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【コーフィールドC・ステップレース分析】海外競馬通・成田幸穂がターンブルS・G1を分析

2018年10月18日16時45分  スポーツ報知

 G1コーフィールドC(芝2400メートル)が10月20日にオーストラリアのコーフィールド競馬場で行われる。

 豪州伝統のハンデG1であるコーフィールドCへ向けたステップレースとして、小欄では10月6日のG1ターンブルS(豪フレミントン競馬場・芝2000メートル)を取り上げたい。過去10年を振り返ると、2009年のヴュードや2010年のデスカラド、2011年のサザンスピード、2013年のフォークナー、2016年のジャメカと、ターンブルS組からコーフィールドC優勝馬が5頭も出ている。

 10頭立てとなった今年は、女王ウィンクス(牝7歳、豪・ウォーラー厩舎)が断然人気に応えて優勝。レースの上がり3ハロンが33秒67というスローペースの瞬発力勝負ながら、後方2番手から鮮やかな追い込みを決めた。勝ちタイムは2分1秒60。なお、連勝を28に伸ばし、G1・21勝目を挙げたウィンクスは、来週10月27日の豪G1コックスプレートに参戦予定。史上初の4連覇がかかっているだけに、こちらもチェックしておきたい。

 コーフィールドCに出走を予定している組では、ウィンクスと同じウォーラー厩舎で、G1クイーンズランドオークスの覇者ヤングスター(牝4歳)が1馬身差の2着。勝ち馬の強烈な決め手には屈したが、4番手からしぶとく末脚を伸ばして地力の高さを示した。重賞未勝利ながらG1レースで好走を続けているキングズウィルドリーム(セン4歳、豪・ウィアー厩舎)が3着。1番ゲートを生かして終始インコースの4、5番手に張り付き、最後の直線でも内を突いて進出した。

 そのほかでは、ベンチュラストーム(セン5歳、豪・D&Bヘイズ&デイバーニッグ厩舎)が中団6番手追走から内の空いたスペースをうまくさばいて4着。昨年のオーストラリアンダービー馬ジョンスノー(牡5歳、新・ベイカー&フォースマン厩舎)は3番手から伸びかけたが、ひと押しが利かず7着。G1コーフィールドギニーの優勝馬マイティーボス(牡4歳、豪・プライス厩舎)は後方のまま見せ場なく9着に敗れた。

 ウィンクスの強さが際立つ一戦となったが、同馬に食い下がる走りを見せたことで評価を上げたのが、ヤングスターとキングズウィルドリーム。ヤングスターは能力分析で取り上げるとして、ここではキングズウィルドリームについて記しておきたい。

 キングズウィルドリームは、イギリスで初勝利を挙げたのちに豪州へ移籍。今年1月の初戦に勝利すると、5馬身差で制した3月の準重賞モーニントンC(芝2400メートル)まで6連勝。その後は8月のG2ローレンスSでエプソムHなどG1・5勝のハートネル(2着)といった強敵を相手に4着に入り、続く9月のG1メムジーS3着、同月のG1マカイビーディーヴァS2着とトップグループに入っても通用するところを示している。

 ゲートの出が今ひとつで、勝ち味に遅い面もあるが、終いの末脚は常に堅実。馬群を割って伸びる勝負根性を持ち合わせている点も魅力だ。また、今回のコーフィールドCでは陣営が熱望していた内寄りの6番ゲートを引いた。キングズウィルドリームにとって良い流れが来ているのは確かで、本番では要注意の一頭となる。

 ◆成田幸穂(なりた・さちほ) 1984年8月8日、東京生まれ。(株)サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、南関東版・競馬ブックと研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。凱旋門賞は◎〇△で3連単をズバリ的中。

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