【コーフィールドC】地元オーストラリアの“生え抜き”馬を狙う…海外競馬通・成田幸穂の予想

スポーツ報知

 コーフィールドCは、地元オーストラリアの“生え抜き”が狙い目。今年のメンバーでは、ヤングスターとエースハイを推したい。ヤングスターは前走のG1ターンブルSで、あのウィンクスを相手に善戦。ハンデ51・5キロも有利に働きそう。エースハイは2000メートルを超えるレースでの安定感が光る。

 本格化を感じさせるイギリスのベストソリューションも怖い一頭。トップハンデ馬だが、過去10年で2014年に優勝したアドマイヤラクティを含めて3勝を挙げており、必ずしも足かせとはならないはずだ。ターンブルSの3着馬で斤量53キロとハンデも恵まれたキングズウィルドリーム、アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が手掛けるザクリフスオブモハーも押さえておきたい。

 日本の2頭にもチャンスはある。チェスナットコートは春の天皇賞(5着)が見せ場十分だったし、父ハーツクライは前記アドマイヤラクティと同じ。ソールインパクトは大外ゲートを引いてしまったが、実は過去10年で1勝、3着3回と好走例もある。53キロの軽ハンデを生かして、思い切ったレースをしてほしい。

◎ヤングスター

○エースハイ

▲ベストソリューション

△キングズウィルドリーム

△ザクリフスオブモハー

△チェスナットコート

△ソールインパクト

 ◆成田幸穂(なりた・さちほ) 1984年8月8日、東京生まれ。(株)サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、南関東版・競馬ブックと研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。凱旋門賞は◎〇△で3連単をズバリ的中。

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