。

 ここには友道厩舎からランブリングアレー(牝、父ディープインパクト)も参戦します。休養前は体も幼く、まだ頼りない面が目立ちましたが、友道調教師は「馬体が増えているけど、いい傾向だと思う。今週も動けていたし、1勝馬でも期待している」と口にします。とはいえ、今回は初の長距離輸送を経験しますし、「うまくクリアしてくれればだね」と冷静に分析していました。

 友道厩舎といえば、阪神メーンの若駒Sにもワールドプレミア(牡、父ディープインパクト)がスタンバイしています。こちらは前走のつばき賞を勝っての参戦となります。「今週の動きはよかったね。勝負どころでまだ気を抜くような面はあるけど、そこうまくクリアしてくれれば」と友道調教師は話します。春の最大目標をダービーに置いているだけに、2着で権利奪取よりは、勝って賞金加算が一番。中内田厩舎のヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)など骨っぽいメンバーですが、いい結果を期待したいものです。

 ということで、今週末に若葉Sの2つ、スプリングSの3つで計5つの優先出走枠が埋まる皐月賞戦線。本日は現時点での賞金ボーダーを見てみたいと思います。

優先=報知杯弥生賞〈1〉

メイショウテンゲン(牡、父ディープインパクト)=栗東・池添兼

優先=報知杯弥生賞〈2〉

シュヴァルツリーゼ(牡、父ハーツクライ)=美浦・堀

優先=報知杯弥生賞〈3〉

ブレイキングドーン(牡、父ヴィクトワールピサ)=栗東・中竹

〈4〉アドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)=栗東・友道、7350万

〈5〉サートゥルナーリア(牡、父ロードカナロア)=栗東・角居、4700万

〈6〉ファンタジスト(牡、父ロードカナロア)=栗東・梅田、3850万

〈7〉ニシノデイジー(牡、父ハービンジャー)=美浦・高木、3600万

〈8〉ダノンキングリー(牡、父ディープインパクト)=2800万、美浦・萩原

〈9〉アドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ)=栗東・須貝、2300万

〈9〉ラストドラフト(牡、父ノヴェリスト)=美浦・戸田、2300万

〈11〉サトノルークス(牡、父ディープインパクト)=栗東・池江、2100万

〈12〉クラージュゲリエ(牡、父キングカメハメハ)=栗東・池江、2050万

〈13〉ケイデンスコール(牡、父ロードカナロア)=栗東・安田隆、1950万

〈14〉クリノガウディー(牡、父スクリーンヒーロー)=栗東・藤沢則、1800万

〈15〉マイネルフラップ(牡、父ヴィクトワールピサ)=栗東・梅田、1650万

〈16〉ヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)=栗東・中内田、1600万

〈17〉ディキシーナイト(牡、父ダイワメジャー)=美浦。国枝、1600万

〈18〉ミッキーブラック(牡、父ブラックタイド)=栗東・音無、1200万

〈19〉タガノディアマンテ(牡、父オルフェーヴル)=栗東・鮫島、1150万

〈20〉アガラス(牡、父ブラックタイド)=美浦・古賀慎、1050万

 ということで、ここまでが賞金900万円を超えている馬たち。ただ、牝馬の場合と違って、スプリングSに出走するファンタジストやディキシーナイトなど皐月賞路線一本なのかな、と思っちゃったりする馬も多い。まだ、ボーダーがここだとは決められないですね。ただ、今週の2レースの結果で大まかなアウトラインは見えてくると思います。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中山5R・11トランスナショナル(前走は前が開かずに、全く追えなかった。不完全燃焼の競馬。マイル適性は高く、未勝利なら能力は断然上位)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神2R・1マサノバルサー(大勢が決した後とはいえ、前走の伸び脚が秀逸。最内枠は少し気になるが、脚は持っている)

中京11R・9ダノンジャスティス(一度、力のいる馬場状態で見てみたかった。「ダノン」軍団の勢いに乗る)

中京12R・ジュエアトゥー(今週の坂路で抜群の動き。発馬五分で流れに乗れば、十分に踏ん張れる)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル

WindowsPCでInternet Explorer(IE)をご使用中のユーザー様へのお知らせ

お客様が安心して馬トクをご利用頂くため、セキュリティー強化の観点により2019年10月31日でInternet Explorer(IE)での動作サポートを終了致します。
今後は、Google Chrome、Microsoft Edgeでの使用をお願い致します。