またひとつ新星が(美浦)

 こんにちは、坂本です。日曜の中山競馬場は、好天に恵まれた証拠に花粉が舞い飛んでいました。それにもまして季節外れな“熱さ”を感じることもあったんです。

 メインの皐月賞トライアルのスプリングSは、10番人気のエメラルファイト(牡、父クロフネ)が伏兵の一発で快勝。検量室前に引き上げてくる石川ジョッキーは、馬上で興奮のあまり絶叫していまして、師匠の相沢厩舎で快勝の喜びが伝わってきました。このまま在厩で本番の皐月賞へ向かうようで、課題の距離さえ克服できれば、“新星”として面白い存在になりそうです。

 2着のファンタジスト(牡、父ロードカナロア)も皐月賞へ向かう予定で、3着のディキシーナイト(牡、父ダイワメジャー)も出走へ前向きな様子です。報知杯弥生賞で2着に好走した堀厩舎のシュヴァルツリーゼ(牡、父ハーツクライ)も、皐月賞に向かうことが決まり、賞金ボーダーも含めて激戦になりそうです。

 また堀厩舎の3歳勢では、1月20日の新馬戦(中京・芝2000M)で快勝したクールウォーター(牝、父ディープインパクト、母クロウキャニオン)が、大寒桜賞(3月24日、中京・芝2200M)に向かいます。きょうだいがコンスタントに走る良血馬で、果たして牝馬クラシック戦線に乗るのか注目したいところです。昨年のアイビーS7着以来となるカウディーリョ(牡、父キングカメハメハ、母ディアデラノビア)は、山吹賞(3月30日、中山・芝2200M)へ。こちらもPOG的に注目の良血馬ですね。

 そして牝馬戦線と言えば、土曜日のフラワーCでレースレコードの強さで逃げ切ったコントラチェック(牝、父ディープインパクト)ですね。いよいよ素質が開花してきた印象で、間隔がないため桜花賞はパスするようで、オークスかNHKマイルCに向かうのか、どちらにせよ楽しみが膨らみます。

 それではまた。

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