【香港カップ】ディアドラも香港勢の壁に屈する2着 ルメール「前の馬が止まらなかった」
スポーツ報知
◆香港国際競走 香港カップ・G1(9日、シャティン競馬場、芝2000メートル、良)
9頭によって争われ、香港のグロリアスフォーエバー(シルヴェスター・デソウサ騎手)が逃げ切り勝ちを収めた。2着には日本から参戦したディアドラ(クリストフ・ルメール騎手)。3着は香港のタイムワープ(ザカリー・パートン騎手)が続いた。
日本勢は、サングレーザー(ジョアン・モレイラ騎手)が4着。5度目の香港挑戦となったステファノス(ウィリアム・ビュイック騎手)は9着に終わった。
クリストフ・ルメール騎手(ディアドラ=2着)「追い切りからすごくいい動きだったし、彼女の調子はとても良かった。いつもはもう少し後ろからだが、サングレーザーの後ろの5番手で、すごくいいポジションだったと思う。直線でも長くいい脚を使ってくれて頑張ったが、前の馬が止まらなかったね」
橋田調教師「過度にイレ込むこともなく、ゲートも出てくれたし、スムーズに流れに乗れていた。ただ、(前走で競り合っていた香港の先行馬2頭は)同じテツは踏まないでしょう。ペースが落ち着いてしまったぶん、差しきれなかったが、この馬の持ち味は出せた。最後も差を詰めたように、彼女の良さは出た。海外で3着(ドバイ・ターフ)、2着(香港カップ)ときたので、次こそは1着を取りたいと思います」