会いたい人に会いに行ける面白さ

編集局文化社会部 水野佑紀

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刺激的でがむしゃらに過ぎていく日々
ベテラン俳優の言葉に目頭を熱くする
スターの内面を発見し、伝える

仕事を進める上で大切にしていること

 主に映画の舞台あいさつ、ライブ、芸能人の不祥事や冠婚葬祭などを取材する芸能担当をしています。スクリーンを通して見ていたベテランの役者さんにも会い、テレビでよく見る芸能人の謝罪会見を取材することもあります。一秒後には何をしているか分からない仕事に配属されて2年。刺激的でがむしゃらに過ぎていく日々で、大切に胸にしまっておこうと思った言葉があります。

 「新人賞の方たちと気持ちは変わらない。好きな俳優という仕事をこれからも続けていきたい」。これは2018年12月に行われた報知映画賞で主演男優賞を受賞した役所広司さんが表彰式の壇上で言った一言です。役所さんは報知映画賞で最多の4度受賞し、日本を代表する俳優の一人。偉そうに振る舞ってもいいように思えます。が、初心を忘れず、謙虚に好きな仕事を楽しむ姿に、何だかグッとひかれました。目頭が熱くなる感覚があって、式の会場が暗いことに感謝するほどでした。

 入社2年目で少しずつ仕事に慣れてきますが、顔も名前も知らない、あなたの記憶に残るような記事が書きたいという初心を忘れずにいたい。謙虚に「好奇心のしもべ」でいることを大事にしていきたいと思っています。
水野佑紀

仕事の醍醐味

 芸能担当の一番の面白さは、会いたい人に会えることです。2018年1月、平成で一番寒いと言われた大寒波の日のことでした。都内のスタジオで、映画「生きてるだけで、愛。」の撮影中だった女優・趣里さんを取材しました。

 演じるのは、心の病に葛藤する女性。リハーサルからセットを思いっきり壊す熱演ぶりで、カットがかかると「壊しちゃった~」。照れ笑いする趣里さんにつられてスタッフもみんな笑顔になっていました。取材中も優しいお姉さんそのもの。当時入社1年目の私に「若い女の子が来てくれてうれしい」と飛びっきりの笑顔を見せてくれました。

 数か月後、TBS系連続ドラマ「ブラックペアン」でコンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞した趣里さんに再び取材する機会がありました。目を大きく見開いた趣里さんが「お久しぶりです」と声をかけてくれました。取材後も趣里さんオススメのかき氷屋の話で大盛り上がり。「〇〇なら秋の味覚もあると思います」と5分以上熱弁してくださいました。

 現場での太陽のような存在感や身ぶり手ぶりで好きなものを語る姿。スターの内面を垣間見られた時、心の中でガッツポーズしたくなりました。

キャリア

 学芸学部卒
2017年4月:入社
2017年9月:文化社会部映画担当
2019年1月:同部音楽担当

受験生へのメッセージ

 就職活動は長丁場です。ピンと張りつめすぎず、家族や友人など大切な人と時間を過ごしたり、温泉に行ったり、旅行に出かけたり…リフレッシュし、楽しみながら頑張って下さい。

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