【香港スプリント】ファインニードルは直線失速で8着 川田「ゲートで待たされて気持ちを失って…」

スポーツ報知
香港スプリントを制したミスタースタニング(左から2頭目)(カメラ・高橋 由二)

◆香港国際競走 香港スプリント・G1(9日、シャティン競馬場、芝1200メートル、良)

 12頭によって争われ、地元・香港で昨年の王者ミスタースタニング(カリス・ティータン騎手)が好位から抜け出し、3/4馬身差で連覇を飾った。同レースを連覇したのはロードカナロア(2012、13年)以来になる。

 2着はディービーピン(サミエル・クリッパートン騎手)。3着にビートザクロック(ライアン・ムーア騎手)が入り、1~3着まで地元の香港馬が独占した。日本から唯一参戦したファインニードル(川田将雅騎手)は直線で手応えがなくなり、8着に敗れた。

 川田将雅騎手(ファインニードル=8着)「馬の状態はスプリンターズSの時より素晴らしく良かったです。自信を持ってゲートに入りましたが、(ピンウースパークがゲート入りをごねて除外される間、ゲートの中で)待たされて馬が気持ちを失ってしまい、そのぶんルーズにスタートしてスピードに乗れませんでした。ファインニードルは悪くありません。運がついていなかったです」

 高橋義忠調教師「春と比べて全体的に理想的な状態でした。いいスイッチを持っているので、ジョッキーがまたがった瞬間に目が変わりました。ゲートで待たされ、戦闘モードから息が抜けてしまったので、これが一番の敗因だと思います。また来年頑張りたいです」

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